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粉洗剤のメリットは?正しい使い方とライフスタイルに合わせた選び方

粉洗剤のメリットは?正しい使い方とライフスタイルに合わせた選び方

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

2020年11月26日

洗濯洗剤は何を使っているだろうか。ひと昔前は、ほとんど粉洗剤だった。今では、使いやすさで液体洗剤を選んでいる方も多いだろう。しかし、粉洗剤には液体洗剤にはない魅力がたくさんある。粉洗剤のメリットをはじめ、使い方や選び方などを紹介しよう。さらに、おすすめの粉洗剤も参考にしてもらいたい。

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1. 粉洗剤の種類やメリット

液体洗剤の方が使い勝手がいいからと、粉末石けんから買い替える方もいるだろう。しかし粉洗剤には液体洗剤にはない優れたメリットがたくさんあり、まだまだ根強い人気をキープしているのだ。

粉洗剤の種類

粉洗剤は、大きく分けて2種類ある。「合成洗剤」と「石けん洗剤」だ。
洗濯用の粉洗剤のほとんどが合成洗剤だ。化学的に合成されるため供給が安定、そのため、値段も安価で特売品として店頭に並ぶ。

石けん粉洗剤は、植物由来の成分で作られた粉洗剤だ。肌が弱い赤ちゃんやアトピー、高齢者の肌着などを洗うのに適している。合成洗剤に比べると値段が高いものが多い。

タテ型の洗濯機には問題なく使えるが、ドラム式洗濯機については洗剤投入口が詰まる危険性があるので、推奨していない機種もある。

粉洗剤のメリット

粉洗剤のメリットとしてまず挙げられるのは、なんといっても価格の安さである。一般的な液体洗剤に比べてグラム当たりの価格が安いだけでなく、1度の洗濯に使用する洗剤の量も少なく済むことが多い。洗濯物の多い家庭では1日に何度も使用するアイテムなので、長期的に見ればかなりの節約となる。

では、肝心の洗浄力はどうだろうか。市販の洗剤14種を用いて行われたある実験では、粉洗剤のほうが液体洗剤に比べて10%程度洗浄力が高いという結果が出ている。(※1)
洗剤に配合された漂白剤の作用や液性、実験条件などの複合的な要因が影響していると考えられるが、この実験結果の一因として酵素の働きが挙げられるだろう。酵素には汚れを落とし、汚れの再付着を防ぐ作用があり、液体洗剤の中では分解しやすくなってしまうが、粉末洗剤の中では活性が維持されるのだ。ただし、この酵素が活躍するには15度以上の水温が必要となる(先述の実験も水温を25度に保った状態で実施されている)ため、夏場であれば粉末洗剤の洗浄力が十分に発揮されるといえるだろう。(※2)

2. 粉洗剤の正しい使い方

粉洗剤を効率的に使うためには、いくつかの注意点やコツがある。

洗濯機への投入方法

洗濯機に粉洗剤を投入する際には、洗剤専用の投入口に入れることが大切だ。無造作に洗濯機の洗濯物の上に粉洗剤を振りかけてしまうと、粉洗剤を衣類が吸収して繊維を傷めてしまう可能性がある。

また、洗濯機の粉洗剤専用投入口は、粉洗剤が溶けやすいように水を少しずつ混ぜ合わせるような仕組みになっている。粉洗剤と液体洗剤の投入口が別になっているタイプの全自動洗濯機を使用している場合には、必ず粉洗剤専用の投入口を使用しよう。

お湯を使用する

粉洗剤のデメリットに「溶けにくい」ということがある。粉洗剤が完全に溶けていない状態では、洗浄力に問題が出てくる。さらに溶けずに残った洗剤によって、肌に触れて刺激を与えてしまう危険性もある。風呂の残り湯などを使用すると、粉洗剤も溶けやすくなるだろう。

3. 粉洗剤の賢い選び方

粉洗剤には、いろいろな種類がある。自分が必要としている機能やライフスタイルに合わせた機能を持つ粉洗剤を選ぼう。

部屋干し用粉洗剤

外で洗濯物が干せず、部屋干ししなければならないときに選びたい粉洗剤だ。消臭力や除菌力が強く、部屋干し特有の嫌なにおいを防いでくれる。

酵素・漂白剤配合の粉洗剤

酵素が配合されている粉洗剤なら、タンパク質・脂質汚れを素早く分解してくれる。また、漂白成分が配合されていることで消臭・防臭効果も期待できる。食べこぼしが多い小さな子どもやワイシャツを毎日替えるサラリーマンにはおすすめだ。

柔軟剤配合の粉洗剤

粉洗剤のなかに、水に溶けにくい柔軟剤が配合されている。そのため、洗剤と同時に投入しても、時間差で柔軟剤が溶けだす仕組みになっている。ふんわりとさせたいけれど、いちいち柔軟剤を入れるのも面倒だという場合におすすめだ。

4. 粉洗剤のおすすめ人気商品3選

粉洗剤にはいろいろな種類があるが、とくに根強い人気を誇る商品や最近話題になっている粉洗剤を紹介しよう。

花王「アタック 高浸透リセットパワー」

除菌・消臭成分が配合されている粉洗剤だ。スポーツをした後の汗のにおいが気になるユニフォームや体操着の洗濯におすすめだ。靴下の嫌なにおい、タオルの黄ばみなどにも効果を発揮する。

除菌力は99%で、部屋干し臭もこの粉洗剤なら気にしなくてもいい。「漂白剤」「柔軟剤」「蛍光剤」が配合されたマルチ粉洗剤といってもいいだろう。

ファーファ「コンパクト粉末 ベビーフローラル」

粉洗剤は水に溶けにくいという性質をもっている。ファーファ「コンパクト粉末 ベビーフローラル」は、マイクロパウダー製法を採用。冷たい水でも溶けやすく、成分が残りにくいのが特徴だ。漂白成分・消臭成分も配合されているので、汗ジミ、においも気にならないだろう。定番のベビーフローラルの香りがやさしく包んでくれる。

P&G「アリエール サイエンスプラス7」

酸素系漂白剤が配合された粉洗剤だ。白いものはより白く、色物にも安心して使うことができる。とくに、ワイシャツの袖口の黒ずみなどに効果を発揮する。漂白だけでなく除菌もできるので、部屋干しをしても嫌なにおいの発生を抑えてくれる。

結論

粉洗剤なんて古くさいと思っている方もいるかもしれない。しかし、粉洗剤は今主流の液体洗剤に比べても遜色ないだけでなく、上手に使えば液体洗剤以上の洗浄力を実感できるだろう。お湯を使って洗濯するなど、粉洗剤ならではのコツをつかんで洗濯しよう。また、選び方では「洗い上がりに何を望むのか」という目的をハッキリさせることが大切だ。洗濯の汚れ具合、干す場所、コスパなどを考えて選ぶようにしよう。
(参考文献)
※1:佐々木麻紀子,瓦吹由貴,藤居眞理子「衣料用洗浄剤の洗浄力と風合いへの影響」
https://www.kasei-gakuin.ac.jp/wp-tkg-u/wp-content/uploads/2019/03/51-4.pdf
※2:坂口博脩「洗剤用酵素の利点と機能」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/senshoshi1960/44/7/44_7_377/_pdf/-char/ja
     

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