1. 柔軟剤は入れる量が大切

洗濯に使用する柔軟剤は正確に量ってから投入する必要がある。適量を使うべき理由について紹介するので、あらかじめ確認しておこう。
適量を守ろう
柔軟剤は適量を守ることで効果が実感できる。少ないと香りや柔軟の効果が薄れてしまい、多いと必要以上に香りが強くなったり吸水性が落ちたりすることもある。水や洗濯物の量で適量は変わるので適当に入れてはいけない。
大量に入れると衣服に香料の化学物質が残りやすくなるため、アレルギーを引き起こす可能性もある(※1)。強い香りで家族や周囲の方に迷惑をかける可能性もあるので、使いすぎには注意してほしい。
大量に入れると衣服に香料の化学物質が残りやすくなるため、アレルギーを引き起こす可能性もある(※1)。強い香りで家族や周囲の方に迷惑をかける可能性もあるので、使いすぎには注意してほしい。
少しだけなら調節できる?
香りの好みや感じ方は人によって異なる。量を調整できるタイプの商品もあるので、説明を確認してみよう。香りの強弱を調整したり、消臭タイプの柔軟剤を少し多く投入して効果を高めたり、といった使い方ができる。
ただし、調節ができる量は少しなので、多すぎや少なすぎにならないように十分注意してほしい。香りは慣れると自分では感じにくくなるため、使用する量は増えやすくなる。適量を目安にしながら少しずつ調整しよう。
ただし、調節ができる量は少しなので、多すぎや少なすぎにならないように十分注意してほしい。香りは慣れると自分では感じにくくなるため、使用する量は増えやすくなる。適量を目安にしながら少しずつ調整しよう。
香りの強さは柔軟剤で違う
柔軟剤の適量を守っていても、香りを強く感じたり弱く感じたりすることがある。香りの強さは柔軟剤によって違うので、思い切って柔軟剤を変えてみるのもよいだろう。
香りの強さは、メーカーのホームページやパッケージで確認できることが多い。好みや使用するシーンに合わせて、柔軟剤を選ぶのがポイントだ。
香りの強さは、メーカーのホームページやパッケージで確認できることが多い。好みや使用するシーンに合わせて、柔軟剤を選ぶのがポイントだ。
2. 柔軟剤を入れる量の目安や使い方

柔軟剤の適量は商品によって異なるので確認が必要だ。入れる量の目安や正しい使い方など、基本的な知識を解説する。
使用量の目安を確認
柔軟剤の適量はパッケージの裏で確認できる。縦型の洗濯機では水量、水が少ないドラム式では洗濯物の量によって柔軟剤の量が決まるので、間違わないようにしよう。
洗濯機の操作パネルに水量や洗濯物の量が表示されるため、確認してから投入してほしい。キャップにあるメモリを確認して、適量をそそいでから投入しよう。
洗濯機の操作パネルに水量や洗濯物の量が表示されるため、確認してから投入してほしい。キャップにあるメモリを確認して、適量をそそいでから投入しよう。
入れるタイミング
柔軟剤を洗濯物に加えるのは最後のすすぎをするときだ。縦型とドラム式には専用の投入口があるので、スタートする前に入れておけば、すすぐときに自動で投入してくれる。
ただし、二槽式の洗濯機には柔軟剤はないので、すすぎのときに自分で入れよう。洗剤と混ざると柔軟剤の効果がなくなるため、汚れが落ちたのを確認してから投入してほしい。手洗いのときも同様に、洗剤をよく流してから最後のすすぎで使用する。
ただし、二槽式の洗濯機には柔軟剤はないので、すすぎのときに自分で入れよう。洗剤と混ざると柔軟剤の効果がなくなるため、汚れが落ちたのを確認してから投入してほしい。手洗いのときも同様に、洗剤をよく流してから最後のすすぎで使用する。
3. 洗濯物の量を減らすと柔軟剤の香りが引き立つ

