1. 洗濯槽クリーナーとは?塩素系と酸素系どちらがおすすめ?
おすすめを紹介する前に、まずは洗濯槽クリーナーとは何かについて、基礎知識を身につけておこう。
洗濯槽クリーナーとは
洗濯槽クリーナーとは、文字通り洗濯槽にたまった汚れを落とすのに使うアイテムだ。洗濯槽は、服やタオルなどに付着している汚れ、繊維クズ、洗剤のカスなどによってどんどん汚れていく。そのうえ適度な水分まである。湿度とゴミはカビの大好物だが、洗濯槽はまさに、カビにとって格好の住処という訳だ。
目に見える部分はきれいだったとしても、裏側を(覗けないが)覗いてみると、きっと黒カビや汚れがビッシリと付いてしまっていることに目を疑うだろう。
目に見える部分はきれいだったとしても、裏側を(覗けないが)覗いてみると、きっと黒カビや汚れがビッシリと付いてしまっていることに目を疑うだろう。
種類
塩素系には、カビキラーなどと同じ漂白成分「次亜塩素酸ナトリウム」が入っている。つまり、塩素系の洗濯槽クリーナーは、かなり強力なカビ取り剤だと思っていいだろう。
「過炭酸ナトリウム」という漂白成分が使われているのが、酸素系の洗濯槽クリーナーだ。洗浄力は塩素系に劣るものの、それでも十分、カビや汚れを落とす力はある。酸素系を使うとヌルヌルした黒い汚れが浮いてくるので、使用に際してはゴミ取りネットなどがあるといい。
「過炭酸ナトリウム」という漂白成分が使われているのが、酸素系の洗濯槽クリーナーだ。洗浄力は塩素系に劣るものの、それでも十分、カビや汚れを落とす力はある。酸素系を使うとヌルヌルした黒い汚れが浮いてくるので、使用に際してはゴミ取りネットなどがあるといい。
どちらがおすすめ?
洗濯槽クリーナーは種類によって作用が異なる。そのため、一概に「どちらがおすすめ」というよりも、使い分けがポイントになってくる。
たとえば「今回、初めて洗濯槽の掃除にチャレンジする」「数カ月〜半年など長らく洗っていない」という場合、カビや汚れが相当たまっていることが予想される。これは塩素系で一気に撃退するのがおすすめだ。
一方「コンスタントに洗濯槽の汚れを落としている」「塩素系を使ってカビを撃退したあとだ」という場合、酸素系をおすすめしたい。なお、皮膚や洗濯槽に優しいのも酸素系なので、あわせて覚えておこう。
たとえば「今回、初めて洗濯槽の掃除にチャレンジする」「数カ月〜半年など長らく洗っていない」という場合、カビや汚れが相当たまっていることが予想される。これは塩素系で一気に撃退するのがおすすめだ。
一方「コンスタントに洗濯槽の汚れを落としている」「塩素系を使ってカビを撃退したあとだ」という場合、酸素系をおすすめしたい。なお、皮膚や洗濯槽に優しいのも酸素系なので、あわせて覚えておこう。
2. 洗濯槽クリーナーの使い方は?どれくらいの頻度がおすすめ?
続いては、洗濯槽クリーナーのおすすめの使用頻度について解説していく。
洗濯槽の掃除の頻度
そもそも、洗濯槽はどれくらいの頻度でお手入れするのが望ましいかご存知だろうか?使うたびに汚れがたまっていき、カビも発生しやすくなる。おすすめは、1〜2カ月に1回程度、洗濯槽クリーナーを使用して掃除をすることだ。
液性別・頻度の目安
塩素系の洗濯槽クリーナーは作用が強い分、皮膚に刺激があったり、使いすぎると洗濯槽にダメージを与えてしまったりすることもある。すすぎきれずに残ってしまうと衣類に付着する可能性もある。もちろん強力なカビ取り剤に変わりはないが、コンスタントに洗濯槽を掃除していれば、酸素系でも十分きれいになる。したがって、塩素系の洗濯槽クリーナーを使うなら、半年に1回程度がおすすめだ。
酸素系は塩素系と比べておだやかではあるが、洗浄力が低いわけではない。皮膚や衣類、環境に優しいといった特徴もあるので、1〜2カ月に1回など定期的なお手入れには酸素系がおすすめだ。
酸素系は塩素系と比べておだやかではあるが、洗浄力が低いわけではない。皮膚や衣類、環境に優しいといった特徴もあるので、1〜2カ月に1回など定期的なお手入れには酸素系がおすすめだ。
