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洗濯槽の掃除方法とは?汚れの原因や洗剤の選び方も解説!

洗濯槽の掃除方法とは?汚れの原因や洗剤の選び方も解説!

投稿者:ライター 藤田幸恵(ふじたゆきえ)

鉛筆アイコン 2021年3月26日

洗ったはずの衣服に、茶色い海藻のような汚れがついているのを目にしたことはないだろうか?実はそれは洗濯槽の汚れだ。洗濯槽の掃除をしないと、普段は目に見えない汚れが確実に溜まっていく。これはイヤなニオイの原因にもなる。まだ洗濯槽の掃除をしていない方は、すぐに洗剤を選んで一度掃除してみてはいかがだろうか?

  

1. 洗濯槽の掃除はなぜ必要?

洗濯槽の掃除は必要なのか?そもそも洗濯槽はなぜ汚れるのだろうか? 洗濯槽の汚れの正体は、ほとんどがカビだ。洗濯機の中は、衣類から出る糸くずや洗剤カスなどカビの養分が溜まりやすい。そこに水が加わるため、カビが繁殖するには都合のよい環境となる。このため、洗濯槽の掃除は必須なのだ。

洗濯槽の掃除をしないと、洗った衣類に残るニオイや茶色いカスの原因になる。せっかく洗濯をしていても衣類が不潔な状態になってしまう。

2. 洗濯槽の掃除をする頻度は?

洗濯槽の掃除は1ヶ月に1度行うのが理想的だ。洗濯のたびに糸くずや洗剤カスなどのゴミが溜まっていく。それをエサにして、目に見えない場所にもカビは繁殖する。

季節を問わずカビは繁殖するため、1~2ヶ月に1度は定期的に洗濯槽の掃除をしよう。目に見える汚れやニオイがなくても、洗濯槽の掃除をすると浮き出てくる汚れに驚くはずだ。

3. 洗濯槽の掃除に使えるおすすめの洗剤

洗濯槽の掃除で大切なのが洗剤の選び方だ。洗濯機のタイプや掃除の頻度で、選ぶべき洗剤は変わってくる。具体的には、次の2つをチェックしよう。

洗濯機のタイプ

家庭で使われている洗濯機のタイプは大きく2つに分けられる。縦型洗濯機とドラム式洗濯機だ。市販のなかには、ドラム式に対応していないものもある。故障の原因になるので、必ず最初に対応しているかどうかをチェックしよう。

縦型洗濯機

縦型の洗濯槽の掃除には、塩素系漂白剤・酸素系漂白剤から重曹やクエン酸まで幅広く使える。

ドラム式洗濯機

ドラム式の洗濯槽の掃除では、オキシクリーンなどの酸素系漂白剤は使えない。これらの洗剤は、泡の力で汚れを浮かせる。洗濯槽が泡でいっぱいになると水漏れが起きたり、剥がれた汚れが詰まったりするからだ。汚れを溶かす塩素系漂白剤であれば、問題なく使える。

掃除する頻度

掃除する頻度によって洗剤を変えるのも手だ。1~2ヶ月に1度こまめに洗濯槽の掃除するなら、塩素系漂白剤が向いている。塩素系漂白剤は雑菌を抑えるため、洗濯物に臭いニオイが残るときも使うとよい。

反対に、しばらく掃除をしていなかったら、酸素系漂白剤で浸け置き洗いをして徹底的にキレイにしよう。

4. 簡単な洗濯槽の掃除方法を紹介

洗剤別に洗濯槽の掃除方法を解説していこう。

塩素系漂白剤

洗濯槽の掃除を塩素系漂白剤で行うには、次の手順でやっていこう。

1.洗濯槽いっぱいに40~50℃のお湯をはる
2.所定の量の洗剤を投入する
3.所定の時間放置する
4.電源を入れ、洗い・すすぎ・脱水を行う

お湯を使うことで洗浄力はアップするが、熱湯だと塩素ガスが発生する。とても危険なので、お湯の温度は守ろう。

酸素系漂白剤

酸素系漂白剤を使って洗濯槽の掃除をするには次の手順だ。

1.ゴミ取りネットを外す
2.洗濯槽いっぱいに40~50℃のお湯をはる
3.電源を入れ、5分ほど洗濯機を回す
4.電源を切り、所定の時間放置する
5.再度電源を入れ、また5分ほど洗濯機を回す
6.汚れが浮いてきたら網などですくう
7.汚れを取り切ったら、すすぎ・脱水を行う

酸素系漂白剤を使うときは、長時間放置することが多い。洗濯機を使わない時間帯に掃除をしよう。

重曹とクエン酸

重曹とクエン酸という自然由来のものも利用できる。

1.ゴミ取りネットを外す
2.洗濯槽いっぱいに40~50℃のお湯をはる
3.重曹2カップとクエン酸1カップを投入する
4.電源を入れ、5分ほど洗濯機を回す
5.電源を切り、10時間程度放置する
6.汚れが浮いてきたら網などですくう
7.汚れを取り切ったら、すすぎ・脱水を行う

5. 洗濯槽の掃除頻度を減らすコツ

洗濯槽の掃除を頻繁にしなくても、清潔に保つ方法はあるのだろうか?普段の洗濯機の使い方やお手入れを見直すことで、洗濯槽の掃除頻度は減らせる。

洗濯用洗剤は適量使う

洗剤を多く入れたほうが衣類をキレイにできると、考えている方もいるかもしれない。だが、洗剤を入れすぎることは洗剤カスを増やし、カビの原因を作ることにつながる。適量を心がけよう。

洗濯物はすぐに干す

洗濯物は放置せず、すぐに干そう。放置すると洗濯物にも洗濯槽にも雑菌が繁殖しやすくなる。

洗濯機の扉は開けておく

洗濯しないときは洗濯機の扉は開けておく。洗濯槽のなかには水気が残っているので、扉を閉めていると湿気がこもってカビが繁殖しやすい環境になる。

自動掃除機能を使う

機種によって、洗濯槽の掃除を自動で行える機能がついているものもある。洗濯槽の乾燥や洗浄機能がついていたら、日頃から使って手間なくお手入れをしておくのがおすすめだ。

結論

洗濯槽の汚れは目に見えない部分に溜まっていく。このため、洗濯槽の掃除を意識的に行っている方は少ないかもしれない。だが、実際にしてみると、驚くほどの汚れが浮き上がってくる。こんなに汚い洗濯機を使っていたのかと、恐ろしくなるくらいだ。洗濯槽の掃除向けにさまざまな洗剤があるが、洗濯機のタイプによって使えないものもある。ご自宅の洗濯機に使えるかを確認して、ぜひ試してみよう。
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  • 更新日:

    2021年3月26日

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