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結露防止シートの効果と選び方を解説!使い方と注意点も紹介

結露防止シートの効果と選び方を解説!使い方と注意点も紹介

投稿者:ライター ブルーナ明子 (ぶるーなあきこ)

鉛筆アイコン 2021年3月 6日

寒い季節に顕著にみられる結露は、十分な対策をとらなければカビやダニなどを発生させ、室内の環境を悪化させる原因となる。このカビやダニはシックハウス症候群をはじめとする疾患や建物自体に損害を与える危険性もあるため、十分に結露の防止対策をとるべきだ。そこで今回は、結露対策の1つとして結露防止用シートの効果と選び方、使用方法とその注意点などについて詳しくご紹介しよう。

  

1. 結露対策に防止用シートはどんな効果がある?

カーテンやサッシなどを濡らしたり、湿らせたりする結露を改善するために結露防止シートの使用を検討する方もいるだろう。しかし、結露防止シートは実際にどのような効果をもつものか分からないという方もいるはずだ。そこでこちらでは、その効果について詳しく解説しよう。

結露を防止する仕組み

結露は、室内の湿度の高さの影響も受けるが、室温と外気温の差が大きいほど発生しやすい。結露防止シートは、窓や扉に貼ることで断熱材の役割を果たし、窓や扉が外気温の影響によって低温になることを防ぐことができる。

断熱効果

結露防止シートの中でも断熱タイプの製品は、空気層が何層にもなっているため高い断熱効果を発揮することができる。室内が外気温の影響を受けにくくなるため、暖房器具を使用している場合には、効率よく室内を暖めることができるようになる。

目隠しや紫外線カット効果

現在では、結露防止シートにもさまざまな種類のものが販売されている。すりガラス風のものや模様ガラス風のものなど、デザイン性の高いものはインテリアとしてのアクセントや目隠し効果も期待できるだろう。また、紫外線カット効果のあるものも販売されている。

吸水効果

結露防止シートには、吸水性と速乾性が高く、繰り返して使用することのできるタイプもある。500ml以上の水分を吸収することのできるタイプなども販売されているため、結露の量に応じて選ぶことができる。

2. 結露防止シートの種類と用途に合った選び方

結露防止シートには、前述の通り断熱効果、吸水効果、目隠し、紫外線カットなどさまざまな効果をもつタイプがある。こちらでは、最適な製品の選び方について解説しよう。

断熱タイプ

断熱効果をもつ結露防止シートは、窓や扉全体に貼るタイプである。そのため、選ぶときには厚みを確認することが大切だ。厚みがあるほど断熱効果が高くなるが、室内へ届く日差しも弱くなりがちである。部屋の構造や期待する断熱効果に応じて選んでいただきたい。

デザイン

結露防止シートは、目隠し効果のあるものやインテリアのアクセントとしても使用できるデザイン性の高い製品もある。住宅環境や好みに応じて選ぶことが大切だ。結露防止シートの使用を知られたくない方や部屋の雰囲気を壊したくない場合は、透明タイプを選ぶとよいだろう。

吸水タイプ

結露防止シートの吸水タイプでは、窓などの下部に貼るものと全面に貼るものがある。製品ごとに吸水量が異なるため、環境に応じて選ぶことが大切だ。

貼り方

結露防止シートは水で貼るタイプや吸着タイプ、シールタイプなどさまざまな貼り方の製品が販売されている。使用期間や時期、ガラスのデザインや凹凸の有無などに応じて適切なものを選んでほしい。

3. 結露防止シートの上手な貼り方と使用上の注意

結露防止シートの貼り方や剝がし方のコツ、取り替え時期の目安についてご紹介しよう。

貼り方と剝がし方のコツ

結露防止シートは、窓のサイズよりも若干大きめのものを購入してカッターナイフなどで適切にカットして使用するとキレイに貼ることができる。剥がす際、シールタイプで剝がしにくい場合には少しずつドライヤーで温めると剝がしやすくなる。跡が残ってしまう場合には、台所用洗剤やシール剝がしなどを適宜使用するとよいだろう。

取り替え時期の目安

結露防止シートの取り替え時期は、製品ごとの耐用年数を参考にするとよいだろう。しかし、汚れが目立ち不衛生な場合や剥がれやすくなり効果が期待できなくなってきたときには、適宜交換することをおすすめしたい。

網入りガラスには使用しない

結露防止シートを網入りガラスや網入り型ガラスに使用すると、ワイヤーとガラスの間で温度差が生じてガラスが割れる危険性がある。そのため、このタイプの窓には結露防止シートの使用は避けてほしい。

結露が多い場合の対策

結露防止シートを使用しても、結露を防ぐことが難しい場合には、室内の湿度管理についても見直すことが大切だ。ガスストーブなど、電気式ではない暖房器具を使用している場合には、燃焼の際には知らぬ間に水分も蒸発している。こまめな換気を心がけ、除湿機なども適宜使用していくとよいだろう。

4. ホームセンターや100均で人気の結露用シート3選

こちらでは、ホームセンターや100均で人気の結露防止シートを特徴とともにご紹介しよう。

ダイソー「冷気をシャットシート」

こちらは、霧吹きなどの水分で窓に貼るタイプの断熱タイプの結露防止シートである。取り付けや取り外しが簡単であることに加えて、40cm×90cm大のシートの2枚組みであり、コストパフォーマンスににも優れている点が人気の製品である。

ニトリ「結露吸水テープ(トラベル)」

こちらは、冬季向けの窓の下に使用する結露吸水テープである。厚みのある素材であるためサッシから伝わる冷気を遮断することもできる。幅180cm×厚さ0.2cm×高さ8cmであり、簡単にハサミで切って長さを調整できる素材である。また、取り付けや取り外しも簡単にできる点も人気のポイントだ。

セリア「窓用バブルシート」

こちらは、霧吹きなどの水分で窓に貼るタイプの透明な窓用のバブルシートである。取り外しや取り付けが簡単であることに加えて、断熱効果も高い点が人気だ。結露防止シートを手軽に試してみたい方におすすめの製品といえるだろう。

結論

今回は、結露対策の1つとして結露防止用シートの効果と選び方、使用方法とその注意点、人気製品について詳しく解説した。ぜひこちらの内容を参考に適切な結露防止シートを選び、効果的に結露対策を実践し、快適な住居環境を整えていただきたい。
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  • 更新日:

    2021年3月 6日

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