洗濯槽クリーナーの使い方
詳しくはパッケージに書かれた使用方法を参照してほしいのだが、基本的な使い方は覚えておいたほうがいいだろう。
槽洗浄モードがある場合
パッケージの記載通りに投入して槽洗浄モードでスタートするだけでいい。
槽洗浄モードがない場合
40℃くらいのお湯を満水の位置まで入れて洗濯槽クリーナーを溶かし、洗い運転をする(すすぎ、脱水はしない)。3〜6時間ほどそのままにし、今度は標準コースで洗う。なお、汚れがひどいと感じるときは、洗い運転→放置を2〜3回繰り返す方法をおすすめしたい。
3. おすすめの洗濯槽クリーナーと選び方、洗濯槽をきれいに保つコツ
さいごに、洗濯槽クリーナーを選ぶ際の注意点と、液性別におすすめの商品を紹介するとともに、洗濯槽をきれいに保ち、クリーニングを楽にするちょっとしたコツもお伝えする。
選ぶ際の注意点
洗濯機によっては、洗濯槽クリーナーが使えないことがある。事前に説明書を確認しておこう。また、タテ型とドラム型で使用できる商品が異なることもある。そのため液性だけでなく、お使いの洗濯機に対応しているかどうかも確認しておくことをおすすめしたい。
おすすめ4選
エステー「洗浄力 洗たく槽クリーナー」
塩素系洗濯槽クリーナー。タテ型、ドラム型いずれにも使用可能なので、どれを買うか迷った方におすすめだ。
ジョンソン「洗たく槽カビキラー(塩素系)」
同じくタテ型、ドラム型に使える洗濯槽クリーナー。たまりにたまったカビや汚れを一掃したい方におすすめ。
アリエール「洗たく槽クリーナー サイエンスプラス」
こちらは酸素系の洗濯槽クリーナーだ。メーカーがドラム型への使用は推奨していないため、タテ型をお使いの方におすすめしたい。
ジョンソン「洗たく槽カビキラー(非塩素系)」
カビキラーの酸素系洗濯槽クリーナーもある。浸け置き不要なので時短にもなる。ただしドラム型への使用は禁止のため、やはりタテ型をお使いの方へのおすすめ商品だ。
洗濯槽をきれいに保つちょっとしたコツ
洗濯槽クリーナーを使えば洗濯槽のカビや汚れを落とせるが、それにプラスして、日々のちょっとしたひと工夫で汚れがたまりにくい洗濯槽にすることも大切だろう。ひいては洗濯槽のお手入れを楽にすることにもつながるので、ぜひ実践してほしい。
といっても、特別に難しいことをする訳ではない。たとえば、洗濯をする前に服やタオルなどを洗濯槽にためたり、脱水が終わってからも洗濯物をしばらく放置したりといったことがあれば改善しよう。できるだけ洗濯槽にモノが入っている時間を短くすることが大切だ。
また、洗濯をしていないとき、洗濯機のふたはどうなっているだろうか?もし閉めっぱなしになっていたら、少しでもいいので開けておき、乾燥させることを心がけよう。
そして、洗濯のときは毎回、酸素系の漂白剤(粉末)を使うようにするといい。酸素系の漂白剤にはカビの発生を防ぐ作用があるうえ、服やタオルといった素材にも優しいという特徴がある。
これらを取り入れるだけで、カビや汚れがたまりにくい洗濯槽にできるはずだ。
といっても、特別に難しいことをする訳ではない。たとえば、洗濯をする前に服やタオルなどを洗濯槽にためたり、脱水が終わってからも洗濯物をしばらく放置したりといったことがあれば改善しよう。できるだけ洗濯槽にモノが入っている時間を短くすることが大切だ。
また、洗濯をしていないとき、洗濯機のふたはどうなっているだろうか?もし閉めっぱなしになっていたら、少しでもいいので開けておき、乾燥させることを心がけよう。
そして、洗濯のときは毎回、酸素系の漂白剤(粉末)を使うようにするといい。酸素系の漂白剤にはカビの発生を防ぐ作用があるうえ、服やタオルといった素材にも優しいという特徴がある。
これらを取り入れるだけで、カビや汚れがたまりにくい洗濯槽にできるはずだ。
結論
洗濯物の生乾きのニオイは、もしかすると洗濯槽のカビや汚れが原因かもしれない。心当たりがある方は、洗濯槽クリーナーで洗濯槽をきれいにしておこう。液性の特徴やおすすめ商品などを参考に、お使いの洗濯機にあったクリーナーを選ぼう。