1. スリッパは汚れだらけ!洗濯は必須
スリッパは洗濯したほうがいい。その理由は次のとおりだ。
スリッパの汚れ
スリッパにたまる汚れは、皮脂や垢、足裏についたホコリ、床のゴミなどさまざま。靴下を着用していたとしても汚れは移るし、靴下の繊維クズやホコリなども付着する。トイレとフロアで同じスリッパを使っている方がいれば、トイレの汚れまで部屋に連れ込んでいることになる。
洗濯しないと...?
スリッパの生地はとくに、皮脂や汗などの汚れを吸い込みやすいため、洗濯しなければたまる一方だ。足裏の温度や適度な湿気、ホコリなどがあるため雑菌が繁殖したり、カビが生えたりしてもおかしくない。足裏にカビ...考えただけでもゾッとするが、そうならないためにもスリッパの洗濯は大切だ。
2. スリッパの洗濯方法
スリッパは洗濯機や手洗いでキレイにできる。流れを確認していこう。
洗濯機
いつもの洗剤をセットし、洗濯ネットにスリッパを入れたら回すだけなので、特別な工程ではない。ただ、汚れが溜まっているスリッパを洗濯するときは、単体で洗ったほうが気分的にもいいだろう。
なお、洗濯表示が「手洗い」であればオシャレ着やドライなど、優しく洗うコースを選ぼう。
なお、洗濯表示が「手洗い」であればオシャレ着やドライなど、優しく洗うコースを選ぼう。
手洗い
洗濯桶に水をはって洗剤を溶かす。洗剤は通常の1/4程度と少なめにしておこう。汚れが気になる箇所があれば、先に歯ブラシで擦り洗いをしておくといい。
5分ほど浸け置きし、手で押す→持ち上げるを繰り返して押し洗いをする。すすぎは、水を換えながら泡がなくなるまで数回繰り返そう。最後は洗濯機に入れて1分程度脱水すればOKだ。
5分ほど浸け置きし、手で押す→持ち上げるを繰り返して押し洗いをする。すすぎは、水を換えながら泡がなくなるまで数回繰り返そう。最後は洗濯機に入れて1分程度脱水すればOKだ。
洗濯表示がないとき
洗濯表示がないスリッパも多い。パッケージなどを捨ててしまった場合は、洗濯できるかどうかでまず迷うだろう。だが、スリッパはたいがい、洗濯を想定して作られている。
「中に厚紙を使っている」「刺繍や装飾が施されている」「皮革など明らかにデリケートな素材」といったケースを除き、ほぼ洗濯できると思っていいだろう。
「中に厚紙を使っている」「刺繍や装飾が施されている」「皮革など明らかにデリケートな素材」といったケースを除き、ほぼ洗濯できると思っていいだろう。
3. 洗濯したスリッパは干し方にコツがある
スリッパを洗濯すると、型崩れしてしまうことがある。脱水が終わったらすぐにスリッパを取り出し、形を整えてから干そう。
また、洗濯したスリッパは乾きにくい。とくにつま先の部分が閉じているタイプは風が抜けないので時間がかかる。洗濯から乾燥までの間に雑菌が繁殖すると生乾きの臭いが残ってしまうため、できるだけスムーズに乾かしたい。
また、洗濯したスリッパは乾きにくい。とくにつま先の部分が閉じているタイプは風が抜けないので時間がかかる。洗濯から乾燥までの間に雑菌が繁殖すると生乾きの臭いが残ってしまうため、できるだけスムーズに乾かしたい。
干し方のコツ
洗濯と脱水が終わったら、タオルを使ってできるだけ水分を吸収しておこう。つま先などは、新聞紙を詰めて吸水するという方法もある。
あとは、とにかく通気性のいい場所で乾燥させることだ。屋内なら、浴室の換気扇近くなど空気の流れがある場所、屋外ならピンチハンガーに乗せて高い場所、などがいいだろう。ピンチハンガーの上に乗せるときは、風で飛ばされないよう注意してほしい。
あとは、とにかく通気性のいい場所で乾燥させることだ。屋内なら、浴室の換気扇近くなど空気の流れがある場所、屋外ならピンチハンガーに乗せて高い場所、などがいいだろう。ピンチハンガーの上に乗せるときは、風で飛ばされないよう注意してほしい。
4. スリッパの洗濯頻度は?
スリッパの洗濯頻度も知っておこう。もちろん、汚れや臭いが気になればその都度洗濯したほうがいいのだが、そうでないときでもコンスタントに洗濯しスリッパをできるだけ清潔に保つことが望ましい。
スリッパの洗濯頻度
汗をかきやすい夏場は週1回、冬場でも2週に1回は洗濯しよう。ただ、洗濯の回数が増えればその分スリッパが傷む。複数用意しておき、ローテーション制にするのもおすすめだ。
結論
スリッパは汚れの温床だ。洗濯せずにいるとジメッとして履き心地が悪くなるだけでなく、スリッパを通してさまざまな場所に汚れを持ち込むことにもなってしまう。つい忘れがちなスリッパだが、曜日や日にちを決めておき、定期的に洗濯するようにしたい。