目次
1. 自宅で布団を洗うなら特大サイズの洗濯ネットが必要

自宅で布団を洗うとき、洗濯ネットに入れる必要がある。布団が入るくらい特大の洗濯ネットが必要だが、持っていない方も多いだろう。洗濯ネットの必要性と、どこで手に入るのかについて解説する。
なぜ布団を洗うときに洗濯ネットが必要なの?
布団をダメージから守るために、洗濯機で洗うときは洗濯ネットが必要だ。布団の側生地はデリケートで、洗濯による摩擦で破れることがある。中綿が寄れたり型崩れしたりしないように、布団よりも少し大きいサイズの洗濯ネットを使おう。
布団用の洗濯ネットは販売されている
布団が入るほど大きな洗濯ネットは、ホームセンターやネット通販などで販売されている。洗いたい布団のサイズを確認し、「布団用」と表記されているものを選ぼう。
2. 洗濯ネットを活用した布団の洗い方

洗濯ネットを使って自宅で布団を洗うときの手順を解説する。洗う前にチェックしたいことも併せて紹介しよう。
洗濯可能な布団かどうか確認しよう
最初に確認しなければならないのが、洗おうと思っている布団が自宅で洗濯可能かどうかということだ。布団の洗濯表示をチェックして、洗濯機や手洗いのマークがあれば洗濯ネットを使って自宅で洗濯できる。もし、水洗い表示にバツが付いていたり、ドライクリーニングマークが付いていたりする場合には、自宅での洗濯はできない。クリーニング店に相談しよう。
洗濯機のサイズと洗える布団の種類を知ろう
自宅で洗濯可能な布団であっても、洗濯機の容量が小さいと洗濯できない。洗える布団の種類と洗濯機のサイズの関係を解説する。
洗濯機の容量が5kgの場合は、シングルサイズの肌掛け毛布を洗濯できる。容量7~8kgの洗濯機では、シングルサイズの掛け布団やセミダブルサイズの肌掛け布団などが洗濯可能だ。大きく厚い布団は、自宅の洗濯機では洗えないので注意しよう。
洗濯機の容量が5kgの場合は、シングルサイズの肌掛け毛布を洗濯できる。容量7~8kgの洗濯機では、シングルサイズの掛け布団やセミダブルサイズの肌掛け布団などが洗濯可能だ。大きく厚い布団は、自宅の洗濯機では洗えないので注意しよう。
洗濯ネットへの布団の入れ方
洗濯ネットに布団を入れる方法は次の通りだ。
1.布団を縦に3つ折りにする
2.空気を抜きながら、端から丸めていく
3.巻き終わったら、洗濯ネットの中に入れる
1.布団を縦に3つ折りにする
2.空気を抜きながら、端から丸めていく
3.巻き終わったら、洗濯ネットの中に入れる
洗濯機での布団の洗い方
洗濯機で布団を洗う方法を説明する。
1.洗濯機の洗濯槽に水を張って、洗剤を混ぜ入れる
2.洗濯機を回して、洗剤を完全に溶かす
3.洗濯ネットに入った布団を洗濯機に入れて、「布団コース」や「手洗いコース」に設定して洗濯機を回す
4.すすぎになったら柔軟剤を入れる
5.柔軟剤を入れて5分ほど洗濯機を回したら、1~2分脱水する
1.洗濯機の洗濯槽に水を張って、洗剤を混ぜ入れる
2.洗濯機を回して、洗剤を完全に溶かす
3.洗濯ネットに入った布団を洗濯機に入れて、「布団コース」や「手洗いコース」に設定して洗濯機を回す
4.すすぎになったら柔軟剤を入れる
5.柔軟剤を入れて5分ほど洗濯機を回したら、1~2分脱水する
3. 洗濯ネットに入れた布団が洗濯機に入らないときの対処法

容量が小さくて洗濯機で布団を洗えない場合は、洗濯ネットを使わず浴槽で布団を洗うことが可能だ。浴槽で布団を洗う手順を紹介する。
浴槽で布団を洗う手順
洗濯機を使わない場合は、洗濯ネットは必要ない。布団サイズの特大洗濯ネットを購入しなくてよいが、洗濯機で洗うよりも時間や労力がかかる。浴槽で布団を洗うときは次の手順を行おう。
1.シャワーを使って、布団の表面に付いているホコリやゴミを落とす
2.浴槽の半分程度にぬるま湯を張り、中性洗剤を混ぜ入れる
3.浴槽のサイズに合わせて、布団を折りたたむ(縦に3つ折りにすると、浴槽に入れやすい)
4.布団を浴槽のぬるま湯に浸し、30分~1時間浸け置きする
5.浸け置き後、足で踏み洗いをする
6.ひっくり返して、反対側も踏んでいく
7.浴槽の栓を抜いて排水したら、シャワーを布団の表面に当てながら再び浴槽に水をためる
8.布団が浸かるくらい水がたまったら、布団を足で踏んでいく
9.水をためて足で踏むことを2回以上繰り返し、布団から泡が出なくなるのを確認する
10.すすぎが終わったら、布団を浴槽の縁にかけて1時間ほど脱水する
11.水が抜けたら、物干し竿などで布団を干す
1.シャワーを使って、布団の表面に付いているホコリやゴミを落とす
2.浴槽の半分程度にぬるま湯を張り、中性洗剤を混ぜ入れる
3.浴槽のサイズに合わせて、布団を折りたたむ(縦に3つ折りにすると、浴槽に入れやすい)
4.布団を浴槽のぬるま湯に浸し、30分~1時間浸け置きする
5.浸け置き後、足で踏み洗いをする
6.ひっくり返して、反対側も踏んでいく
7.浴槽の栓を抜いて排水したら、シャワーを布団の表面に当てながら再び浴槽に水をためる
8.布団が浸かるくらい水がたまったら、布団を足で踏んでいく
9.水をためて足で踏むことを2回以上繰り返し、布団から泡が出なくなるのを確認する
10.すすぎが終わったら、布団を浴槽の縁にかけて1時間ほど脱水する
11.水が抜けたら、物干し竿などで布団を干す
4. 布団用大型サイズの洗濯ネットのおすすめ3選

自宅で布団を洗濯するときにおすすめしたい洗濯ネットを3つ紹介する。
ダイヤ「掛け布団も丸洗いできる寝具のための洗濯ネット」
こちらの洗濯ネットは、特大サイズだが手頃な価格だ。巾着型なので、ひもを調整して布団の出し入れができる。ファスナーを開閉するのが煩わしい方にとくにおすすめだ。
レック「洗えるふとん用ネット」
こちらは、ファスナーで開閉する部分がL字になっている。大きく開くので布団の出し入れが簡単だ。乾燥機でも使用可能な洗濯ネットなので、コインランドリーなどで乾燥するときにそのまま使える。
ダイヤ「ふくらむランドリーバッグ」
こちらの洗濯ネットは、一般的なものとは異なり黒色なのが特徴的だ。コインランドリーで使うときに中身が外から分からないようにという配慮で、黒色が採用されている。洗濯後にそのまま持ち運びできるように、バッグ型になっているのも使いやすいポイントだ。自宅で布団を洗ったとき、ベランダなどへ干しに行く際も持ち運びしやすい。
結論
自宅で布団を洗うときに必要な洗濯ネットについて解説した。布団を自宅の洗濯機で洗えると清潔に保てる。だが、布団はダメージを受けやすいので、洗濯機で洗うときは必ず洗濯ネットを使う。洗おうとしている布団が洗濯可能かどうか、必ず洗濯表示をチェックしよう。