1. 収納に仕切りは必要なの?

収納に仕切りを加えることで、どのようなメリットが生まれるのだろうか。
ものが探しやすくなる
引き出し収納を仕切ることで、探しているものが見つかりやすくなる。たとえば机の引き出しなど、仕切りを設けて種類ごとに収納すれば、欲しいものをすぐに取り出すことができる。
量が把握できる
キッチンのストック収納に仕切りを作れば、種類ごとに現在のストックの量を把握することができる。次に買い物に行ったときに何を補充しておくべきかがひと目でわかる。同じものをいくつも購入して賞味期限切れになることもなくなるので、節約にもつながる。
収納力がアップする
収納スペースに仕切りを使うことで、形や大きさの違ったものでもスッキリと収納することができる。大きさや数に合わせて仕切りで調節できるので、ムダなスペースがなくなり、より多くの収納が可能になる。
2. 仕切りを活用した収納アイデア

収納に仕切りが便利だということは分かったけれど、どのように活用していいのかわからないという方も多いだろう。目からうろこの仕切りアイデアを紹介しよう。
ブックエンドを使った仕切り収納
ブックエンドは100均や無印良品でも購入できる。本来は本が倒れるのを防ぐ役割だが、仕切り収納にも大活躍してくれる。たとえば、冷凍庫の収納。今や冷凍食品はお弁当のおかずなどに欠かせない存在だ。
安売りのときに大量買いして冷凍庫に横積みしてしまうと、どこに何があるのかわからなくなる。そこで、ブックエンドを使って、冷凍食品を縦置きしよう。用途や素材別に縦置きをすれば、何がどこにあるのか一目瞭然。お弁当作りの時短にもなる。
安売りのときに大量買いして冷凍庫に横積みしてしまうと、どこに何があるのかわからなくなる。そこで、ブックエンドを使って、冷凍食品を縦置きしよう。用途や素材別に縦置きをすれば、何がどこにあるのか一目瞭然。お弁当作りの時短にもなる。
書類ケースを使った仕切り収納
100均などで購入できるA4サイズのプラスチック書類ケース。このケースを利用した仕切り収納アイデアだ。Yシャツを二つ折り、三つ折りにしてこのケースの中に収納する。積み上げてもシワにならず、透明なのですぐに選ぶことができる。さらに、一緒にネクタイや靴下なども収納しておけば、急な出張のときにも慌てずにスーツケースの中に入れて運ぶことができる。
3. 仕切り収納の便利アイテム3選

市販の仕切り収納には、いろいろな便利アイテムがそろっている。とくに注目のおすすめ3選を紹介しよう。
山崎実業「スライド式 カトラリー収納 伸縮&スライド カトラリートレー タワー」
2段式になっており、上段がスライド式、下段が伸縮式の仕切りになっているカトラリートレーだ。引き出しのサイズに合わせてフィットさせることができるので、スペースを有効活用できる。スプーンや箸などの定番はもちろんのこと、伸縮させることで菜箸やフライ返しなど長さのあるキッチンツールなども収納できる。
無印良品「高さが変えられる仕切りケース」
さまざまな収納ケースに使える不織布製仕切りケースだ。上部を折り返して高さが自由に変えられる不織布ケースは大・中・小の3パターン。それぞれ2枚入っている。高さと奥行きは共通しており、幅のサイズのみが違っている。そのため、3パターンを組み合わせて上手に仕切ることができる。
IKEA「SKUBBボックス6点セット」
コンパクトな構造になっているので、使わないときには折りたたんで収納できる仕切りボックスだ。14×14×13cm、28×14×13cm、28×28×13cmの3パターンがそれぞれ2個、合計6個入っている。組み立て方も簡単で、枠を広げて底の部分のチャックを閉めるだけでOK。超軽量で撥水性もあるので、水回りに使っても安心できる。浅型の引き出しでは高さが合わない可能性もあるので、使う引き出しの高さをチェックしてから購入しよう。
4. 仕切り収納を手作りしてみよう

市販の仕切りだと、どうしても手持ちの収納ケースにピッタリこない。そのようなときには、自分で仕切り収納を手作りしてしまおう。お財布にもやさしい。
プラスチック段ボールを使った手作り仕切り収納
プラスチック段ボールは、養生用としてホームセンターで販売されている。このプラスチック段ボールは、折れ曲げやすいように溝がついているので、仕切り収納を作るのも簡単だ。
まず、収納ケースの横幅と同じ幅にカットする。仕切りを作る方向によって溝の向きを考慮してカットするようにする。プラスチック段ボールを収納スペースにセットして、仕切りを作りたい部分を定規を使って山折りしていく。事前にどこに何を入れるのか、サイズを測って仕切り幅を決めてておくと作業が進めやすい。
まず、収納ケースの横幅と同じ幅にカットする。仕切りを作る方向によって溝の向きを考慮してカットするようにする。プラスチック段ボールを収納スペースにセットして、仕切りを作りたい部分を定規を使って山折りしていく。事前にどこに何を入れるのか、サイズを測って仕切り幅を決めてておくと作業が進めやすい。
牛乳パックを使った手作り仕切り収納
牛乳パックは、直角にできているうえに、高さ調節もできるため、ムダのない収納仕切りが作れる。しかもタダだ。牛乳パックで収納スペースを仕切ることで、靴下や下着などこまごまとしたものを整理整頓することができる。
結論
仕切りを利用して収納するメリットは、ものを探しやすくし、管理できること。そして収納力をアップすることだ。便利な仕切りアイテムも販売されているので、それらを利用するのもいい。また、手作りして収納スペースにピッタリの仕切りを作ってみるのもいいだろう。