1. キャスター付き収納のメリット

収納アイテムにキャスターが付いていると、さまざまなシーンで便利に使える。キャスターが付いていることでどのようなメリットが考えられるだろうか。
簡単に動かせる
キャスターが付いている一番のメリットは、重いものでも簡単に動かせることだ。重い収納家具でも、キャスターがあればひとりでも移動がスムーズにできる。
掃除が楽
家具などにキャスターが付いていれば、掃除が楽だ。例えば、リビングのキャスター付きテレビラックは、掃除のたびに簡単に動かすことができるので掃除の時短にもなる。
簡単に取り出せる
奥行きのあるクローゼットなどは、キャスターの付いた収納ボックスを使うと便利だ。シーズンアイテムごとに仕分けをして、使わないものは奥へ、使うものは前にレイアウトする。キャスターが付いているので、奥のものも簡単に取り出せる。
インテリアデザインへの影響が少ない
キャスターは、小さい部品で足元に取り付けるアイテムだ。そのため、家にもともとある家具に取り付けたとしても、デザインや雰囲気を損なうことがあまりない。
2. キャスター付き収納の種類や選び方

移動に便利なキャスター付き収納だが、いろいろな種類があり、選ぶのにも迷ってしまう。選ぶときのポイントを紹介しよう。
種類で選ぶ
キャスター付き収納には「プラスチック製」「木製」「紙製」などがある。それぞれ特徴があるので、目的に合わせて選ぼう。
プラスチック製は、ある程度の耐久性がある。軽くて移動もしやすいので、子どものおもちゃや衣類などの収納にピッタリだ。
木製は耐久性があり、収納できるものの種類が幅広い。すでに収納前から重さがあるため、大きくて丈夫なキャスタ
ーが付いていることが望ましい。また、湿度に注意して管理することが大切だ。
紙製は軽くてお手軽なのが特徴。書類などを仕分けて保管するのにも便利だ。ただし、入れるものが多かったり、重かったりすると壊れやすいので注意が必要だ。
プラスチック製は、ある程度の耐久性がある。軽くて移動もしやすいので、子どものおもちゃや衣類などの収納にピッタリだ。
木製は耐久性があり、収納できるものの種類が幅広い。すでに収納前から重さがあるため、大きくて丈夫なキャスタ
ーが付いていることが望ましい。また、湿度に注意して管理することが大切だ。
紙製は軽くてお手軽なのが特徴。書類などを仕分けて保管するのにも便利だ。ただし、入れるものが多かったり、重かったりすると壊れやすいので注意が必要だ。
耐荷重をチェックする
キャスター付き収納は、重いものを移動させるのに便利だ。しかし、それぞれ耐荷重というものがある。耐荷重を超えてしまうとキャスターがうまく機能しなかったり、破損してしまう危険性がある。購入するときには、必ず耐荷重をチェックしよう。
ストッパー付きを
キャスター付き収納は、少しの力で簡単に動かせるというメリットがある。そのため小さな子どもやペットでも簡単に動かせる可能性がある。そのため、キッチンワゴンの上にポットなどを置いておくと非常に危険だ。必ずストッパー付きのキャスターを選び、忘れずにロックしておくことが必要だ。
3. キャスター付き収納の活用アイデア集

もともとキャスターが付いているものもあるが、キャスターを付けて移動を楽にするという方法もある。いろいろな活用アイデアをピックアップしてみたので、ぜひ参考にしてもらいたい。
すのこにキャスターを付けて
キッチンには意外と重いものが多い。例えばお米や缶詰、調味料などだ。お米は出し入れの頻度が高い。缶詰や調味料は、まとめて収納するとかなり重くなる。
そこで、100均でも購入できる小さなすのこにキャスターを取り付けてみよう。その上に置けば重いお米の出し入れや奥にある缶詰・調味料のストックの取り出しも簡単になる。
そこで、100均でも購入できる小さなすのこにキャスターを取り付けてみよう。その上に置けば重いお米の出し入れや奥にある缶詰・調味料のストックの取り出しも簡単になる。
ベランダでガーデニング
キャスター付き収納を利用して、ベランダでガーデニングを楽しもう。お気に入りの花鉢やコンテナを利用してミニ家庭菜園も楽しめる。キャスター付きなので、日の当たる場所への移動が簡単だ。そのままで水やりができるように、水にぬれてもサビない素材や塗装がしてあるものを選ぼう。
DIYの道具をまとめる
DIYの道具は、ネジやクギといった細かなものが多い。また、電動ドリルや金づち、ドライバーセットなどがひとつにまとまっていると作業効率がよくなる。キャスター付きの収納を使えば、たくさんの道具を必要な場所に楽に運ぶことができて、効率的だ。天板があれば、その上で作業もできる。
4. おすすめのキャスター付き収納

キャスター付き収納は、目的に合わせて選ぶことが大切だ。目的に特化した使いやすいおすすめを紹介しよう。
JAJAN「キャスター付き コミックラック 2台セット」
コミックや文庫本、DVDなどは知らないうちに増えてしまうものだ。とくにコミックは、長編ものだと何十巻にもなる。そこでおすすめしたいのがこの商品だ。押し入れの下段にピッタリ収まるサイズで、1台で120冊も収納が可能だ。それが2台セットになっている。取っ手とキャスターが付いているので取り出しやすく、そのままソファやベッドまで引っ張ってくれば、読みながら収納することもできる。
TKM「スラックスハンガー カバー付(TKM-7774)」
スラックスの収納を目的としたハンガーラックだ。専用のハンガーが18本付いている。高さが73cmと低く、押し入れやクローゼットにも収納しやすい。キャスター付きなので、簡単に押し入れから出し入れすることができる。また、ホコリから衣類を守るカバーが付いていて、さらにカバーには小さな収納ポケット付きなのもうれしい。小物類を入れておくのに便利だ。
アイリスオーヤマ「メタルラック(MK-2008N)」
幅約20cm×高さ88cmとスリム。高さもキッチンのシンクの高さに合わせるのにちょうどいい。冷蔵庫や食器棚との隙間も上手に活用できる。また、棚板1枚当たりの耐荷重が16kgなので、重い缶詰や瓶詰、ペットボトルの調味料の収納にも最適だ。
キャスターが付いているので、重いものを置いても片手で簡単に出し入れできる。また、メタルラックの特徴は、サビにくく耐久性があるという点だ。水をよく使うキッチンにはおすすめだ。
キャスターが付いているので、重いものを置いても片手で簡単に出し入れできる。また、メタルラックの特徴は、サビにくく耐久性があるという点だ。水をよく使うキッチンにはおすすめだ。
結論
キャスター付き収納を使うメリットは、移動が簡単で取り出しやすいこと。そして掃除もしやすくなる。キャスター付き収納を選ぶときには、素材や耐荷重を確認しよう。小さな子どもがいるご家庭では、安全のためストッパー付きがおすすめだ。アイデア次第でいろいろな場所で使えるキャスター付き収納を上手に活用しよう。