1. 家にあるものを使って車内を簡単に掃除する方法

ボディを洗ったついでに、できれば車内も徹底的に掃除したいもの。ところが、ボディをキレイにしたところで力尽きてしまい、時間がなくなり、車の中は依然として汚いまま、という方も多いはずだ。確かに、天井や窓の内側、インパネやハンドル、シートに床と、汚れが気になる箇所は多い。専用の道具もいろいろ売られていて、本腰を入れて掃除しようとするとコストもかかってしまう。ここは趣向をかえて、まずは家にあるものを使って簡単にできることから取り組んでみてはどうだろうか。
用意するものと掃除の手順は以下の通り。
用意するものと掃除の手順は以下の通り。
- ハンディタイプの掃除機
- 布団たたき
- 粘着クリーナー
- 雑巾
- 綿棒
- 消毒用エタノール
- マイクロファイバークロス
- キッチン用中性洗剤
- まずはシートの掃除だ。ドアをすべて開け放した状態で、布団たたきを使ってシートを叩き、ホコリを浮き上がらせる。その後、ハンディタイプの掃除機でくまなく掃除したあと、粘着クリーナーを使えば、髪の毛や毛玉など掃除機で吸引できないゴミも簡単に取り除くことができる。
- 次に、フロアカーペットをはがし、ハンディタイプの掃除機を使って床を掃除しよう。床に落ちている砂や小石、食べこぼしなどのゴミをキレイに吸い取ってしまおう。
- 雑巾を使ってドアの内側やダッシュボード、ハンドル、シフトノブなどを簡単に拭き掃除する。
- エアコンの吹き出し口、カップホルダーやインパネのボタンやつまみの周辺など、細かいところは綿棒を使ってキレイに。
- ガラスの内側もキレイにしておこう。まずはフロントガラスを湿らせてしっかり絞った雑巾で水拭きする。その後、消毒用エタノールをスプレーし、マイクロファイバークロスで拭き取って仕上げる。
- 手垢など皮脂汚れがつきやすいサイドガラスは、キッチン用の中性洗剤を水で薄めた洗浄液を雑巾に含ませ、よく絞ってから窓を拭いてほしい。マイクロファイバークロスで汚れと洗浄液を拭き取ったら完了だ。
2. 車のフロアマットをキレイにするテクニック

土足で上に乗ることが多いため、とくに汚れやすいのがフロアマットだ。フロアマットを掃除する前には、ひとまず天日干ししておくのがおすすめ。泥汚れなど湿り気を帯びた汚れが繊維にしっかり絡んでいることが多いため、乾燥させて落としやすくするためだ。
次に、ゴミやホコリを布団たたきで叩いて落としたあと、掃除機を使って浮かせたゴミを吸い取ってしまおう。フロアマットの毛足が長い場合は、あらかじめブラシを使ってかき出しておくとよいだろう。
それでもキレイにならない場合は、水洗いを試してみてほしい。表面のゴミを落としたあと、フロアマットを水で濡らして、キッチン用の中性洗剤を水で薄めた洗浄液を使ってブラシでこすり洗いする。
洗い終わったら、天日にさらして完全に乾くまで自然乾燥させる。水分が残ったまま使用するとフロアマットに雑菌が繁殖する恐れがあるので、注意が必要だ。
次に、ゴミやホコリを布団たたきで叩いて落としたあと、掃除機を使って浮かせたゴミを吸い取ってしまおう。フロアマットの毛足が長い場合は、あらかじめブラシを使ってかき出しておくとよいだろう。
それでもキレイにならない場合は、水洗いを試してみてほしい。表面のゴミを落としたあと、フロアマットを水で濡らして、キッチン用の中性洗剤を水で薄めた洗浄液を使ってブラシでこすり洗いする。
洗い終わったら、天日にさらして完全に乾くまで自然乾燥させる。水分が残ったまま使用するとフロアマットに雑菌が繁殖する恐れがあるので、注意が必要だ。
3. 自分でできる車のエアコンのクリーニング

吹き出し口だけでなく、エアコンのフィルター掃除も定期的に行うのがおすすめだ。多くの場合、エアコンのフィルターはダッシュボードの裏側に設置されている。これを取り外し、キッチン用の中性洗剤を水で薄めた洗浄液につけおきするとよいだろう。30分から1時間ほどしたら、洗浄液のなかでさっと揺らして汚れを落とし、流水ですすいだあと乾燥させて元の位置に戻せば完了だ。エアコンのフィルターの汚れがひどい場合は交換するのも手だろう。
結論
おろそかになりがちな車内の掃除も、家にある道具を使って簡単・手短にすませることができる。ボディの掃除とあわせて行うのがおすすめだ。汚れやすいフロアマットや匂いが気になるエアコンも、紹介した方法を参考に定期的にお手入れしてみてほしい。