1. 掃除機に髪の毛が絡まる原因とは?

まずは掃除機に髪の毛が絡まる原因について詳しく紹介する。対策方法と併せて解説するので、お手入れの手間を軽減するために役立ててほしい。
回転ブラシに絡まる
ヘッドに回転ブラシがついている掃除機は髪の毛が絡まりやすい。かけるときにクルクルと回ることで効率よくゴミを除去できるが、細長い糸や髪の毛を巻き取ってしまうと中に吸い込まれなくなる。
回転ブラシが動かなくなると吸引力が落ちてしまい、放置すると故障の原因にもなるので注意が必要だ。小まめに手入れをするか、回転ブラシがついていないタイプの掃除機を選ぼう。
回転ブラシが動かなくなると吸引力が落ちてしまい、放置すると故障の原因にもなるので注意が必要だ。小まめに手入れをするか、回転ブラシがついていないタイプの掃除機を選ぼう。
ほかの部分に絡まることも?
掃除機のヘッドにはスムーズに動かすためのローラー(車輪)がついている。髪の毛が絡みつくとヘッドが動かしにくくなり、摩耗したり床を傷つけたりするリスクがあるだろう。
回転ヘッドの軸部に絡まることもあるので、こちらも忘れずにチェックしてほしい。ヘッドの隅々まで確認して定期的にお手入れすれば、トラブルや故障を防げる。
回転ヘッドの軸部に絡まることもあるので、こちらも忘れずにチェックしてほしい。ヘッドの隅々まで確認して定期的にお手入れすれば、トラブルや故障を防げる。
長い髪の毛は絡まりやすい
短い髪の毛なら絡まらずにそのま吸い込まれる。ただし、長い髪の毛はクルクルと巻き付いてしまうので、とても絡まりやすい。髪の毛が長い方が多いご家庭はとくに注意が必要だ。
また、手芸用の糸やペットの毛も絡まりやすい。髪の毛が長い家族がいなくても、長毛の犬や猫を飼っている場合は小まめな手入れが必要になる。掃除機の回転ブラシをチェックして、絡まっていたらすぐに取り除こう。
また、手芸用の糸やペットの毛も絡まりやすい。髪の毛が長い家族がいなくても、長毛の犬や猫を飼っている場合は小まめな手入れが必要になる。掃除機の回転ブラシをチェックして、絡まっていたらすぐに取り除こう。
髪の毛を取り除いておく
毛足の長いカーペットには髪の毛が付着しやすいので注意が必要だ。カーペットの上でくつろいだり、寝転がったりすれば、多くの髪の毛が落ちてしまうだろう。
掃除機でも髪の毛は吸い取れるが、手入れの手間を減らしたいなら避けたほうがよい。粘着クリーナーで髪の毛を取り除いてから、残ったホコリやゴミを掃除機で吸い取るのがおすすめだ。
掃除機でも髪の毛は吸い取れるが、手入れの手間を減らしたいなら避けたほうがよい。粘着クリーナーで髪の毛を取り除いてから、残ったホコリやゴミを掃除機で吸い取るのがおすすめだ。
2. 掃除機に絡まった髪の毛の取り方

掃除機に髪の毛が絡まったときの取り方について紹介しよう。適したアイテムで切断すれば、頑固に絡まった髪の毛もキレイに除去できる。
ハサミで切る
掃除機に絡まった髪の毛や糸はハサミを使って切る。ブラシを切断しないように注意しながら、溝に沿って切り込みを入れていこう。あとは手で引っ張れば髪の毛は取り除ける。手芸用リッパーを代わりに使用すれば、ブラシを傷つけるリスクが少ない。
細かい部分にはピンセット
軸部など細かい部分に絡まった髪の毛は、ハサミだけだと取り除くのは困難だ。ピンセットで引っ張って少しずつ取り外していこう。細かいゴミの除去やカットした後に残った髪の除去にも、ピンセットがあれば便利だ。
分解して本格的なお手入れをしよう
絡まった髪の毛が多かったり汚れが酷かったりするときは、回転ブラシを取り外してお手入れをしよう。ブラシカバーの外し方はそれぞれ違うので、説明書やメーカーの公式サイトから確認してほしい。スライド式のレバーがあるタイプやコインでカギを回して外すタイプが一般的だ。
取り外した掃除機のノズルや回転ブラシは、それぞれキレイに掃除しよう。水洗いできるパーツとできないパーツがあるので、あらかじめチェックする。モーターが付属しているタイプの回転ブラシは、基本的に水洗いができないので注意が必要だ。
取り外した掃除機のノズルや回転ブラシは、それぞれキレイに掃除しよう。水洗いできるパーツとできないパーツがあるので、あらかじめチェックする。モーターが付属しているタイプの回転ブラシは、基本的に水洗いができないので注意が必要だ。
3. 髪の毛が絡まない掃除機のおすすめ3選

髪の毛を切るのが面倒なら絡まないタイプの掃除機がおすすめだ。3つの掃除機を紹介するので、選ぶときの参考にしてほしい。
シャークニンジャ「EVOPOWER SYSTEMCS401」
ハンディクリーナーとしても使用できるコードレススティック掃除機だ。ブラシレスパワーフィンによって、ゴミを取り逃す心配がなくスッキリと除去できる。髪の毛やペットの毛が絡まない仕組みになっているため、お手入れも簡単だ。
三菱電機「風神TC-ZXH30P」
キャニスター式サイクロン掃除機で、2箇所に分かれた吸引口でゴミや汚れを強力に吸い取れる。大口径サイクロンによって吸引力が長く続くため、家中をキレイにできるだろう。回転ブラシをサッと引き出すだけで、絡んだ髪の毛を除去できるのが特徴だ。
Panasonic「パワーコードレス/MC-SBU840K・MC-SBU640K」
高いパワーが特徴のコードレススティック掃除機だ。円すい形をしたダブルブラシが髪の毛を除去する仕組みで、99%以上の絡まりにくさを実現している。ゴミに反応するクリーンセンサーを搭載しているため、汚れを取り逃がす心配がない。
結論
掃除機の回転ブラシやローラーには髪の毛が絡まる。そのまま放置すると吸い込みが悪くなったり、故障したりする可能性があるので、定期的に取り除こう。取り方はハサミや手芸用リッパーで髪の毛をカットしてから引き抜くだけだ。汚れや髪の毛が取れない場合は、回転ブラシを取り外してお手入れしよう。また、髪の毛が絡みにくいヘッドを採用した掃除機もある。お手入れの手間を軽減したい方はぜひチェックしてほしい。