洗濯物を減らして柔軟剤の香りを長続きさせる方法を紹介しよう。それでも香らないときに試してほしい3つの対処法と併せて解説するので、ぜひ参考にしてほしい。
洗濯物を減らそう
柔軟剤の香りがあまり感じられないときは、洗濯物の量を減らすのがおすすめだ。洗濯物を詰め込みすぎると、柔軟剤が全体に行き渡らなくなるので注意してほしい。また、洗濯ネットの詰め込みすぎもよくないので、入れる量を調整する必要がある。
洗濯物の量が適切だと柔軟剤がしっかりと行き渡るため、香りが長持ちしやすい。洗濯物の量は洗濯槽の八分目くらいまでを目安にしよう。もし洗濯物の量が多いようなら、洗濯を2回に分けるといった工夫が必要だ。
洗濯物の量が適切だと柔軟剤がしっかりと行き渡るため、香りが長持ちしやすい。洗濯物の量は洗濯槽の八分目くらいまでを目安にしよう。もし洗濯物の量が多いようなら、洗濯を2回に分けるといった工夫が必要だ。
つけ置き洗いをする
洗濯物ににおいが残っていると柔軟剤の香りが消える可能性がある。汗や汚れが染み付いた衣服は、洗剤を使ってつけおき洗いをしよう。しっかりとにおいが落ちたあとに使うことで柔軟剤の香りが引き立つ。
洗濯桶に5Lくらいのぬるま湯を入れて1回分の洗剤を混ぜたら、衣服を浸して30分~2時間ほど待つ。あとは洗濯液ごと洗濯機に入れ、洗剤と柔軟剤を使って洗濯するだけだ。ただし、色が濃い衣類をつけ置きすると色落ちする可能性があるので、目立たない場所で確認しておこう。
洗濯桶に5Lくらいのぬるま湯を入れて1回分の洗剤を混ぜたら、衣服を浸して30分~2時間ほど待つ。あとは洗濯液ごと洗濯機に入れ、洗剤と柔軟剤を使って洗濯するだけだ。ただし、色が濃い衣類をつけ置きすると色落ちする可能性があるので、目立たない場所で確認しておこう。
すすぎは2回以上
すすぎの回数が足りていないと水に洗剤の成分が残ることがある。洗剤が残ったまま柔軟剤を入れて混ざってしまうと、効果が薄くなるので注意が必要だ。
すすぎが1回でよい洗剤も存在するが、柔軟剤を使うときはすすぎを2回以上に設定してほしい。水がキレイになったタイミングで適量の柔軟剤を投入しよう。
すすぎが1回でよい洗剤も存在するが、柔軟剤を使うときはすすぎを2回以上に設定してほしい。水がキレイになったタイミングで適量の柔軟剤を投入しよう。
乾燥機を使わない
乾燥機を使うと柔軟剤の香りが薄くなる可能性がある。しっかりとした香りを楽しみたいなら、乾燥時間を短く設定するか、使わずに干して乾燥させよう。
また、乾燥機を使用しながら香りを楽しみたいなら、柔軟剤シートがおすすめだ。液体タイプと違って乾燥機で使用するため香りがなくなる心配がない。ただし、乾燥時間が短いと効果が薄くなるので、30分以上の運転を目安にしよう。
また、乾燥機を使用しながら香りを楽しみたいなら、柔軟剤シートがおすすめだ。液体タイプと違って乾燥機で使用するため香りがなくなる心配がない。ただし、乾燥時間が短いと効果が薄くなるので、30分以上の運転を目安にしよう。
結論
柔軟剤は適量を守らないと正しい効果が発揮できない。量が適当だとトラブルに発展する可能性があるので、必ず量ってから投入する。パッケージの説明をチェックして、水量や洗濯物の量から投入する柔軟剤の量を確認しよう。また、柔軟剤の香りを引き立てるには、洗濯物の量を増やしすぎないことが重要だ。香りが薄いと感じる場合は、つけ置き洗いをしたり乾燥機の使用を避けたりといった対処法を試してほしい。
(参考文献)
※1出典:葛飾区役所「柔軟剤などのにおい製品によるアレルギーにご注意ください」
http://www.city.katsushika.lg.jp/kurashi/1000059/1003400/1021087.html
※1出典:葛飾区役所「柔軟剤などのにおい製品によるアレルギーにご注意ください」
http://www.city.katsushika.lg.jp/kurashi/1000059/1003400/1021087.html