1. 収納付きチェアのメリット

まずは、収納付きチェアのメリットからご紹介しよう。
3WAYで使用できる
収納付きチェアはその名の通り、椅子の内部に収納スペースが確保された椅子である。そのため、座るときの使用はもちろん、ソファなどでの足置きとしてのオットマン、そして収納機能を備えたインテリアとしての3通りの使い方ができるのがメリットだ。
簡単かつオシャレに収納できる
収納付きチェアは、フタや側面の引き出しを開閉するだけで内部にさまざまなものを収納できる。収納するものを決めて活用することもできるが、急な来客などで生活感のあるものを素早く片付けたいときにも役立つ。また、収納付きチェアはさまざまな素材やカラー、デザインの製品が販売されているため、部屋の雰囲気にぴったりなものを選ぶとインテリアのアクセントにも使用できる点もメリットといえるだろう。
2. 収納付きチェアの上手な選び方

こちらでは、収納付きチェアの上手な選び方についてポイントを解説しよう。
収納容量で選ぶ
収納付きチェアといっても、1人掛け用だけでなく2人掛け用のものも販売されている。そのため、少し大きめのものを収納したいときには、2人掛け用のものがおすすめだ。小さめの収納物を整理して収納したい場合には、1人掛け用の方が使い勝手がよくなるだろう。また、同じ1人掛け用の収納チェアであっても製品によって容量が異なるため、よく確認してから選ぶことが大切だ。
収納方法で選ぶ
収納付きチェアは、座面を開閉して収納するタイプと側面の引き出しを開閉して収納するタイプの2通りの収納方法がある。そのため、収納するものの使用頻度や大きさに応じて適切な収納方法を選ぶとよいだろう。
重量で選ぶ
収納付きチェアは、用いられる素材によって製品ごとの重さが異なる。そのため、重みのある素材の収納チェアの場合は、収納物を収めると移動が難しくなる場合もある。収納チェアをどこでどのように使用するのかを決め、頻繁に移動させる場合は軽量で取っ手の付いたものを選ぶとよいだろう。
使用する人数で選ぶ
収納付きチェアには、1人掛け用、2人掛け用という表記があるが、座り心地を考慮するときには実際のサイズにも注目して選ぶのがおすすめだ。1人掛け用では幅が40cmほど、2人掛け用では幅が90cmほどあるものを目安にするとよいだろう。
座り心地で選ぶ
収納付きチェアには、さまざまな素材やデザインがあるが、座り心地を優先させたい場合は、クッション性や安定性に優れた製品を選ぶとよいだろう。また、耐荷重が大きくて安定性の高いもの、使用する人の足の長さに応じて高さを選ぶと心地よく座ることができる。
一時的な使用は折りたたみ式を選ぶ
来客やシーズンによって収納チェアの使用頻度が異なる場合や定期的な引っ越しが必要な方には、折りたたみ式の収納付きチェアがおすすめだ。折りたたみ式の場合は、使用後はコンパクトにたたんでクローゼットなどに保管することができる。引っ越しの場合も簡単に搬送可能だ。
デザインで選ぶ
収納チェアを選ぶときには、それぞれの部屋の雰囲気に応じてカラーやデザインを選ぶとインテリアのアクセントとしてオシャレに使用することができる。洋室だけでなく和室にも合わせやすいもの、子ども部屋に映えやすいものもある。
部屋の広さに応じて選ぶ
収納付きチェアを選ぶときには、部屋の広さや他のインテリアとの相性も考慮して選ぶことが大切だ。収納スペースのみに着目してしまうと圧迫感を与えてしまう可能性がある。部屋の広さとのバランスを考慮して選んでいただきたい。
3. 収納付きチェアのおすすめ3選

こちらでは、収納付きチェアのおすすめ製品を特徴とあわせてご紹介しよう。
ニトリ「合成皮革スツール(Nシールド エン BK)」
高い耐久性を備えた合成皮革を採用した円形の収納スツールだ。ふたを取り外すだけで内部に収納することができる。3種類のカラーから選ぶことができるため、チェアとしてだけでなく、ソファと組み合わせてオットマンとしてもオシャレに使用できる。
IKEA「BOSNÄS ボースネス」
キューブタイプの収納チェアだ。特徴は、高いデザイン性と収納力である。また、ふたは汚れた場合に自宅で洗濯することができるため、清潔に使用することができる。カラーも2色から選ぶことができるため、インテリアのアクセントとしてもおすすめだ。
八幡化成「フタ付きバケツ オムニウッティ ニューグレー L 10L」
カラ-バリエーションに富んだ収納チェアとしても使用できるふた付きのバケツである。特徴は、耐荷重150㎏あり安定感がある点だ。デザイン性が高いため、日常生活ではリビングや子ども部屋の収納チェアとして使用し、災害時には耐久性を活かして水や物資の確保などにも活用できる。
結論
今回は、収納付きチェアのメリットや上手な選び方、おすすめ製品について詳しく解説した。リビングや子ども部屋は散らかりがちなため、ぜひこちらの内容を参考に上手に収納チェアを活用してキレイかつ快適な空間作りに役立てていただきたい。