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風呂場の床掃除が楽になる、洗剤の選び方とは?

風呂場の床掃除が楽になる、洗剤の選び方とは?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年3月30日

風呂場の床掃除は、汚れと逆の性質を持つ洗剤で中和しながら汚れを落とすことがコツである。そうすれば刺激の強い洗剤を使わずとも汚れが浮き上がってくるので、軽くこすって水で流せばするりと落とすことができる。洗剤を使わずに優しく汚れを落とす方法もあるので、今回は風呂場の汚れに適した掃除方法を見てみよう。

  

1. 風呂場の床のお手入れ方法!汚れの性質と洗剤の選び方

風呂場の汚れは色々なものが混じり合っているため複雑だ。しかし汚れの性質に対応した洗剤を使えば、風呂場のお手入れは驚くほど簡単となる。お手入れ方法を紹介する前に、まずは風呂場の床についた汚れが酸性かアルカリ性か調べてみよう。代表的な汚れとして以下のものがある。
  • 水垢(アルカリ性)
  • 石鹸カス(アルカリ性、酸性の2種類がある)
  • 黒カビ(酸性)
  • 赤カビ(酸性)
  • 皮脂(酸性)
これらの汚れは、汚れの性質と反対の性質を持つ洗剤を使って落とすのが一般的だ。中和して汚れを浮かすので、こすらなくてもするりと落ちることが多い。

汚れと洗剤の組み合わせ

アルカリ性の汚れ・・・酸性の洗剤で落とす
酸性の汚れ・・・アルカリ性の洗剤で落とす

このお手入れ方法を把握すれば、どの洗剤を使って風呂場の床を掃除するか自然と決まってくるだろう。汚れの性質と同じ性質の洗剤を使ってしまうと、どんなに強い洗剤を使っても汚れが落ちづらくなるので注意しよう。それぞれの汚れと、それに対応した洗剤は以下の通りである。

アルカリ性の汚れ(水垢、石鹸カス)に対応する洗剤

クエン酸、酸性洗剤

酸性の汚れ(石鹸カス、黒カビ、赤カビ、皮脂)に対応する洗剤

重曹、塩素系漂白剤、酸素系漂白剤

このように、それぞれの汚れに対応した洗剤を使えば、研磨剤でこすらなくても汚れを中和して落とすことができるので試してみよう。汚れと洗剤を中和させることが目的なので、洗剤をかけてすぐにこすったり流したりせず、しばらく時間を置いて中和するのを待つことがポイントである。

一般的なお手入れ方法で使われる中性洗剤は、酸性とアルカリ性両方の汚れに使うことができる。しかし、どの汚れにも効くかわりに、どの汚れにも優しい洗浄力となることを覚えておこう。

2. 風呂場の床掃除に使える便利グッズ

風呂場の床の汚れは洗剤でなくても落とすことができる。ここで、風呂場の床掃除に使える便利グッズである「重曹」と「クエン酸」を紹介しよう。自然由来の成分である重曹とクエン酸は、風呂場に限らず家のあらゆる場所の掃除グッズとしても使うことができる。キッチンやリビング、トイレなどの掃除用に常備している家も少なくないだろう。

この便利グッズは、風呂の床掃除にも大活躍してくれる。重曹やクエン酸を使った掃除方法をいくつか紹介していこう。

重曹とクエン酸を使った方法

  • 重曹を床にまいてクエン酸をふりかけ、さらに水をかける。重曹:クエン酸で2:1ほどを目安にしよう。
  • 泡が発生するので、その上にラップをかけて1時間ほど置いておく
  • ラップをはずし軽くこすり洗いする
  • シャワーの水で流す

重曹スプレーを使った方法

重曹と水を混ぜて沸騰させた「重曹水」はアルカリ性が強くなるので、この重曹水をスプレーボトルに入れて重曹スプレーを作り、風呂場の床に吹きかけることで酸性の汚れを落とすことができる。重曹水は、水1リットルに重曹大さじ5〜6ほどを混ぜて沸騰させたものを使おう。

クエン酸パックを使った方法

水垢などのアルカリ性の汚れには、クエン酸水を作って対処しよう。クエン酸水は、水200mlにクエン酸小さじ1を混ぜて作ることができる。水垢部分にクエン酸水をかけ、上からラップでパックすることで汚れが落ちやすくなる。こびりついた水垢はなかなか取れないので、こびりつきがひどい場合は長時間置くことをおすすめする。

強い洗剤を使うのに抵抗がある人や、小さな子供がいる家庭の場合、重曹やクエン酸などの便利グッズを使って汚れを落としてみよう。

3. 風呂場の床掃除の道具のまとめ

風呂場の床は色々な汚れが絡み合っているため、一見しただけではどの洗剤や道具を使えばよいかわからないこともあるだろう。酸性、アルカリ性のどちらの汚れにも対応できるように、以下の道具をそろえて置くとよいだろう。

揃えておきたい掃除道具

  • 中性洗剤
  • アルカリ性の洗浄剤(塩素系漂白剤、酸素系漂白剤)
  • 酸性の洗浄剤(酸性洗剤)
  • 重曹
  • クエン酸
  • スポンジ、ブラシなど
  • スプレーボトル、ラップ
なおこれらの道具は、床だけでなく風呂場全体の掃除に使えるので、一度揃えれば風呂掃除全般に使うことができる。ただし塩素系の漂白剤と酸性の洗剤を一緒に使うと有毒ガスが発生して極めて危険なので、同じタイミングでは使わないようにしよう。

結論

風呂場の床の汚れは、大きく酸性とアルカリ性に分けられる。それぞれの性質に合わせた洗剤を使えば、汚れを中和して簡単に落とすことができる。汚れを中和するために、洗剤をかけたらしばらく置いておくことも大切だ。また、洗剤でなくても重曹やクエン酸などを使っても中和することができる。中和を使った掃除は風呂場意外でもできるので、ぜひ活用してみてほしい。
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  • 更新日:

    2021年3月30日

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