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不要になった洗剤の正しい捨て方とは?処分時の注意点を解説

不要になった洗剤の正しい捨て方とは?処分時の注意点を解説

投稿者:ライター 藤田幸恵 (ふじたゆきえ)

鉛筆アイコン 2022年1月 6日

購入したもののニオイが苦手な洗剤や、引越しなどで処分しなければならない洗剤は、どのような捨て方をしたらよいのだろうか?トイレや排水溝に流してもよいのか気になる方もいるかもしれない。そこで、洗剤の正しい捨て方や捨てるときの注意点を解説する。

  

1. 洗剤の捨て方はトイレでも大丈夫なの?

不要になった洗剤の捨て方を考えるとき、「トイレに流そう」とする方が多い。だが、洗剤をトイレに流しても問題ないのだろうか?トイレや排水溝に洗剤を流す捨て方について、問題がないかどうか解説する。

少量であればトイレに流してOK

結論から言うと、少量であれば洗剤をトイレに流しても問題ない。トイレ以外の洗面所やキッチンの排水溝に洗剤を流すという捨て方も可能だ。

トイレや排水溝に流すときの注意点

トイレや排水溝に洗剤を捨てるときは、水で薄めながら流そう。塩素系の洗剤や漂白剤は、原液のまま流すと配管を傷める可能性があるので注意が必要だ。流すときに洗剤が皮膚に触れたり目に入ったりしないように気をつけよう。

2. 不要になった洗剤の正しい捨て方

トイレや排水溝に、少量なら洗剤を流しても問題がない。だが、大量の洗剤を捨てる場合は、どのようにしたらよいのだろうか?洗剤の正しい捨て方を紹介する。

洗剤は基本的に可燃ゴミ

洗剤は基本的に可燃ゴミになる。粉末洗剤や固形洗剤ならそのままゴミ袋に入れる捨て方で問題ない。分別方法は自治体によって異なるが、プラスチックが可燃ゴミで出せる場合は容器に入れたまま捨てられる。プラスチックが不燃ゴミなら、中身の洗剤だけ可燃ゴミとして分別しよう。

液体洗剤の捨て方

液体洗剤の捨て方として正しいのは、不要な新聞や布に洗剤を染み込ませて、可燃ゴミとして捨てる方法だ。液体がゴミ袋から漏れ出ないように、袋を二重にしてしっかり口を閉じよう。

3. 洗剤の捨て方に関する注意点

排水溝に流したり可燃ゴミに出したりといった洗剤の捨て方を紹介してきたが、捨て方に注意が必要なものもある。捨て方に気をつけたいポイントを解説する。

混ぜてはいけない洗剤がある

洗剤のなかには「混ぜるな危険」と表示がついているものがある。塩素系の洗剤と酸性の洗剤を混ぜると有毒なガスが発生するからだ。処分するときも気をつけなければならない。

1つの袋に1種類の洗剤を入れると安心

複数の洗剤を捨てる場合は、1つの袋に1種類の洗剤を入れよう。袋を分けることで、洗剤が混ざるのを防止できる。

4. 洗剤を処分する以外の活用法

ここまで洗剤のさまざまな捨て方を紹介したが、引越しなどで洗剤を大量に手離す場合もったいないと感じる方も多いだろう。捨て方を検討する前に、ほかに活用できないか考えてみてはどうだろうか。不要な洗剤の活用方法を紹介する。

人に譲る

不要になった洗剤を人に譲る方法を検討してみよう。親しい方や近所の方で洗剤を欲しい方がいれば譲る。不要な洗剤が大量にあるなら、地域の掲示板などに情報を出して引き取ってもらったりバザーやフリーマーケットに出したりするのもよいだろう。

掃除に活用する

洗濯用や台所用の洗剤を、ほかの場所の掃除に活用するという方法もある。古くなって洗濯に使いたくない洗剤も、車の掃除や床の拭き掃除になら使いやすい。トイレ掃除に使ってもよいだろう。捨て方に悩むときは、ぜひ掃除に活用して使い切ってしまおう。

結論

洗剤の捨て方について解説してきた。どのような洗剤も基本的には可燃ゴミとして処理できる。粉末や固形洗剤の場合は、そのまま可燃ゴミ用の袋に入れて収集に出そう。液体洗剤は古新聞や不要な布に染み込ませて、ビニール袋に入れて漏れないようにしっかり封をしてから捨てる。古くなった洗剤は掃除に活用して使い切ることもできる。環境のためにもなるべく使い切って捨てよう。
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  • 公開日:

    2020年12月 6日

  • 更新日:

    2022年1月 6日

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