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歯ブラシの洗い方を間違うと雑菌まみれに?清潔に保つ基礎知識まとめ

歯ブラシの洗い方を間違うと雑菌まみれに?清潔に保つ基礎知識まとめ

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2021年2月14日

歯ブラシを清潔に保つためには洗い方が重要だ。歯磨きの後は口の中にいる汚れが付着するため、雑菌の温床になりやすい。この記事では歯ブラシの洗い方について解説する。汚れた歯ブラシを使うデメリットや、洗い方以外での注意点など、歯ブラシを使ううえで知っておきたい知識と併せてまとめた。

  

1. 歯ブラシの正しい洗い方を知っていますか?

歯ブラシを汚れたまま使用するデメリットを説明する。なぜ正しい洗い方をするべきなのか、理由について解説しよう。

細菌の温床になりやすい

使用したあとの歯ブラシには1億個以上の雑菌が付着するとされる。歯垢や雑菌の栄養となる食べカスもつきやすく、湿ったままの状態になりやすい。雑菌が繁殖しやすい環境になり、放置すれば温床になってしまうだろう。一見するとキレイな歯ブラシでも、雑菌だらけといったケースは多い。

細菌だらけの歯ブラシを使うデメリット

細菌だらけの歯ブラシを口の中に入れるのはとても不衛生だ。体の免疫力が低下していると、歯茎が腫れるなど口内トラブルの原因にもなる。小さいお子さんの場合は特に注意が必要だ。雑菌を繁殖させないためにも、正しい洗い方を学んで清潔に保つことを心がけてほしい。

適当に洗うだけだと汚れは落ちない

歯磨きをしたあとに、歯ブラシを水でサッと流しているだけの方もいるだろう。ただし、軽く流すだけでは、歯ブラシの汚れや雑菌を十分に落とすことができない。毛の中に汚れが入り込こむこともあるので、正しい洗い方で丁寧に汚れや雑菌を除去しよう。

2. 歯ブラシの正しい洗い方

歯ブラシの洗い方について基本的な方法を紹介しよう。乾燥させるときのポイントや、除菌する方法まで詳しく説明する。

正しい洗い方

強めの流水を使って、さまざまな角度から洗い流すのがポイントだ。毛先から根元までしっかりと水を当てる。もし目にみえる食べカスが残っているときは、軽くこすって取り除いておこう。水をためたコップに歯ブラシを入れてかき回し、そのあと水で洗い流す方法もおすすめだ。

しっかりと乾燥させる

正しい洗い方を守っていても、歯ブラシに水気が残っていると雑菌が繁殖しやすい。ティッシュや清潔なタオルで軽く拭いておくと、乾燥するまでの時間が短縮できる。使っているコップや歯磨き粉のケースも一緒に拭いておけば、カビ対策にもなるだろう。拭いたあとは風通しがよい場所を選んで保管してほしい。

除菌する方法は?

歯ブラシの除菌には天日干しが有効だ。殺菌作用によって歯ブラシについた雑菌を減らすことができ、乾燥までの時間も短縮できる。正しい洗い方を守り、天気がよい日は日光に当てる習慣をつけよう。また、紫外線で除菌する歯ブラシ除菌器や歯ブラシ用除菌薬を活用するのもおすすめだ。手軽に使用できて効率よく雑菌を除去できる。

3. 歯ブラシの洗い方以外で気をつけるべきことは?

歯ブラシを清潔に使うための注意点を4つ紹介する。洗い方と併せてチェックすることで、適切に管理できるだろう。

1ヶ月に1回交換する

歯ブラシの交換は1ヶ月に1回を目安にする。そのまま使用していると衛生面で問題があり、汚れを落とす効果も弱くなってしまう。また、変色していたり毛先が開いたりしている場合は、1ヶ月より前でも取り替えてほしい。

離して保管する

正しい洗い方で手入れしていても、保管するときに歯ブラシ同士が触れると雑菌が移ってしまう。ウィルスが感染するケースもあるので分けて収納するのがポイントだ。

とくに赤ちゃんの場合は、大人の歯ブラシから虫歯菌がうつることがあるので注意しよう。歯ブラシスタンドやコップなど、離して収納できるアイテムを活用してほしい。

間違った除菌に注意

熱湯には除菌効果があるがプラスチック製の歯ブラシにかけると傷む。食器用の漂白剤や哺乳瓶を消毒する薬剤など、歯ブラシ専用でない商品は避けたほうがよい。天日干しや専用商品を活用して除菌しよう。

キャップやケースに入れない

水気を含んだ歯ブラシをキャップやケースに入れると、乾きにくくなる。持ち運び用に使用するときは、家に帰ったあとにすぐ取り出すことが重要だ。正しい洗い方を守ってしっかりと乾燥させて、また持ち運ぶときだけキャップやケースを使ってほしい。

結論

毎日使う歯ブラシは菌の温床になりやすい。清潔に保つためには正しい洗い方で手入れすることが重要だ。使用したあとは強めの流水でさまざまな角度から洗い流す。軽く拭いてしっかりと乾燥させることで、雑菌の繁殖を予防できるだろう。また、1ヶ月に1回交換する、歯ブラシ同士を離して保管するなど、洗い方以外の注意点も確認しておこう。歯ブラシを適切に管理する習慣をつけることが、口内トラブルをふせぐことにつながる。
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  • 更新日:

    2021年2月14日

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