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換気扇ファンの掃除に必要なアイテム!油汚れがスッキリ落ちる!?

換気扇ファンの掃除に必要なアイテム!油汚れがスッキリ落ちる!?

投稿者:ライター 西村七海 (にしむらななみ)

鉛筆アイコン 2021年4月18日

油汚れが気になる換気扇。レンジフードを拭き掃除することはあっても、なかなかファンには手が伸びず、放置してしまっている方も少なくないだろう。当記事では、換気扇やファンの掃除に必要なアイテムに加え、油汚れをスッキリと落とすための掃除方法を解説していく。

  

1. 換気扇のファンの掃除に必要な道具

換気扇のファンの掃除には、洗剤の中でも「セスキ炭酸ソーダ」「重曹」「オキシクリーン」が便利である。100均やホームセンター、ドラッグストアなどで購入することが可能だ。また、ゴム手袋やスポンジ、歯ブラシ、シロッコファンブラシなどを用意しておこう。

重曹の特徴

ナチュラルな掃除アイテムとして有名な重曹は、弱アルカリ性で酸性の汚れに強い。つまり油汚れの掃除に活躍する。ぬるま湯に溶かして重曹スプレーを作り、日頃からキッチン周りの油汚れ掃除のために常備しておくと便利だろう。スプレーのほかにも、重曹と水を2:1の割合で混ぜた重曹ペーストもおすすめだ。汚れがひどい部分には直接ペーストを塗り、30分ほどおくとさらに高い効果を発揮する。

セスキ炭酸ソーダの特徴

重曹に並んで有名なセスキ炭酸ソーダ。重曹よりもアルカリ性が強いため、油汚れを落とす力も強くなっている。これはメリットであると同時に、洗浄力が強いことで素材や肌を傷める可能性も高まるため注意しよう。肌の弱い方は、使用の際にゴム手袋を着用するとよい。水に溶けやすい性質を持っており、重曹のようにスプレーを作って掃除に活用するのもおすすめだ。

オキシクリーンの特徴

オキシクリーンは、家中の掃除や洗濯など、マルチに使える洗剤。汚れがスッキリ落ちることで人気となっている。オキシクリーンの汚れを落とす秘密は、酸素の力。たくさんの酸素の泡が発生し、汚れを落としているのだ。金属に使用すると変色する恐れがあるため、注意が必要である。取扱説明書や販売元の情報、自宅の換気扇やファンの素材をしっかりと確認しておこう。

シロッコファンブラシとは?

シロッコファンブラシは、その名の通り、換気扇のシロッコファン掃除に特化したブラシである。シロッコファンの形状にフィットするよう作られており、効率的に汚れを取り除くことが可能だ。歯ブラシなどでも代用可能なため必須ではないが、あると便利なアイテムとなっている。

2. 換気扇のファンの掃除方法

換気扇のファンの掃除には、前章で解説したどの洗剤であっても、つけおき洗いがおすすめだ。ここでは、洗剤ごとに換気扇ファンの掃除方法を解説していく。準備と注意点もしっかりとチェックしておこう。

準備

掃除を始める前に、換気扇の電源が切れていることを必ず確認する。できればブレーカーも落としておくと安心だ。換気扇を分解する際、上から油が落ちることでコンロが傷まないよう、新聞などでガードしておくとよいだろう。それからゴム手袋を着用し、換気扇のフィルターを外して、シロッコファンも取り外しておく。

注意点

分解や掃除の際、シロッコファンについているバランサーを動かさないようにする。動かしてしまうと、取り付けた後に換気扇の電源を入れてもファンが回らない可能性があるからだ。また換気扇を分解する際は、通常とは反対に回す逆ネジになっているパーツなどもあるので注意する。取扱説明書を見ながら行うのがおすすめだ。

重曹を使った換気扇のファン掃除

1.シンクやゴミ袋などに換気扇のファンやフィルターを入れ、45〜50度のお湯を張る。
2.約100gの重曹を入れ、10〜20分ほどつけおきする。
3.つけおきで汚れがゆるんだら、スポンジや歯ブラシ、シロッコファンブラシを使用してこすり洗いする。
5.部品をもとに戻して完了。

2.の工程でつけおきしている間に、取り外せない部分を掃除しておくとよい。水100mlに小さじ1の重曹を入れたスプレーを作り、スポンジに吹きつけてこすり洗いをする。最後に雑巾で水拭きをし、乾拭きもしておこう。

セスキを使った換気扇のファン掃除

1.シンクにフィルターやファンを入れ、40度ほどのお湯を張る。
2.湯量にあわせてセスキを入れ、(お湯500mlに小さじ1程度が目安)1時間ほどつけおきする
3.つけおきで汚れがゆるんだら、スポンジや歯ブラシ、シロッコファンブラシを使用してこすり洗いする。
4.部品をもとに戻して完了。

セスキの濃度は、汚れの状態によって調整するとよい。ひどい汚れであれば、もう少し濃くしてみよう。

オキシクリーンを使った換気扇のファン掃除

1.シンクに換気扇のファンやフィルターを入れ、40〜50度のお湯を張る。
2.付属のスプーン1〜2杯のオキシクリーンを入れてかき混ぜ、1〜2時間つけおきする。
3.つけおきで汚れがゆるんだら、スポンジや歯ブラシ、シロッコファンブラシを使用してこすり洗いする。
4.部品をもとに戻して完了。

3. 換気扇のファンの掃除頻度を減らすコツ

換気扇の油汚れは、放置すればするほど掃除が大変になる。しかし、タイミングよく掃除ができないこともあるだろう。換気扇ファンの掃除頻度を減らすコツを取り入れてみよう。

換気扇やファンの掃除頻度は?

レンジフード周りは週に1回、ファンやフィルターなどの分解掃除は最低でも3〜6ヶ月に1回は行いたい。理想は汚れたらすぐ、こまめな掃除が鉄則だ。

レンジフィルター

レンジフィルターは、ファンに油が届く前に、油を含んだ蒸気をキャッチ。使用すると、汚れがつきにくくなる。100均でも販売されているため手軽に購入できるのも便利なポイント。サイズにあったものを選び、こまめに交換するのがおすすめだ。

コーティング剤

キッチン周りで使用できるコーティング剤、汚れ防止剤は、掃除を簡単にする便利なアイテム。吹きかけておくだけで汚れが付着するのを防ぎ、掃除の際に油が落ちやすくなる。

コンディショナー

コンディショナー(リンス)といえば、髪に使うイメージを持つ方がほとんどではないだろうか。コンディショナーには、静電気を防いでホコリをつきにくくする性質がある。換気扇の油汚れは、ホコリも一緒に固まっていることが多い。換気扇やファンの掃除後、キレイな雑巾にコンディショナーを染み込ませて薄く伸ばすように拭いておくのがおすすめだ。

結論

換気扇やファンの掃除は油汚れが落ちにくく、分解して取り付けまでしなければならないため億劫に感じるものである。しかし、重曹やセスキ、オキシクリーンを入れたお湯につけおき洗いをすれば、スッキリと油汚れを落とすことが可能だ。手軽に購入でき、こすり洗いの手間も軽減できるため、ぜひ実践してみてほしい。
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  • 更新日:

    2021年4月18日

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