1. 洗濯槽の汚れにクエン酸や酢が効果あるの?
まずはクエン酸や酢の効果について紹介する。洗濯槽のどのような汚れに効果があるのか、あらかじめ確認しておこう。
アルカリ性の汚れに効果的
クエン酸や酢は酸性の性質をもっている。石鹸カスや水垢などアルカリ性の汚れを中和して落としやすくする効果があるため、洗濯槽の掃除におすすめだ。
粉タイプの洗剤や洗濯石鹸を使っているご家庭は、とくに石鹸カスがたまりやすい。洗濯槽に白い結晶のような汚れが付着していたら、クエン酸や酢を使ってスッキリと落とそう。
粉タイプの洗剤や洗濯石鹸を使っているご家庭は、とくに石鹸カスがたまりやすい。洗濯槽に白い結晶のような汚れが付着していたら、クエン酸や酢を使ってスッキリと落とそう。
クエン酸がおすすめ
クエン酸や酢は口に入れても問題ない成分なので、お子さんがいるご家庭でも使いやすい。また、クエン酸には除菌や消臭といった作用がある。洗濯槽の雑菌や嫌なにおいへの対策として、ぜひ活用してほしい。
ただし、酢は独特なにおいがあり、糖分やアミノ酸が含まれているためカビのエサになる。洗濯槽の掃除に使用するなら、酢よりもクエン酸のほうがおすすめだ。酢を使用したいときは、成分やにおいが残らないようにしっかりすすごう。
ただし、酢は独特なにおいがあり、糖分やアミノ酸が含まれているためカビのエサになる。洗濯槽の掃除に使用するなら、酢よりもクエン酸のほうがおすすめだ。酢を使用したいときは、成分やにおいが残らないようにしっかりすすごう。
2. クエン酸や酢を活用した洗濯槽の掃除方法
クエン酸や酢を使って洗濯槽を掃除する方法について紹介する。クエン酸は1/2~1カップ(10Lに10g)、酢は2~3カップが分量の目安だ。準備としてごみ取りネットなど、取り外せるパーツはあらかじめ外しておこう。
1.洗濯槽の最大水位まで水をはる
2.一時停止で水を止めてクエン酸(酢)を入れる
3.3分くらい運転させてたまった水を混ぜる
4.数時間~1晩ほど放置する
5.ゴミが浮いている場合は網ですくって通常のコースで洗濯機を回す
洗濯機によっては槽洗浄コースがあるのでそちらを利用してもよいだろう。洗濯槽の表面に石鹸カスがたまって白くくもったと感じたら、クエン酸や酢を使うようにしてほしい。
1.洗濯槽の最大水位まで水をはる
2.一時停止で水を止めてクエン酸(酢)を入れる
3.3分くらい運転させてたまった水を混ぜる
4.数時間~1晩ほど放置する
5.ゴミが浮いている場合は網ですくって通常のコースで洗濯機を回す
洗濯機によっては槽洗浄コースがあるのでそちらを利用してもよいだろう。洗濯槽の表面に石鹸カスがたまって白くくもったと感じたら、クエン酸や酢を使うようにしてほしい。
3. クエン酸や酢で洗濯槽を掃除するときの注意点
クエン酸や酢を使った洗濯槽の掃除には注意点がある。トラブルを防ぐことにつながるので、あらかじめチェックしておこう。
サビつきに注意
クエン酸や酢は酸性なので金属の酸化に注意が必要だ。洗濯機には金属部品が使用されているため、クエン酸や酢の使用を推奨していないメーカーもある。洗濯機の不調にもつながるので、クエン酸と酢の使い方には注意してほしい。
気になる方はメーカーに問い合わせてみると安心だ。洗濯槽の掃除にクエン酸や酢を使用する場合は、成分が残らないようにキレイにすすぐ。石鹸カスや水垢の汚れが気にならないときなら、クエン酸や酢の使用は避けたほうがよいだろう。
気になる方はメーカーに問い合わせてみると安心だ。洗濯槽の掃除にクエン酸や酢を使用する場合は、成分が残らないようにキレイにすすぐ。石鹸カスや水垢の汚れが気にならないときなら、クエン酸や酢の使用は避けたほうがよいだろう。
有毒ガスに注意
塩素系漂白剤は酸性の成分と混ざると有毒ガスが発生する。クエン酸や酢は酸性なので、塩素系漂白剤と一緒には使用できない。
洗濯や洗濯槽の掃除に塩素系漂白剤を使用した場合、成分が残っている可能性があるので注意が必要だ。塩素系漂白剤とクエン酸や酢を続けて使用するのは、避けたほうがよいだろう。
洗濯や洗濯槽の掃除に塩素系漂白剤を使用した場合、成分が残っている可能性があるので注意が必要だ。塩素系漂白剤とクエン酸や酢を続けて使用するのは、避けたほうがよいだろう。
4. クエン酸や酢以外で洗濯槽掃除に使えるものは?
