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フローリングのコーティングとは?効果や費用にDIYまで徹底解説

フローリングのコーティングとは?効果や費用にDIYまで徹底解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年12月12日

毎日踏みしめられ、日々傷んでいくフローリング。掃除も楽にしたいと考えるなら、コーティングを検討してはいかがだろうか?ワックスとはまた違った効果が得られるコーティングだが、費用対効果のイメージがなかなか湧きにくいものでもある。そこで今回、フローリングのコーティングについて詳しくまとめたので、ぜひ参考にしてほしい。

  

1. フローリングのコーティングの価値は何か?必要性を考えてみよう

かつてのフローリングの汚れや傷をつきにくくするための保護といえば、ワックスが主流だったが、最近はコーティングが注目を集めている。しかし、種類にもよるが20畳程度のフローリングに対してフロアコーティングをすると、数万円から10万円以上の費用がかかってくる。はたしてフロアコーティングは必要なのだろうか?

フロアコーティングの必要性を端的にいうと、資産を長持ちさせ、日々のメンテナンスを楽にするものである。具体的な例を交えて、もう少し掘り下げてみよう。

フローリングを長持ちさせることにつながる

当たり前だが、フローリングは消耗品だ。寿命は一般に10年から20年ほどとされている。フローリングを張り替えるとなると、仮に6畳分としても15万円から20万円未満の費用がかかる場合が5割を占めるという。ちなみに、20万円以上が2割、15万円以下が3割程度とのことだ。資産である持ち家はいうまでもないが、賃貸でも原状復帰の義務があり、それにはフローリングも含まれる。耐久度を増す必要性を感じて投資するのは、賢い選択だといえるだろう。

掃除を楽にし、安全性も向上する

フロアコーティングの中には、滑りにくくする効果が期待できるものもある。小さな子どもやお年寄り、またペットなども転倒防止できるにこしたことはないだろう。機能としてはほかにも汚れや変色防止などが期待できる。日々の掃除も楽になること間違いなしだ。

2. フロアコーティングの種類を知って納得のいく選択を!

フロアコーティングには種類が複数あり、それぞれにメリットとデメリットがある。家庭の状況や価値観に合わせて納得のいくコーティングの種類を選ぶために、各コーティングについて詳しく紹介していこう。

シリコンフロアコーティング

シリコンによる撥水性と滑りにくさが期待できるコーティングだ。子どもやお年寄りの転倒防止、ペットの脱臼などを防止する効果が期待できる。また、汚れが取れやすい性質から、キッチンへの採用も多い。総じてコストパフォーマンスがよい優秀なコーティングだ。

ガラスコーティング

ガラスからイメージされる通り、硬度が高く傷への耐性が高いコーティングだ。また、ガラスは耐水性に優れ化学反応を起こしにくいので、変色やシミの沈着防止にも効果的である。

UVフロアコーティング

摩擦による傷に強いとされ、耐水性もあるのでキッチンなどへ採用することもできるコーティングだ。耐用年数が15年から30年程度と長い一方で、施工後の乾燥が必要ないので予定が組みやすいのも特徴的である。

ウレタンフロアコーティング

上記3種類のフロアコーティングと比べると、安価になりやすいコーティングである。コーティングとしての歴史が長い一方で、耐用年数が3~10年と比較的短く、表面の硬度も低い。

3. DIYにするか業者に頼むか、費用対効果を知ろう!

フロアコーティングをするにあたり、一番気になるのは価格だろう。もちろん、どのコーティングにするかで施行費用は違うが、業者に頼まずにDIYでフローリングにコーティングすることも実は可能だ。それぞれの費用感とメリット、デメリットについて見ていこう。

DIYでフローリングにコーティングする場合

必要なものとしては、フロアコーティング剤のほかに、養生テープやコーティング専用モップ、各掃除道具などがある。ワックスがかけられている場合は剥がさなければいけないので、ワックス剥離剤や中性洗剤なども必要だ。

コーティング剤は10畳から15畳用で、1万5千円から2万円程度が目安である。

手順としては、徹底的なフローリングの掃き掃除と拭き掃除に始まり、フローリングの補修、コーティング剤から守る部分の養生と塗布、最後は乾燥で終わる。歩けるようになるまで4時間前後放置しなければならないなど、それなりにハードルは高いといえるだろう。

業者に委託する場合

業者に依頼すれば、手間も仕上がりも満足いくものになるが、当然費用は高くなる。おおよその目安としては、20畳のフローリングに対して、シリコンコーフロアティングで10万円、ガラスコーティングで14万円、UVフロアコーティングで15万円、ウレタンフロアコーティングで6万円程度だ。当然、自宅の状況や業者によって価格は大きく変わるので、相見積もりを取るのがよいだろう。

結論

フローリングのコーティングをすることで得られる価値や具体的なコーティングの種類、そして費用感についてご紹介してきた。単なるワックスでは得られない効果があるのは明白なので、あとは欲しい機能と価格の折り合いがつくかを考えなければいけないだろう。今回の情報を一つの検討材料としてぜひ役立ててほしい。
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  • 公開日:

    2020年12月10日

  • 更新日:

    2021年12月12日

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