1. 洗濯物を室内干しするメリットとデメリットは?
乾きやすさや日光の殺菌効果を期待し、洗濯物は晴れた日に外干しする方も多いだろう。天気が悪い日や冬場は「やむを得ず室内干しする」と考えている方もいるかもしれないが、実は室内干しにも多くのメリットがあることはご存じだろうか。ここでは洗濯物を室内干しするメリットとデメリットを紹介する。
室内干しのメリット
・天気や季節の影響を受けずに干せる
・花粉やホコリの付着を防げる
・紫外線で洗濯物が傷むのを防げる
・盗難の被害を防げる
・花粉やホコリの付着を防げる
・紫外線で洗濯物が傷むのを防げる
・盗難の被害を防げる
室内干しのデメリット
・室内の環境や干し方によっては乾くまでに時間がかかる
・乾くのに時間がかかることで生乾き臭が発生しやすい
・室内に洗濯物を干すスペースをとる
・エアコンや除湿機を使うと電気代がかかる
・乾くのに時間がかかることで生乾き臭が発生しやすい
・室内に洗濯物を干すスペースをとる
・エアコンや除湿機を使うと電気代がかかる
室内干しのデメリットを解消するには?
室内干しをするスペースや電気代といったデメリットは対処が難しいが、乾くまでに時間がかかる、生乾き臭が発生するというデメリットは、室内の環境や干し方さえ工夫すれば解消できる。次からは室内干しでも洗濯物を乾かしやすいコツを紹介するので参考にしてほしい。
2. 洗濯動線が決め手!室内干しに最適スペースとは
室内干しをする際は洗濯物をどこに干せばいいか迷う方も多いのではないか。洗濯物を短時間で乾かすための条件は「温度が高い、湿度が低い、風通しがいい」という3点だ。ご家庭にこの条件を満たす場所があれば、そこで洗濯物を乾かそう。風の動く場所を考えると窓際は向かないため、風が通りやすい部屋の中央付近で室内干しをするのが望ましい。
しかし洗濯する際の動線を考えると、室内干しをするスペースは洗濯機からそれほど離れた場所にしたくない。そこでおすすめなのが浴室だ。浴室であれば洗面所と近く、大量の洗濯物を抱えて移動するのが苦にならない。浴室で洗濯物を干すアイデアについては、次の章で詳しく見ていこう。
しかし洗濯する際の動線を考えると、室内干しをするスペースは洗濯機からそれほど離れた場所にしたくない。そこでおすすめなのが浴室だ。浴室であれば洗面所と近く、大量の洗濯物を抱えて移動するのが苦にならない。浴室で洗濯物を干すアイデアについては、次の章で詳しく見ていこう。
3. 浴室乾燥機やエアコンを活用して洗濯物を室内干し
室内干しをする場所として浴室が適していると解説したが、浴室は洗濯後に移動しやすいだけでなく、浴室乾燥機が使えるというメリットもある。浴室乾燥機を回すことで洗濯物の湿気を取りやすく、衣類乾燥モードであれば温風で水分を払うこともできる。注意したいのは、浴室の湿気はあらかじめ除去しておくことだ。入浴後は浴室の湿度が高いため、床や壁がしっかり乾いてから干そう。
また、室内干しの際にエアコンや扇風機で風を当てることで、洗濯物の水分を飛ばし短時間で乾かしやすい。ポイントは2ヶ所から風を当てることだ。室内干しをする際はこれらのアイテムも活用してみよう。
また、室内干しの際にエアコンや扇風機で風を当てることで、洗濯物の水分を飛ばし短時間で乾かしやすい。ポイントは2ヶ所から風を当てることだ。室内干しをする際はこれらのアイテムも活用してみよう。
4. 洗濯物を室内干しする際に気を付けたいポイント
最後に、洗濯物を室内干しする際に気を付けたいポイントを紹介する。以下のポイントを押さえ、室内でも短時間でしっかり乾かそう。
洗濯物どうしが触れ合う面を減らす
厚手のタオルやジーンズ、パーカーなどの衣類は乾きにくい。これらは洗濯物どうしが触れ合う面を減らして干すといい。生地が重なる部分は広げて風が当たりやすくし、パーカーはフードが背中部分とくっつかないよう工夫して干そう。
洗濯物どうしの間隔をあける
室内干しでも早く乾かしたい場合、洗濯物どうしの間隔は少なくとも10cm以上は離したい。握りこぶし1つ分程度を目安に間隔をあけるのがおすすめだ。
カーテンレールで干さない
洗濯物がかけられるからといって、カーテンレールに干すのは避けたほうがいい。水分を含んだ洗濯物を干すと重みでカーテンレールが曲がる、カーテンの汚れが洗濯物に付く、洗濯物の湿気がカーテンに移り臭いやカビの原因になるなど、さまざまなデメリットがあるためだ。
臭いが気になる場合はお風呂の残り湯を使わない
「室内干しでは洗濯物に嫌な臭いがつく」と感じる方も多いだろう。臭いが気になる場合は、洗濯にお風呂の残り湯を使わないほうがいい。お風呂の残り湯には菌や体から出た垢が混じっているため、それらが洗濯物に残って臭いの原因となるおそれがある。
結論
室内干しには乾きにくい、生乾き臭がしやすいなどのデメリットもあるが、それらは工夫次第で解消できる。反対に室内干しには天気の影響を受けずに干せるなど多くのメリットがあるため、外干しとうまく併用して洗濯をより効率よく快適に行おう。