1. 洗濯バサミ付きハンガーの選び方
洗濯バサミ付きのハンガーは「ピンチハンガー」と呼ばれることも多い。まずは、そんなピンチハンガーを選ぶ際に注目したいポイントを4つ解説する。
素材で選ぶ
洗濯バサミ付きハンガーの素材には、主にプラスチック、ステンレス、アルミの3種類がある。プラスチックは軽量で使いやすく、価格もリーズナブルだ。しかし日光で劣化しやすく耐久性は低い。ステンレスはさびにくいため屋外にも干しやすく、耐久性の高さがメリットだ。デメリットとしては重いことと比較的高価なことが挙げられる。アルミはステンレスよりも軽く、プラスチックよりも耐久性が高い。
外干しする機会が多い方はステンレス製やアルミ製を、普段部屋干しする方はプラスチック製を選ぶのがいいだろう。
外干しする機会が多い方はステンレス製やアルミ製を、普段部屋干しする方はプラスチック製を選ぶのがいいだろう。
洗濯バサミの数・間隔で選ぶ
付いている洗濯バサミの数はハンガーによって異なる。一回でより多くの洗濯物を干したい方は、洗濯バサミが40~50個付いたものを選ぼう。一人暮らしで洗濯物の量が少ない方は20~30個ほどでも十分だろう。
また、洗濯バサミの間隔に注目するのも大切だ。間隔が狭すぎると洗濯物どうしが触れ合い、乾くまでに時間がかかってしまう。とくに部屋干しする機会が多い方は間隔が広いものを選ぶといい。
また、洗濯バサミの間隔に注目するのも大切だ。間隔が狭すぎると洗濯物どうしが触れ合い、乾くまでに時間がかかってしまう。とくに部屋干しする機会が多い方は間隔が広いものを選ぶといい。
機能で選ぶ
中にはフックの部分にロック機能が付いたものや、部屋のドアや鴨居などにかけられるもの、高い場所にかける際に使える「下持ちハンドル」付きのものなどがある。干す場所に応じて、ほしい機能のあるハンガーを選ぼう。
収納のしやすさで選ぶ
使わないときにしまうことも考えて、収納のしやすさにも注目したい。折りたためるタイプのハンガーであれば、コンパクトに収納できる。中にはファイルボックスなどにしまえるサイズのハンガーもあるので、省スペースでしまいたい方におすすめだ。
2. 洗濯バサミ付きハンガーの上手な使い方
洗濯バサミ付きハンガーを上手に使うポイントは、大きい洗濯物と小さい洗濯物を交互に干すことだ。そのほうが洗濯物の間に風が通りやすいため、乾かしやすくなる。
また、靴下はゴムの入った部分を上にして干そう。洗濯物は上から乾いていくので、ゴムを下にして干すと、ゴムの部分が乾きにくく重みで伸びてしまう。洗濯バサミの跡がつかないよう、ゴムを下にして干している方もいるかもしれないが気をつけよう。
さらに、プラスチック製の洗濯バサミ付きハンガーはできれば室内で使うようにしたい。上でも紹介したようにプラスチックのハンガーは日光で劣化しやすいため、長持ちさせるには室内での使用をメインにするのがおすすめだ。
また、靴下はゴムの入った部分を上にして干そう。洗濯物は上から乾いていくので、ゴムを下にして干すと、ゴムの部分が乾きにくく重みで伸びてしまう。洗濯バサミの跡がつかないよう、ゴムを下にして干している方もいるかもしれないが気をつけよう。
さらに、プラスチック製の洗濯バサミ付きハンガーはできれば室内で使うようにしたい。上でも紹介したようにプラスチックのハンガーは日光で劣化しやすいため、長持ちさせるには室内での使用をメインにするのがおすすめだ。
3. 洗濯バサミ付きハンガーを使うときの注意点
洗濯バサミ付きハンガーには、伸びやすいものや洗濯バサミの跡が付きやすいものは干さないほうがいい。たとえばニットは型崩れしやすく、洗濯バサミ付きハンガーに吊るすと生地が伸びてしまう。ニットは洗濯バサミ付きハンガーや普通のハンガーには干さず、平干しや竿干しをするといい。
4. 洗濯バサミ付きハンガーのおすすめ3選
最後におすすめの洗濯バサミ付きハンガーを3つ紹介しよう。スタンダードで使いやすいハンガーから、お役立ちの機能付きハンガーまでピックアップした。
アイリスオーヤマ「ステンレスピンチハンガー」
さびに強いオールステンレス製で洗濯バサミどうしが絡まりにくい。フックには落下防止のパーツが付いているため外干しも安心だ。洗濯バサミの数は32個・42個・50個の3種類ある。
東和産業「EXⅡ タオルで隠し干しハンガージャンボ」
外側にバスタオルをかけられるスペースがあり、洗濯物の目隠しができる。バスタオルを干せる部分は丈夫なアルミ製、他はプラスチック製だ。跡の残りにくい洗濯バサミを採用している。
ニトリ「簡単取り込みハンガー」
ハンドルを下や横から持てるので高い位置にもかけやすい。ドアや鴨居にかけられるスライドフック付きで、取り込む際は洗濯物を引くだけで洗濯バサミが開く楽な設計になっているのもポイントだ。
結論
日々何気なく使っている洗濯バサミ付きハンガーだが、洗濯スタイルや干す場所に合ったものを選べばいつもの洗濯がさらに効率よく楽になる。洗濯バサミ付きハンガーを買い替える際は、紹介した選び方や注意点を押さえて自分に合ったものを見つけよう。