1. 収納に扉なしのメリットやデメリット

まずは収納に扉がないことによるメリットとデメリットを説明する。収納を選ぶときの基礎知識としてチェックしておこう。
扉なしのメリット
まずは扉なし収納のメリットを確認する。収納の種類や用途によっては扉がないほうが使いやすいため、あらかじめ確認しておこう。
・出し入れがしやすい
・どこに何があるのかわかりやすい
・小さなお子さんでも使いやすい
・通気性がよい
・見せる収納になる
収納の中身が見えているためわかりやすいといったメリットがあり、扉の開け閉めといったアクションも省ける。出し入れが簡単なので小さなお子さんでも使いやすく、扉に指を挟む心配もない。
・出し入れがしやすい
・どこに何があるのかわかりやすい
・小さなお子さんでも使いやすい
・通気性がよい
・見せる収納になる
収納の中身が見えているためわかりやすいといったメリットがあり、扉の開け閉めといったアクションも省ける。出し入れが簡単なので小さなお子さんでも使いやすく、扉に指を挟む心配もない。
扉なしのデメリット
さまざまなメリットがある扉なし収納だが、デメリットもあわせて確認しておきたい。十分に比較してから、中に収納する物に合った収納を選ぼう。
・散らかって見える
・ほこりが付着する
・中の物が落ちやすい
・防虫剤や除湿剤の効果が弱くなる
扉がないと中が見えてしまうためキレイに整理しないと雑多な印象になる。また、ほこりが付着したり、地震で物が落ちたりといったリスクもあるだろう。また、防虫剤や除湿剤の成分が扉の外に逃げやすいので注意が必要だ。
・散らかって見える
・ほこりが付着する
・中の物が落ちやすい
・防虫剤や除湿剤の効果が弱くなる
扉がないと中が見えてしまうためキレイに整理しないと雑多な印象になる。また、ほこりが付着したり、地震で物が落ちたりといったリスクもあるだろう。また、防虫剤や除湿剤の成分が扉の外に逃げやすいので注意が必要だ。
2. 収納扉の種類や特徴

収納の扉には種類があるので特徴をチェックしておこう。「開き戸」「引き戸」「折れ戸」について、それぞれ解説する。
開き戸
開き戸は丁番を支点に開閉する仕組みだ。片側が開く「片開き」と左右の扉が開く「両開き」の2種類に分かれる。レールが必要ないため開口スペースが広くとれるのが特徴だ。出し入れがしやすい収納になるが、扉を開閉するためのスペースがないと取り付けられない。
引き戸
引き戸はレールをスライドさせて開閉する。開けたとき片方の扉が間口に残るため、間口の広い収納に設置するのが一般的だ。レールが必要なので奥行きが狭くなるが、開き戸と違って扉を開閉するスペースが必要ない。扉が外側に出ないため、狭い空間でも使いやすいのがメリットだ。
折れ戸
クローゼットなど開口幅が広い収納に使われるタイプの扉だ。扉が折れる仕組みになっており、開閉のときに必要なスペースが少ない。開口スペースが広いため大きな荷物の出し入れがしやすいが、たたんだときは扉に厚みがでる。引き出しタイプの収納を置く場合、扉が邪魔になる可能性があるのでサイズには注意しよう。
3. 扉付き収納のおすすめ活用法

開き戸タイプの収納なら裏側を活用する収納法がおすすめだ。扉裏のスペースを活かす2つの方法を紹介するので、ぜひ試してみてほしい。
専用アイテムを使う
扉裏に取り付けて使う専用アイテムは便利だ。さまざまなタイプがあるため、用途や使用する扉に適した商品が見つかるだろう。シンク下の開き戸にタオル掛けをつけたり、クローゼットの開き戸にカバン掛けを取り付けたりすることで、収納力がアップする。
両面テープで取り付け
専用のアイテムを使用しなくても、両面テープを使えば収納をプラスできる。バスケットやフック、タオルハンガーなど、使いやすいアイテムを貼り付けてほしい。フックに掃除道具や調理道具をかけたり、タオルハンガーにビニール袋をかけたりと、工夫次第でさまざまな使い方できるだろう。
4. 収納扉をDIYしてみよう

収納には扉がついていないタイプも多いので、後付けしたい場合はDIYに挑戦してみよう。簡単な2つのアイデアについて詳しく解説する。
蝶番で取り付ける
市販の蝶番を使って開き戸タイプの扉を取り付けるアイデアだ。表側から平蝶番を使って固定するやり方なら、DIY初心者でも比較的簡単に実践できる。収納の間口に合わせて板をカットしてから、取っ手を取り付けよう。
ネジを使って上下2つの平蝶番を固定すれば完成だ。オシャレな蝶番を使う、蝶番を上部に取り付けて下に開閉する扉にする、2枚の板で両開きの扉を作るなど、自由にアレンジしてみよう。カラーボックスの場合、メーカーによっては別売りパーツの扉が用意されていることがあるので、ぜひ活用してほしい。
ネジを使って上下2つの平蝶番を固定すれば完成だ。オシャレな蝶番を使う、蝶番を上部に取り付けて下に開閉する扉にする、2枚の板で両開きの扉を作るなど、自由にアレンジしてみよう。カラーボックスの場合、メーカーによっては別売りパーツの扉が用意されていることがあるので、ぜひ活用してほしい。
ロールスクリーンやカーテン
収納の目隠しが目的なら、扉の代わりにロールスクリーンやカーテンを使う方法もある。扉を後付けするよりも、簡単に取り付けられるのがメリットだ。
突っ張り棒を使って設置するタイプなら、賃貸の作り付け収納でも手軽に試せる。デザインが豊富なので、インテリアに合ったロールスクリーンやカーテンが選べるだろう。
突っ張り棒を使って設置するタイプなら、賃貸の作り付け収納でも手軽に試せる。デザインが豊富なので、インテリアに合ったロールスクリーンやカーテンが選べるだろう。
結論
扉のないタイプの収納は出し入れがしやすい。ただし、散らかってみえたり、ほこりが付着したりといったデメリットもあるので、用途や場所で扉のあるなしを選ぼう。まずは開き戸や引き戸、折れ戸など違いを確認してほしい。開き戸タイプなら扉裏のスペースが有効に活用できるだろう。また、扉がついていない収納でもDIYで後付けが可能だ。ロールスクリーンやカーテンで代用する方法もあるので、ぜひチェックしてほしい。