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洗濯物の分け方まとめ!衣類を守る洗濯方法と楽になるアイデアを紹介

洗濯物の分け方まとめ!衣類を守る洗濯方法と楽になるアイデアを紹介

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2021年12月12日

洗濯物をまとめて洗濯したとき、生地が傷んでいたり色移りしたりといった経験はないだろうか。衣類は種類によって洗濯方法が異なるため分け方が重要だ。この記事では、洗濯物の正しい分類方法について紹介する。分けるメリットとデメリット、洗濯を楽にする分け方を併せて紹介するので、毎日の洗濯に役立ててほしい。

  

1. 洗濯物の分け方の前に

まずは洗濯物の分け方についてメリットとデメリットを解説しよう。洗濯の基礎知識としてぜひチェックしてほしい。

分別するメリット

衣類の素材や状況によって適した洗濯方法は異なる。正しい分け方を守る3つのメリットについて、解説しよう。

■色落ちを防ぐ
■汚れ移りを防ぐ
■型崩れや破損を防ぐ

染料が落ちやすい衣類を洗濯すると、ほかの衣類に色が移る可能性がある。また、汚れが酷い衣類から汚れが移ることもあり、キレイな衣類を汚してしまうだろう。チャックやボタン、レースなど装飾がついている衣服が絡まると、型崩れや破損の原因になる。

衣類をキレイに洗い上げたりトラブルを防いだりするために、適切に分類する必要がある。正しい分け方を学ぶことが、衣類を守ることにつながるだろう。

分別するデメリット

洗濯物を正しい分け方で分類すると問題も発生する。デメリットを3つ紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。

■分別に手間がかかる
■洗濯の回数が増える
■電気代と水道代がかかる

洗濯物をいちいち分類するのは面倒だ。汚れた洗濯物を一つ一つ分類するのは手間がかかり、汚れた衣類を必要以上に触ることへの抵抗感もあるだろう。家族が多いご家庭だと分類する衣類は多く、忙しい朝だと時間のロスにつながる。

また、洗濯物を別々にすると洗濯機をまわす回数が増える。電気代や水道代も余計にかかり、洗剤や柔軟剤の使用量も増えてしまう。洗濯の手間や回数のデメリットを軽減するには、分け方に工夫が必要だ。

2. 洗濯物の上手な分け方

洗濯物の分け方にはいろいろな方法がある。6つの分け方をマスターすることで、洗濯でのトラブルを防ぐことが可能だ。

洗濯機用と手洗い用

衣類には洗濯機で洗える衣類と洗えない衣類がある。デリケートな衣類は生地が傷みやすいので、手洗いで洗濯しよう。バケツに水が入った洗濯桶の洗濯表示を確認して、手のマークがあるなら分けて手洗いしてほしい。また、バツ印がついている場合は水洗いができないので、クリーニングに持っていこう。

オシャレ着コースと通常のコース

洗濯機で洗える衣類の中でも、特にデリケートな衣類は分類したほうがよい。洗濯桶のマークに下に線が2本ある場合は、非常に弱い処理をする必要がある。ドライコースや手洗いコースなど優しく洗えるコースを選び、オシャレ着洗い用の中性洗剤で洗濯しよう。

色柄物と白物

濃い色の染料を使用した衣類は、薄い色の衣類と一緒にすると色移りする。新しい衣類はとくに色落ちしやすいので注意しよう。色が濃いものと薄いものを別々に洗濯するのが正しい分け方だ。

汚れ物とほかの衣類

泥汚れが酷い靴下や食べこぼしのシミがついた衣服は、ほかの洗濯物と分類する。ほかの洗濯物に汚れが移らないように、汚れ物だけ別に洗濯しよう。また、掃除に使用した雑巾や床に敷くマットなど、雑菌が繁殖しやすい布類も分けておくと衛生的だ。

細かい装飾がついた衣服

レースや刺繍、ボタンなど装飾がついた衣服は擦れたりや絡まったりすることで、傷んで破損する可能性がある。生地が薄い衣服も型崩れがしやすいので、洗濯方法を分けたほうがよいだろう。

赤ちゃん用と大人用

小さな赤ちゃんやお子さんの肌はデリケートだ。一般的な洗濯洗剤や柔軟剤を使用すると、配合している成分が肌への刺激になってしまう。無添加など赤ちゃんの肌に使用できるアイテムを使うのが、分け方のポイントだ。

3. 洗濯を楽にする賢い分け方

洗濯物をすべて分類すると手間や水道代がかかってしまう。洗濯が楽になる分け方のポイントを4つ紹介ので、ぜひ実践してほしい。

洗濯ネットを使う

洗濯ネットにデリケートな衣類や装飾がついた衣類を入れれば、分けて洗濯する必要がない。摩擦や絡まりを防ぐことで、衣類を守ることができる。また、摩擦を防ぐことで色落ちのリスクも減らせるだろう。子ども用の靴下を入れればバラバラになるのを防げるため、わざわざ探す必要がなくなる。

洗濯カゴを別に用意する

あらかじめ洗濯カゴを分けておけば、あとから分類する手間がなくなる。汚れ物用やデリケートな衣類用、赤ちゃん用など、複数の洗濯カゴを用意しよう。色違いの洗濯カゴを用意したりラベルを貼ったりするのが、わかりやすい分け方のポイントだ。

予洗いやつけ置き洗い

汚れが酷い洗濯物には予洗いやつけ置き洗い、染み抜きが有効だ。汚れをあらかじめ落としておくことで、洗濯機でほかの洗濯物と一緒にまわせるようになる。泥汚れや食べこぼしは予洗いや染み抜きをして、繊維を優しく洗いたいならつけ置き洗いをしよう。雑巾やバスマットはお湯と洗剤でつけ置きすれば雑菌対策になる。

手洗いで色落ちさせる

デニムなど一部の衣類は色落ちを避けられない。新しいうちに色落ちさせておくのが賢い分け方だ。手洗いで優しく洗えば過度に色落ちする心配がなく、何回か繰り返せば洗濯機でまわせるようになる。色落ちするかわからない衣服は、洗剤を塗布した白い布を使って色落ちテストをしてみよう。

結論

洗濯物をキレイに仕上げるには分け方が重要だ。衣服の種類や状態に適した方法で洗えるように、正しい分類のやり方を覚えてほしい。洗濯表示を確認して、正しい洗濯方法をチェックしよう。汚れが酷いものや色柄もの、装飾がついた衣類は分けて洗濯する必要がある。ただし、洗濯ネットを使ったり、予洗いやつけ置き洗いをしたりすれば、洗濯機でまとめて洗うことが可能だ。楽にするコツを実践して洗濯の手間を軽減してほしい。
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  • 公開日:

    2020年12月 9日

  • 更新日:

    2021年12月12日

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