1. 柔軟剤の種類にはどんなものがある?
柔軟剤を選ぶとき、重視するのは「香り」ではないだろうか。柔軟剤には大きく分けて「香るタイプ」「消臭タイプ」「無香タイプ」の3種類がある。
香るタイプ
柔軟剤の種類を選ぶとき、自分好みの香りに出会えると気持ちも晴れやかになれる。柔軟剤の働きは、もともと衣類を柔らかくして肌触りをよくするものだった。しかし、海外製品である「ダウニー」が日本に上陸して、一大旋風を巻き起こしたあたりから、柔軟剤の主な役割が「香り」にシフトして今に至っている。
香りは、人それぞれに微妙な好みがあり、一概に「これがいい」とはいえない。しかしあまり強い香りは、まわりの人を不快にさせるため、柔軟剤の種類も香りを抑えたものに変化しつつある。
香りは、人それぞれに微妙な好みがあり、一概に「これがいい」とはいえない。しかしあまり強い香りは、まわりの人を不快にさせるため、柔軟剤の種類も香りを抑えたものに変化しつつある。
消臭タイプ
嫌なにおいを香りでごまかすというのは、かえって不愉快なにおいを発してしまって残念な結果になることもある。そこで開発されたのが消臭タイプの柔軟剤だ。
柔軟剤の種類の中で消臭機能があるのは、雑菌を増やさないように殺菌効果を強化したものだ。部屋干しすることが多い、スポーツで汗をかくことが多い、加齢臭が気になるといった方におすすめだ。
柔軟剤の種類の中で消臭機能があるのは、雑菌を増やさないように殺菌効果を強化したものだ。部屋干しすることが多い、スポーツで汗をかくことが多い、加齢臭が気になるといった方におすすめだ。
無香タイプ
柔軟剤の香りが苦手だという方もいる。柔軟剤の種類によっては、強い香りに敏感に反応して頭痛や吐き気などを感じる方もいる。また、お気に入りの香水を使っている方は、柔軟剤の香りと混じってしまい、せっかくの香水の魅力を台無しにしてしまうこともある。
少し前までは、無香タイプの柔軟剤は種類も限られていて、あまり流通していなかった。しかし、ニーズにこたえるかたちで花王や無印良品から無香タイプの柔軟剤が発売されている。
少し前までは、無香タイプの柔軟剤は種類も限られていて、あまり流通していなかった。しかし、ニーズにこたえるかたちで花王や無印良品から無香タイプの柔軟剤が発売されている。
2. 柔軟剤の種類の選び方
柔軟剤には、いろいろな機能や付加価値を持つ商品がある。目的に合わせて柔軟剤の種類を選ぶようにしよう。
香りで選ぶ
香りで選ぶ場合は、一度使ってみないと自分の好きな香りかどうかがわからない。できれば試供品などをもらってから購入したいものだ。
柔軟剤の香りの種類では「フローラル系」「シトラス系」などに分かれている。フローラル系は華やかな香りから女性に、シトラス系は清涼感のある香りから男性に合うとされている。
柔軟剤の香りの種類では「フローラル系」「シトラス系」などに分かれている。フローラル系は華やかな香りから女性に、シトラス系は清涼感のある香りから男性に合うとされている。
部屋干しが多い場合には消臭タイプを
消臭タイプの柔軟剤は、抗菌作用や滅菌作用を持つ種類だ。外で洗濯物を干すと太陽の紫外線などで雑菌も死滅しやすい。しかし、部屋干しでは乾くまでに時間がかかるうえ、紫外線の滅菌作用も期待できない。部屋干しが多いという方は、消臭タイプの柔軟剤を選ぼう。
赤ちゃんやペットがいる場合には無香を
柔軟剤の種類によっては、香りに合成成分が含まれているため、肌が敏感な赤ちゃんはカブレてしまうこともある。さらにペットを飼っている場合、動物は人間の嗅覚よりも優れているので、香りの強い柔軟剤を使うとストレスになって健康を害してしまう危険性もある。
コスパのよい柔軟剤を
1回あたりの柔軟剤の値段は安いほうがいい。しかし、柔軟剤の種類によっては1回の値段は高くても、ずっと香りが長持ちする柔軟剤もある。例えば下着などは毎日替えるが、シーツなどのファブリックは1週間に1度の洗濯という場合も多い。そのような場合には、1回の単価は高くても、香りが長く続けばコスパとしては決して高くない。お気に入りの柔軟剤を見つけたら、できるだけ容量の多いものを購入したほうがコスパは断然いいことになる。
3. 種類別のおすすめ柔軟剤は?人気商品3選
目的に合わせた柔軟剤の種類を選ぶことが大切だ。「香り」「消臭」「無香」の特徴を持つ柔軟剤のおすすめを紹介しよう。
P&G「レノア オードリュクス パルファムシリーズ イノセント」
香りを重視する方におすすめだ。高級ホテルのような香りを身にまとって1日を過ごせる。さらに、新配合の「衣類の美容液」がシワやダメージから衣類を守ってくれる。柔軟剤としてはやや高めだが、香りが1週間ほど続く。コスパを考えるとそれほど高価というわけではなさそうだ。
LION「ソフランプレミアム消臭」
極小の消臭成分が、衣類の繊維の奥の奥まで入り込みコーティング。日本で唯一の消臭処方で、おいを生まない衣類に変身させる。1日中消臭パワーが続き、汗、体臭、加齢臭も気にならない。部屋干し抗菌効果で部屋干し臭にも対応している。
アドグッド「ファブラッシュ柔軟剤」
商品のキャッチフレーズにあるように「香りから解放」される無香の柔軟剤だ。消臭効果は高配合された銀イオン作用にある。無香柔軟剤の種類の中でも洗い上がりがふわふわで、柔軟剤特有の甘いにおいはしない。また繊維をコーティングして、シワを防いでくれる。においに敏感な方におすすめだ。
結論
柔軟剤の種類を選ぶときは「香り」「消臭」「無香」とそれぞれ、好みや目的に合わせて選ぶと失敗が少ない。香りだけでなく、仕上がりやコスパなども比較しながら選ぶといいだろう。柔軟剤はどんどん進化している。自分が求める香りや機能を選んで、快適な毎日を送ろう。