1. 換気扇カバーのメリット

換気扇カバーは、商品によっては換気扇フィルターとなっていることもあり、それぞれが何を指すのかわかりづらいことがある。まずは換気扇カバーとはどういうものか、そして使用するメリットを見ていこう。
換気扇カバーとは?フィルターとは違う?
換気扇の汚れを防ぐためのカバーは、フィルターと呼ばれることもあるが、どちらも同じものである。ただし、換気扇に付属している部品もフィルターと呼ばれるため、ここではわかりやすいよう換気扇カバーに統一して解説していく。
換気扇カバーで掃除が楽に!?
換気扇カバーを付けると、カバーが油やホコリなどの汚れをキャッチしてくれる。そのため、換気扇の掃除が楽になるのが最大のメリットだ。とくにキッチンの換気扇は、油汚れが付きやすく掃除が大変だ。その面倒臭さから、つい放置してしまっているご家庭も少なくないのではないだろうか。換気扇カバーを付けておくと、普段の掃除はカバーを取り替えるだけで済む。
虫の侵入も防げる!?
換気扇が止まっているときに、虫が侵入してしまう場合がある。食品を扱うキッチンに虫が入り込むのは、衛生的にも、気分的にもよくない。カバーを付ければ、虫の侵入を防ぐことが可能だ。とくに、外と直接つながっているプロペラファン型の換気扇は虫が侵入しやすいため、カバーを付けておくとよいだろう。
2. 換気扇カバーの付け方や外し方の種類

換気扇カバーは種類によって付け方や外し方が異なる。ここからは、それぞれの特徴を解説していく。
貼るだけタイプ
貼るだけタイプの換気扇カバーは、レンジフードに使用するものが多い。付け方は、付属のマグネットやテープなどで換気扇にカバーを貼るだけである。外すときもマグネットやテープを取るだけのため、簡単に交換できる。
かぶせるタイプ
換気扇フィルターにかぶせるタイプのカバー。レンジフードから換気扇フィルターを取り外し、そこへカバーをかぶせるだけで付けられる。外し方も、同様に換気扇フィルターを外してからカバーを取るだけでよい。ただし、プロペラが剥き出しになっているプロペラファン型の換気扇に使用するのは危険なため、この場合は違うタイプのカバーを選ぼう。
枠付きタイプ
枠付きタイプの換気扇カバーは、既存の換気扇フィルターを取り外し、付け替えて使用する。汚れたら、枠はそのままでカバーの部分だけ外して取り替える。既設の換気扇フィルターを洗う作業がつらい方におすすめだ。
3. おすすめの換気扇カバー5選

換気扇カバーにはさまざまなタイプがあることがわかったところで、具体的におすすめの商品を紹介していく。ぜひ参考にしてほしい。
東洋アルミ「60㎝に切れてるふんわりフィルター」
60㎝にカットされている換気扇カバーのため、そのまま付属の磁石で簡単に取り付けができる。大きいサイズの換気扇には、2枚使うことで対応可能だ。難燃性不織布のため、熱や油を吸収しても燃えにくい素材となっている。
東洋アルミ「パッと貼るだけレンジフードフィルター」
東洋アルミ独自の粘着加工により、磁石やテープが不要になったカバー。そのまま貼り付けるだけで使用可能だ。さらに、交換お知らせサイン機能で、取り替え時期が確認できる仕様になっている。
スターフィルター「換気扇フィルター」
枠付きタイプの換気扇カバー。もともと換気扇についている金属フィルターを取り外し、枠付きのカバーと交換するだけで使用できる。初回に枠を購入し、その後はカバー部分を取り替えるだけのシステムだ。不燃性ガラス繊維でできており、万が一火がついても燃え広がらないのが特徴である。
新北九州工業「ガバッとかぶせるレンジフード用フィルター」
既設の換気扇フィルターにかぶせるだけで使える、換気扇カバー。フィルターをしっかりと覆うことができるため、ふちや側面まで汚れを防いでくれる。さらにフィルターを取り外してからカバーを付けるため、高所での作業も必要ない。
三菱アルミニウム「Kireidea 超厚っ! レンジフードフィルター 」
厚さが10mmもある厚手タイプの換気扇カバー。その厚みで油やホコリなどの汚れをしっかりとキャッチしてくれる。約2倍長持ちで、換気扇カバーの交換回数を減らせるのがポイントだ。金属フィルターに貼る、もしくは専用枠にはさむだけで取り付けも簡単な換気扇カバーである。
結論
換気扇カバーを付けておけば、油汚れやホコリをキャッチしてくれる。日頃の手入れや年末の大掃除などの負担を軽減してくれるため、ぜひ取り入れたいアイテムだ。種類が豊富で選ぶのが難しいときは、ぜひ当記事を参考にしてほしい。