1. コードを整理して収納する方法

さまざまな電化製品が集まっているデスクやテレビ周辺は、コード類でごちゃごちゃしがちだ。コードが絡まっていると、掃除がしにくく埃が溜まりやすい。煩雑なコードを整理するための3つの方法を紹介する。
まとめて整理する
長すぎたり何本もあったりするコードはまとめるだけで、すっきり整理できる。長いコードは束ねて固定しよう。平行して存在する複数のコードは一緒に結束バンドなどで留める。
隠して整理する
コードを隠すのも整理方法の1つだ。コードが多く付いている電源タップごと収納ボックスなどに入れれば、コードが見えないのでキレイに片付く。
浮かせて整理する
浮かせて整理する方法とは、コードを壁や家具に沿わせるように固定することだ。多くの家庭ではコードが床に這っている状態だが、床にコードがあると足に引っ掛かったり埃が溜まったりする。コードを浮かせることで、見た目もよくなり転倒の危険もなくなるのだ。
2. コード整理に役立つ便利グッズ3選

コードを整理するのに役立つアイテムを3点紹介する。コードのごちゃごちゃに悩んでいる方はぜひ購入を検討してみよう。
ニトリ「壁にピッタリつけられるツートンカラーのコード収納ボックス」
こちらは、隠して整理するためのアイテムだ。ごちゃごちゃになりやすい電源タップをボックスのなかに入れて、隠すことでデスクや棚の上をすっきりさせる。ボックスの上部には充電コードなどを出せる穴があり、スマートフォンを充電するときの定位置になる。中央部の窓から電源タップのスイッチを操作できる点も魅力だ。
ダイソー「コードフック」
コードを浮かせて整理するなら、こちらのフックがおすすめだ。コードを通せるフックの裏側に粘着テープが付いていて、コードを壁や家具などに這わせて固定できる。1パックに18個のコードフックが入っているため、気になる箇所があればまずは1パック購入してみよう。
3. コードを整理整頓するときの注意点

コードを整理するときに注意すべきことがある。火災や事故につながるので、次の2点についてはとくに気をつけよう。
束ねてよいのは消費電力の小さいもの
コードを整理したいとき、束ねる方法を使えるのは消費電力の小さいものだけだ。テレビやドライヤーなど消費電力が大きいものは、コードを束ねることで熱を持つことがある。場合によっては火災につながることもあるので、気をつけよう。
トラッキングに要注意
トラッキングとは、電源プラグの隙間に埃や湿気が触れることで火花が散る現象だ。コード類を整理するときは、コードの周辺に埃が溜まらないか考えてみよう。とくに、延長コードや電源タップを使っていると、電源プラグが抜けていることに気づきにくい。電源プラグにカバーを付けたり、プラグ抜けがないように頻繁にチェックしたりして、トラッキングには気をつけよう。
結論
コードを上手に整理する方法について解説してきた。煩雑に絡まったり床に放置されたりしているコードは、転倒や埃が蓄積する原因になる。コードに埃が溜まってトラッキングが起きると、火災につながることもある。まとめる・隠す・浮かせるの3つの整理方法で、すっきり片付けよう。