1. コードをおしゃれにまとめる方法

家の中で最もコードが散らかりやすいのが、パソコンデスクやテレビの周辺だ。配線が多いため、どうしても煩雑になりやすい。スマートフォンやゲーム機の充電コードなども加われば、なおさらである。コード類は一度絡まるとほどくのが大変な手間になるうえ、掃除がしづらくホコリがたまりやすくなってしまう。散らかった環境は快適とはいえず、コンセントやプラグにホコリがたまると、火災が発生する危険もある。コードをまとめることで、快適な空間と事故防止に努めよう。また、充電ケーブルなどの細かなコードは持ち歩くことも多い。取り出そうとすると、カバンの中でいつの間にか絡まっていることはないだろうか。こちらもしっかりまとめることで、出し入れがスムーズになる。
コードをまとめる方法にもいろいろあるが、まずは身近にある輪ゴムや紐を使ったものを紹介しよう。
コードをまとめる方法にもいろいろあるが、まずは身近にある輪ゴムや紐を使ったものを紹介しよう。
輪ゴム
輪ゴムは、比較的頻繁に使う充電ケーブルに用いると便利だ。まず、小さな輪、大きな輪、中くらいの輪ができるように、輪ゴムを2か所しばっておく。束ねたケーブルに中くらいの輪をかけて通し、巻きつけていこう。最後に大きな輪の部分を広げて、ケーブルに被せれば完成だ。ほどくときは、小さな輪を引っ張ると簡単にほどける仕組みになっている。
紐
使っていない紐があれば、結ぶだけでコードをまとめるアイテムになる。まず、紐を輪っかにし、しっかりと結ぶ。ケーブルやコードに巻き、結び目に紐の反対側をかければ完成だ。まとめるコードの太さに合わせた、ギリギリの長さに調節するとほどけにくくなる。また、結び目がストッパーの役割になっているため、あまり小さいとほどけやすい。結び目を大きくするか、太目の紐を使うとよいだろう。
2. コードをまとめるグッズおすすめ5選

輪ゴムや紐を使った手軽なまとめ方も悪くはないが、持ち歩きやインテリア用におしゃれなものが欲しいときは、専用グッズを活用するとよいだろう。100均やニトリ、インターネットで入手できるものの中から、コードをまとめるためのおすすめグッズを紹介していく。ただし商品に関しては、時期や在庫によってはすでに販売が終了している場合や、商品名、デザインが変更になっている場合もあるため注意してほしい。
セリア「コードクリップ」
洗濯ばさみのような形状のコードクリップは、まとめたコードを挟むだけのため、付け外しが簡単。コードの種類ががわかりづらいときも、クリップにラベリングすれば一目瞭然だ。セリア以外にも、ダイソーやキャンドゥなど、主要な100均で商品展開されており、色やサイズなどが異なる。使用したいコードに合わせて選ぶとよいだろう。
キャンドゥ「CABLE TIES」
マジックテープでできた、キャンドゥのケーブルタイ。束ねたコードに巻きつけるだけで、簡単にまとめることができる。その他の100均でも近い商品が取り扱われており、気に入ったデザインを選ぶのも楽しいだろう。充電器やイヤフォンのような細いコードから、一般的な太さの電気コードまで、さまざまなものに対応しやすい点も魅力だ。
ダイソー「ケーブルチューブ」
パソコンのデスク周りやテレビ裏など、コードが多くてまとめるのが難しい場所には、ケーブルチューブがおすすめだ。コイル状になったチューブを、束ねたコードに巻きつけるだけで、簡単に一つにまとめることができる。配線の整理はもちろん、ホコリなどの汚れ防止にも活躍するグッズだ。
ニトリ「ルーターやモデムも収納できるツートンカラーのコード収納ボックス」
ルーターやモデムは細い配線が多く絡まりやすいため、隠してしまいたい方も多いだろう。ニトリには、ルーターやモデム、さらに電源タップまで隠せる便利なコード収納ボックスがある。上部の天板部分は充電ステーションにもなるうえ、ホコリをカバーする役割も果たす。一つにまとめて収納できる便利さはもちろんだが、外から電源タップのオン・オフスイッチを操作できる設計も魅力だ。
ORICO「ケーブルホルダー」
7本のケーブルを固定してまとめることができる、ORICOのケーブルホルダー。溝にコードを挟み込むだけの手軽さで、スマートフォンの充電器など、細かいコード類をまとめるのに活躍してくれる。粘着テープで、デスクや壁などに固定して使用可能だ。
3. コードをまとめるときの注意点

コードをまとめるときは、安全性の観点から、注意すべき点がある。しっかりと確認したうえで、安全に配慮してからコードをまとめるようにしよう。
きつく束ねない
長いコードは、調節するために結束バンドなどを用いてまとめることも多いだろう。しかし、きつくまとめ過ぎると断線のおそれがあるため注意しよう。余裕を持たせてゆるくまとめるのが望ましい。
消費電力の少ないものだけにする
コードを束ねてまとめると、熱がこもりやすくなる。消費電力の高いものは危険なため、避けるべきだ。まとめるときは消費電力の小さなコードのみにしよう。
トラッキングに注意
コードを見せたくないからといって、家具で隠してしまったり、まとめたまま放置したりしていないだろうか。そういった状態のままにしておくと、トラッキングが起こる可能性がある。トラッキングは、ホコリや水滴によって通電してしまう現象を指す。火災が発生する危険を伴うため、注意しよう。
結論
いつの間にか散らかってしまうコード類。身近にある輪ゴムや紐、市販の便利なグッズを活用すれば、簡単にまとめることができる。コードの散らかりが気になるときは、ぜひ参考にしてみてほしい。ただし、見た目の美しさだけではなく、安全面にも配慮したうえでまとめるようにしよう。