クエン酸や酢のほかにも洗濯槽の掃除に使用できるアイテムはある。落とせる汚れや洗浄力がそれぞれ違うので、特徴をチェックしてほしい。
重曹
重曹はアルカリ性の性質があるため、皮脂や油など酸性の汚れに効果的だ。酸性のクエン酸や酢では落とせない汚れをキレイに落とせるので、上手に使い分けよう。
基本的な使い方はクエン酸や重曹と同じで、分量は1カップを目安にする。ただし、重曹は水に溶けにくいため使い方には注意が必要だ。ぬるま湯を使用したりよく混ぜたりして、しっかりと溶かしてから使ってほしい。
基本的な使い方はクエン酸や重曹と同じで、分量は1カップを目安にする。ただし、重曹は水に溶けにくいため使い方には注意が必要だ。ぬるま湯を使用したりよく混ぜたりして、しっかりと溶かしてから使ってほしい。
酸素系漂白剤
酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)は、クエン酸や酢では落とせない雑菌やカビにも効果的だ。液体タイプもあるが洗濯槽の掃除には粉末タイプを使おう。
使い方は40~50度くらいのお湯を洗濯槽にためてから500gの酸素系漂白剤を入れる。1晩ほと放置したあと、浮いてきたゴミを丁寧に取り除いてから脱水しよう。あとは衣服を入れずに洗濯機を回せば終わりだ。
使い方は40~50度くらいのお湯を洗濯槽にためてから500gの酸素系漂白剤を入れる。1晩ほと放置したあと、浮いてきたゴミを丁寧に取り除いてから脱水しよう。あとは衣服を入れずに洗濯機を回せば終わりだ。
塩素系漂白剤
塩素系漂白剤には非常に強い殺菌効果があり、見えないカビ菌までスッキリと除去できる。長期間放置した洗濯槽の掃除や、徹底的に掃除したいとき活用しよう。洗濯槽専用の商品が使いやすいのでおすすめだ。
まずは水をためた洗濯槽に1回分の塩素系漂白剤を入れて3時間ほど放置しよう。あとは衣類を入れずに洗濯機を回せばキレイになる。塩素系漂白剤は刺激が強いので、ゴム手袋を手にはめて作業すると安心だ。
まずは水をためた洗濯槽に1回分の塩素系漂白剤を入れて3時間ほど放置しよう。あとは衣類を入れずに洗濯機を回せばキレイになる。塩素系漂白剤は刺激が強いので、ゴム手袋を手にはめて作業すると安心だ。
結論
クエン酸や酢は洗濯槽に付着した石鹸カスや水垢に効果がある。洗濯槽に水をためたてから投入して、あとは数時間~1晩ほど放置すればキレイになるだろう。ただし、酸性のクエン酸や酢を使用すると洗濯機がサビつきやすくなるため、掃除が終わったあとはしっかりとすすいでほしい。酸性の汚れやカビには効果があまりないので、重曹や酸素系漂白剤、塩素系漂白剤を使い分けよう。