目次
1. ホットカーペットを収納する前にやっておくべきこと

ホットカーペットを収納する前にやっておいたほうがよいことがある。寒い季節が終わる前におさらいしておこう。
ホットカーペットの汚れを落とす
使用後のホットカーペットをそのまま収納すると、カビや虫が発生することがある。長期間使わず保管する前は、しっかり汚れを落とそう。
まず、ホットカーペットの表面に掃除機をかける。もしホットカーペットが水洗いできるなら、洗濯機で丸洗いしよう。水洗いできない場合は、中性洗剤をお湯で薄めた液体を雑巾に浸して汚れを拭き取る。その後、洗剤成分を拭き取るように水拭きをする。
まず、ホットカーペットの表面に掃除機をかける。もしホットカーペットが水洗いできるなら、洗濯機で丸洗いしよう。水洗いできない場合は、中性洗剤をお湯で薄めた液体を雑巾に浸して汚れを拭き取る。その後、洗剤成分を拭き取るように水拭きをする。
完全に乾燥させる
汚れを落としたあとは、収納する前に完全に乾燥させることが大切だ。ホットカーペットの温度を「強」に設定して、約3時間温めて湿気をなくそう。
2. 巻く?折り畳む?ホットカーペットの正しい収納方法

サイズの大きなホットカーペットは収納に困ることもあるだろう。上手に収納する方法を解説する。
メーカーや製品によって畳み方は違う
ホットカーペットの正しい収納方法は1つではない。メーカーや製品によって異なり、丸めたほうがよいもの、折り畳んだほうがよいものがある。ホットカーペットの取扱説明書を確認して、持っている製品に合っている畳み方をして収納しよう。
一般的な畳み方
一般的には、撥水加工されているフローリングタイプは丸めて、柔らかいじゅうたんタイプは折り畳んで収納する。
フローリングタイプの場合、ホットカーペットの表面を外側にして端から巻いていく。巻き終えたら太めの紐で数ヶ所留めよう。じゅうたんタイプの場合は、M字に3つ折りし、その後収納場所やケースに合わせて反対の辺を3つ折り、もしくは4つ折りする。折り畳むときは、操作パネルが外側に出るように、表面を外側にして折っていく。
フローリングタイプの場合、ホットカーペットの表面を外側にして端から巻いていく。巻き終えたら太めの紐で数ヶ所留めよう。じゅうたんタイプの場合は、M字に3つ折りし、その後収納場所やケースに合わせて反対の辺を3つ折り、もしくは4つ折りする。折り畳むときは、操作パネルが外側に出るように、表面を外側にして折っていく。
3. ホットカーペット収納用の袋やケースの選び方

ホットカーペットを収納するためにケースや袋を購入したいとき、どのようなものを選んだらよいのだろうか?おすすめの収納袋を紹介する。
メーカーが推奨している収納方法とは?
ホットカーペットを製造販売しているメーカーは、購入時に梱包していた箱やケースに収納することを推奨している。購入時の箱はなるべく保管しておくとよいだろう。
布団袋でも代用可能
購入時の梱包箱を捨ててしまった場合には、布団袋や衣類収納袋などで代用するのもおすすめだ。不織布の袋は通気性がよく軽いので、ホットカーペットの収納に向いている。
布団圧縮袋はNG
布団を収納するための袋といっても、圧縮袋をホットカーペットの収納に使うのは避けよう。圧縮することで、カーペット内部のヒーターが断線する可能性があるからだ。
4. ホットカーペットの収納や保管場所に関する注意点

ホットカーペットを収納するときに気をつけたいポイントを紹介する。次の3点に注意してホットカーペットを収納しよう。
湿気の少ない場所に収納する
ホットカーペットを湿気の多い場所に保管すると、カビは発生しやすくなる。湿気の少ない風通しのよい場所が、ホットカーペットの収納に向いている。
防虫剤は使用しない
カビや虫の発生を避けるために、防虫剤を使おうとする方がいるかもしれない。だが、防虫剤の成分であるナフタリンや樟脳(しょうのう)は、操作パネルやヒーターなどを傷めて発火させる可能性がある。防虫剤をホットカーペットと一緒に保管するのはやめよう。
ホットカーペットの上に物を置かない
丸めたり畳んだりしたホットカーペットの上に物を置くのも避けたほうがよい。重いものを置くと、ホットカーペット内のヒーターが断線する恐れがあるからだ。
結論
ホットカーペットの収納方法について、事前にやっておくべきことや適切な収納場所を解説してきた。ホットカーペットは、春になると次の秋冬まで数ヶ月間収納するのが一般的だ。汚れをしっかり落として、保管中にカビや虫が発生しないように気をつける。圧縮袋や防虫剤はホットカーペットにダメージを与えるので、使用してはいけないことを覚えておこう。