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掃除機のコードはありとなしでどう違う?メリットとデメリットで比較

掃除機のコードはありとなしでどう違う?メリットとデメリットで比較

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2021年12月 3日

掃除機のコードは掃除のときに邪魔になりやすい。コードレスの掃除機なら、広い範囲でも掃除がしやすくコンセントを変える手間がなくなる。この記事ではコード式掃除機と、コードレス掃除機の違いについて紹介しよう。メリットやデメリット、選び方、おすすめの掃除機をまとめたので、ぜひチェックしてほしい。

  

1. 掃除機はコード式とコードレス式のどっちがいいの?

まずはコード式とコードレス式の掃除機についてそれぞれ紹介する。コードのありなしによるメリットとデメリットを、あらかじめ確認しておこう。

コード式のメリット

コード式は充電やバッテリーの交換が不要で、掃除の途中で電源が切れる心配もない。家中の掃除や大掃除のときに活躍するだろう。また、パワーが強い掃除機が多いため、大きめのゴミでも問題なく吸い取れる。ゴミの容量が大きいので捨てる回数や手間も少なくなるだろう。

コード式のデメリット

コードがあると掃除機を移動できる範囲が限られる。掃除をする場所を変えるたびに、コンセントを変える必要があるだろう。コードが家具に引っかかることもあり、機動性が低く小回りがきかないのがデメリットだ。

コードレス式のメリット

コードレス式掃除機のメリットは手軽さだ。コンセントにつなぐ手間が不要で、汚れが気になったときにサッと使用できる。コンセントの位置を気にする必要がないため、いろいろな場所を掃除できるだろう。家具にコードが引っかかることもなく、段差がある場所でも使いやすい。

コードレス式のデメリット

コードレス式掃除機を使うためには充電が必要になる。稼働時間が限られるため、広い室内を掃除すると途中で止まってしまうリスクがあるだろう。また、コード付きと比較すると、吸引力はやや劣る傾向がある。

2. 掃除機のコードありなしの選び方

コード式かコードレス式を選ぶときのポイントは3つだ。使用するシーンや部屋の広さによって適した掃除機は違うので、選び方をチェックしてほしい。

掃除をする広さ

家が広く隅々まで掃除したいならコード式がよいだろう。しかし、掃除をする範囲が狭ければ、コードレス式でも途中で充電が切れるリスクは少ない。また、リビングなど使用する範囲を決めて、コードレス式を使用する方法もおすすめだ。

お子さんがいるご家庭は?

コード式の掃除機だと急な汚れに対応できない。部屋を汚す小さなお子さんやペットがいるご家庭なら、コードレス式が便利だ。食べこぼしのカスがこぼれたり食器が割れたときも、サッと取り出してキレイにできる。

2台を使い分ける

コード式とコードレス式の掃除機を使い分ければ、掃除の手間を減らせる。メインの1台目にコード式、サブの2台目にはコードレス式がおすすめだ。毎日の軽い掃除にはコードレス式を使用して、週末の本格的な掃除にはコード式を活用しよう。

3. コードのありなし以外の掃除機選びのコツ

コードのありなし以外でも注目したいポイントは多い。掃除機を選ぶときのコツについて、詳しく解説しよう。

紙パック式とサイクロン式

コード式とコードレス式の掃除機は、紙パックを装着する紙パック式と、ダストカップにためるサイクロン式の2種類に分かれる。それぞれのメリットとデメリットを比較してから、掃除機を選ぼう。

紙パック式は中のゴミを紙パックごと捨てるので、ホコリが舞い散らない。一方でゴミがたまると吸引力が落ち、紙パックのコストもかかるため注意が必要だ。

サイクロン式は紙パックが必要なく、小まめにゴミを出すことで吸引力も持続しやすい。ただし、ゴミを出すときにホコリが飛び散り、ダストカップやフィルターのお手入れの手間がかかる。

吸引力

掃除機の吸引力は「吸込仕事率」をチェックしよう。Wという単位で表し、数字が高いほど吸引力が高い傾向がある。キャニスター式の場合は紙パック式が500~600W、サイクロン式は200~400Wが目安だ。スティックタイプなら20~100Wくらいが一般的だろう。

また、海外ブランドだとゴミを吸い込める量をパーセンテージで示した「ダストピックアップ率」で計測するケースが多い。高いほど多くのゴミを吸い込める掃除機になるので、そちらもチェックしておこう。

ヘッドの種類

ヘッドの性能によってゴミを集める能力は異なる。種類はモーター駆動で回転する「モーターブラシ」空気で回転する「タービンブラシ」回転しない「床ブラシ」の3つだ。

性能が一番高いのはモーターブラシで、床ブラシは一番低い。タービンブラシはちょうど中間と考えよう。料金は性能の高さと比例するので、バランスを考えて選ぶのがポイントだ。

4. コードのありなし別におすすめ掃除機を紹介

コード式とコードレス式に分けて掃除機を2台ずつ紹介する。おすすめポイントを解説するので、選ぶときの参考にしてほしい。

東芝/「トルネオVC-SG910X」

吸引力が持続するコード式サイクロン掃除機だ。キャニスター式だが本体は2.3kgと軽く、モーター式のヘッドは自走するので操作しやすい。強力な気流によってゴミを圧縮するため、ゴミ捨ても簡単だ。

アイリスオーヤマ/「キャニスティッククリーナー KIC-CSP5」

コード付きタイプの紙パック式スティッククリーナーだ。2wayになっているため、パイプを外してハンディクリーナーとしても使用できる。ホコリ感知センサーによってパワーを切り替えられるので、節電になるだろう。

ダイソン/「DysonMicro1.5kg」

DysonMicro1.5kgはダイソンのコードレス式掃除機の中で一番軽い。8つのサイクロンで空気とホコリを分離することで、コンパクトでも高い吸引力を維持できる。薄型のヘッドは家具の下にも入りやすい。

日立/「パワーブーストサイクロンPV-BFH900」

コードレスタイプでもメインとして使用できるパワーがある。また、複数のブラシを付け替えることで、さまざまな場所を掃除することが可能だ。カーテンから車の中、テーブルの上まで、立体的に掃除できるだろう。

結論

コード式とコードレス式の掃除機には、それぞれメリットとデメリットがある。使用する場所や用途に合わせて適した掃除機を選ぼう。メインのコード式とサブのコードレス式に分けて使い分けるのもおすすめだ。また、コードのあるなし以外なら吸引力やヘッドの種類にも注目しよう。おすすめの掃除機も紹介したので、選ぶときの参考にしてほしい。
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  • 公開日:

    2020年12月 3日

  • 更新日:

    2021年12月 3日

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