洗濯する前に今日の天気をチェック！洗濯指数がわかるアプリを使おう

天気予報などでよく見聞きする「洗濯指数」とは、外干しした際の洗濯物の乾きやすさを、天気や気温などをもとに指数化したものを指す。つまり洗濯指数によって外に干した洗濯物がきちんと乾くかわかり、洗濯すべきかどうかの参考になるのだ。

洗濯指数の決め方は気象会社ごとに異なるが、一般的には天気や気温以外にもさまざまな気象情報から算出される。気象庁は、洗濯指数は木綿の長袖シャツの乾き具合を表すものとし、「気温・湿度・風速・日射量などをもとに計算されている」（※1）と解説している。

洗濯指数は0～100の数字で示される場合や、洗濯物が濡れているイラストで表される場合、「よく乾く」「乾きにくい」などの言葉で表現される場合がある。数字で表される場合は、数字が100に近いほうがよく乾くという意味になる。一般的に洗濯指数が80以上であれば非常に乾きやすく、布団を干すのにも適しているとされるが、50以下の場合は乾きにくい。洗濯するかどうか迷った場合は、天気予報番組やアプリなどの洗濯指数を参考にしてみよう。

洗濯指数は天気予報番組などでも見られるが、アプリがあればいつでもチェックできる。ここでは、天気と洗濯指数がわかる便利なアプリを3つ紹介する。

日本気象協会の公式アプリで、天気予報や洗濯指数などの生活情報を配信している。熱中症や花粉などの指数もわかるため幅広く役立つだろう。iPhoneとAndroidの両方で使える。

ホーム画面で簡単に洗濯指数をチェックでき、毎日の洗濯をサポートしてくれるアプリだ。家庭の洗濯機を登録することで運転状況も確認できる。iPhoneとAndroidで使える。

Android向けアプリで、天気と洗濯指数がかわいらしいアイコンで表示されるため非常にわかりやすい。シンプルな画面でほしい情報がすぐにキャッチできるのもメリットだ。

iPhone向けの洗濯情報アプリで、ホーム画面に天気と洗濯指数のアイコンが表示される。衣服のタグに付いている洗濯表示の見方や洗い方も調べられるため、洗濯全般に役立つ。

最後に、洗濯をさらに効率よく行うために天気アプリと家事アプリを併用した洗濯術を紹介しよう。まずは天気や洗濯指数がわかるアプリで洗濯日和かチェックし、洗濯するかどうかを決めよう。洗濯の際は、ライオン株式会社が提供する「これ洗える？」というアプリを使うと便利だ。衣服のタグに付いている洗濯表示が簡単にチェックできるため、どのような洗い方をすべきかすぐにわかり、洗濯がスムーズに行える。

同時に、家事アプリを活用してやるべき家事を「見える化」するのがおすすめだ。たとえば株式会社ポッケが提供する「魔法の家事ノート」であれば、家事を1日ごとにタスク化でき完了したものにチェックマークを付けられる。家事が効率よく進むようになるだろう。

衣類用中性洗剤「アクロン」の公式アプリだ。洗濯表示から洗い方・干し方を判定してくれる機能や、自分の服を写真に撮って洗えるかどうか記録できる機能もある。

家事と買い物のタスク管理ができるアプリ。家族構成や住居形態といった質問に答えると家事の予定表を作成できる。家族とアプリをシェアして家事を分担でき、天気や洗濯指数もわかる。

とくに布団などの大物を洗いたい場合は、天気によって洗濯するかどうか迷うこともあるだろう。そんなときは紹介したようなアプリを使い、洗濯指数を確認してみよう。家事アプリと併用することで、日々の洗濯をさらに効率よく行うのもおすすめだ。

（参考文献）
※1出典：気象庁「はれるんランド　洗たく指数って何？」
https://www.jma.go.jp/jma/kids/faq/a5_25.html