1. 【アイロンvs衣類スチーマー】得意なワザとアイテムは?

まずはアイロンと衣類スチーマーについて説明する。それぞれの特徴やおすすめの使い方を、チェックしておこう。
アイロン
アイロンは熱と圧力でシワを伸ばす仕組みだ。アイロン台の上に衣服を置いて、上から押さえながらプレスする。頑固なシワにも効果があり、ワイシャツなどもパリッとした仕上がりになるのが特徴だ。
さらに、アイロンなら衣服にキレイな折り目をつけられる。スーツのスラックスやプリーツスカートなど、折り目が重要な衣服におすすめだ。水蒸気がでるタイプのスチームアイロンなら、セーターや薄手の綿製品にも使いやすい。
さらに、アイロンなら衣服にキレイな折り目をつけられる。スーツのスラックスやプリーツスカートなど、折り目が重要な衣服におすすめだ。水蒸気がでるタイプのスチームアイロンなら、セーターや薄手の綿製品にも使いやすい。
衣類スチーマー
衣類スチーマーは熱と水蒸気でシワを伸ばす。ハンガーにかけたままスチームを吹きかけるので、アイロン台が必要ない。アイロンと違ってプレスをしないため、ふんわりとした仕上がりになるのが特徴だ。
着用後のシワや衣替えあとの収納シワなど、軽いシワをサッと取りたいときに衣類スチーマーが役立つ。立体仕上げのジャケットやフリル、ドレープなどの形を保ったままシワを伸ばすことができる。さらに大量のスチームによる除菌や消臭効果も期待できる。
着用後のシワや衣替えあとの収納シワなど、軽いシワをサッと取りたいときに衣類スチーマーが役立つ。立体仕上げのジャケットやフリル、ドレープなどの形を保ったままシワを伸ばすことができる。さらに大量のスチームによる除菌や消臭効果も期待できる。
2. 【アイロンor衣類スチーマー】どちらか1つ選ぶなら?

アイロンと衣類スチーマー、どちらがいいのか選び方について紹介する。3つのポイントを説明するので、選ぶときに役立ててほしい。
手軽さなら衣類スチーマー
短時間でサッとシワを伸ばしたいなら、衣類スチーマーがおすすめだ。アイロン台を用意する手間が不要で、シワが気になったときすぐに使用できる。準備が必要なアイロンと違い、就寝前や外出前でも手軽に使えるのがメリットだ。
かける枚数が多いならアイロン
一度にたくさんの衣服をケアしたいなら、アイロンのほうが使いやすい。衣類スチーマーはタンクの容量が少なく、途中で水がなくなる可能性がある。アイロンはタンクの容量が多いため、途中で水を補充しなくても十分な数の衣服に使えるだろう。
持ち運びに便利な衣類スチーマー
手で持って使用する衣類スチーマーは、アイロンより軽いアイテムがほとんどだ。コンパクトな持ち運びタイプなら、カバンに入れても邪魔になりにくい。出張や旅行先で衣服にシワがついたとき、衣類スチーマーがあればすぐにケアできる。
3. 【アイロン&衣類スチーマー】兼用できる機種もある?

アイロンと衣類スチーマー、両方の機能を持ったアイテムについて解説しよう。兼用できるおすすめの機種と併せて紹介する。
アイロンのハンガーショット機能
ハンガーショット機能があるアイロンなら、衣類スチーマーと同じように使用できる。立てた状態で大量のスチームが吹き出し、ハンガーにかけたままシワを伸ばせるのが特徴だ。
ただし、プレスでシワを伸ばすアイロンは、衣類スチーマーと比較して重さがある。ハンガーショット機能を長時間使っていると、腕に負担がかかるだろう。アイロンによるプレスをメインに使う方におすすめだ。
ただし、プレスでシワを伸ばすアイロンは、衣類スチーマーと比較して重さがある。ハンガーショット機能を長時間使っていると、腕に負担がかかるだろう。アイロンによるプレスをメインに使う方におすすめだ。
プレスできる衣類スチーマー
ハンガーにかけた衣服にスチームをかけるだけでなく、アイロンのようにプレスもできる衣類スチーマーもある。アイロンよりも軽量な商品が多いため、長時間持っていても疲れにくいだろう。
アイロンと比較してコンパクトなぶん、一度にプレスできる面積が狭いのがデメリットだ。ボタン周りなど細かい部分には使いやすいが、複数の衣服にアイロンがけすると時間がかかる。アイロンと衣類スチーマー、どちらの機能をメインに使うのを考えてから選ぼう。
アイロンと比較してコンパクトなぶん、一度にプレスできる面積が狭いのがデメリットだ。ボタン周りなど細かい部分には使いやすいが、複数の衣服にアイロンがけすると時間がかかる。アイロンと衣類スチーマー、どちらの機能をメインに使うのを考えてから選ぼう。
おすすめのアイテムを紹介
アイロンと衣類スチーマーが兼用で使えるアイテムを3つに厳選した。それぞれの特徴を紹介するので、選ぶときの参考にしてほしい。
Panasonic/「衣類スチーマーNI-FS570」
360℃パワフルなスチームを噴出できる。消臭や除菌、アレル物質抑制といった効果があり、衣類を清潔に保てるのがメリットだ。1回の注水で4分ほど使用できるため、衣服のシワがしっかりと取れるだろう。
ティファール/「フリームーブミニ6460」
アイロンを立てた状態でスチームを噴射できるタイプのアイロンだ。920gと軽量だが、パワフルなスチームでシワをキレイに伸ばせる。スチームの噴射はトリガーで操作できるため使いやすい。
東芝/「コードレス衣類スチーマーTAS-X5」
コードレスタイプの衣類スチーマーなので、電源がない場所でも使用できる。ニッケルコートのかけ面は滑りがよいので、アイロンとして使用するときもスムーズに動かせるだろう。独特な形状をした「楽がけライン」で、ボタン周りなど細かい部分のシワもキレイに伸ばせる。
Panasonic/「衣類スチーマーNI-FS570」
360℃パワフルなスチームを噴出できる。消臭や除菌、アレル物質抑制といった効果があり、衣類を清潔に保てるのがメリットだ。1回の注水で4分ほど使用できるため、衣服のシワがしっかりと取れるだろう。
ティファール/「フリームーブミニ6460」
アイロンを立てた状態でスチームを噴射できるタイプのアイロンだ。920gと軽量だが、パワフルなスチームでシワをキレイに伸ばせる。スチームの噴射はトリガーで操作できるため使いやすい。
東芝/「コードレス衣類スチーマーTAS-X5」
コードレスタイプの衣類スチーマーなので、電源がない場所でも使用できる。ニッケルコートのかけ面は滑りがよいので、アイロンとして使用するときもスムーズに動かせるだろう。独特な形状をした「楽がけライン」で、ボタン周りなど細かい部分のシワもキレイに伸ばせる。
結論
プレスで折り目をつけられるアイロンと、水蒸気でふんわり仕上げる衣類スチーマーでは適した用途が異なる。衣服の種類や枚数によって使いやすいアイテムは違うので、特徴を確認しておこう。また、アイロンと衣類スチーマーを兼用できる機種もあるため、ぜひチェックしてほしい。ハンガーショット機能付きのアイロンと、プレスできる衣類スチーマー、それぞれのメリットとデメリットを比較して選ぶのがポイントだ。