1. 収納付きソファベッドのメリット

まずは収納付きソファベッドのメリットからご紹介しよう。
収納スペースを確保できる
住宅環境によっては、収納スペースが限られてしまうこともあるだろう。そんな場合でも収納付きソファベッドは、散らかりやすい小物や雑誌をキレイに収納して、限られた空間を上手に使える点が大きなメリットといえる。
収納が難しい物もキレイに収納できる
寝具やブランケットは意外にかさばるため、収納スペースが限られている場合には特に困るはずだ。だが収納付きソファベッドがあると、デッドスペースの座面下を収納場所として活用可能なため、かさばるものやサイズの大きいものも簡単かつキレイに収納することができる。それゆえ、生活感のない空間を整えることにも役立つ。
初期費用を抑えられる
収納機能のないソファベッドの場合、ソファに加えて収納棚などを購入しなければならないため、部屋が狭くなるだけでなく費用もかさむ。その一方で収納付きソファベッドは、家具が占拠する部屋の割合を減らせることに加えて、初期費用も抑えることができる点もメリットといえる。
2. 収納付きソファベッドの選び方

こちらでは、収納付きソファベッド選びに失敗しないための確認ポイントについて解説しよう。
身長に合わせて選ぶ
収納付きソファベッドを選ぶときには、快適に過ごすためにも使用する人の身長に応じて選ぶことが大切だ。サイズの選び方は、使用する人の身長よりも20cm以上大きいものを目安に選ぶと快適に就寝することができるといわれている。
適切な幅を選ぶ
ソファベッドの幅は、使用人数に応じて適切なものを選ぶと快適に過ごすことができる。1人で使用する場合では90cmから100cm程度、2人で使用する場合では120cmから140cmの幅のものを目安として選ぶとよいだろう。
収納方法で選ぶ
ソファベッドの収納方法には、引き出しタイプと跳ね上げタイプがある。収納物の出し入れ頻度が高い場合は引き出しタイプ、大きめのものを手早く収納したい場合は跳ね上げタイプを選ぶと効率的だ。
変形方法で選ぶ
ソファベッドの変形方法には、背もたれを倒すタイプ、座面を伸ばすタイプ、折りたたみタイプの3つがある。部屋にゆとりがある場合には背もたれを倒すタイプを、複数人で使用したい場合は座面を伸ばすタイプが利便性が高いだろう。部屋のスペースが限られている場合には、コンパクトに収まる折りたたみタイプがおすすめだ。折りたたみタイプは、前述の2つのタイプよりも、準備や片付けに手間がかかるが、限られた空間を有効に活用できる。
素材で選ぶ
収納付きソファベッドは、さまざまな素材のものが販売されている。レザー素材は、耐久性や高級感があり、通気性に優れているため蒸れにくいのが特徴だ。ファブリック素材は、カラーやデザインも豊富なため部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができるが、吸水性が高く汚れやすいため、カバーの使用が必要になる。合皮素材は、耐久性に劣るが、安価で手入れが簡単であるのが特徴だ。ベッドとしての使用頻度が少ない場合や定期的な買い替えを検討する場合におすすめの素材である。
搬入方法を確認する
どんなに使い勝手に優れた収納付きソファベッドであっても、設置予定の部屋に搬入できなければ意味がない。そのため、ドアや階段、廊下の幅などの大きさを十分に確認した上で購入を検討してほしい。
3. 収納付きソファベッドのおすすめ3選

最後に、収納付きソファベッドのおすすめ商品をご紹介しよう。
ニトリ「布張りカウチソファベッド(ノアーク GY)」
跳ね上げタイプの大容量の収納付きソファベッドである。特徴は、座面の下にキャスターが付属しているため、スムーズにソファからベッドへと変更することができる点だ。スペースを有効に活用したい方におすすめの商品である。
DORIS「ソファーベッド ナトゥーラ」
通気性に優れ、ベタつかないファブリック生地を採用した、3段階でリクライニングを調整できる多機能の収納付きソファベッドである。座面下に引き出し式の収納を2つ付属している点が魅力のおすすめ商品だ。
タンスのゲン「2WAY ソファベッド 収納付き」
コンパクトタイプの収納付きソファベッドである。スツールが付属しているため、部屋の構造や使用方法に応じて自由にデザインを簡単に変えることができるのが大きな魅力だ。部屋のスペースが限られた中でも、収納付きソファベッドを設置したいという方におすすめの商品である。
結論
今回は、収納付きソファベッドのメリットと選び方、おすすめ商品について詳しく解説した。収納付きソファベッドは、多機能製品も販売されている。そのため、ぜひこちらの内容を参考にそれぞれの住宅環境と用途に応じて最適なものを選び、快適に過ごしていただきたい。