1. パジャマはどれくらいのペースで洗濯する?

パジャマはどれくらいのペースで洗濯すべきだろうか?日々パジャマに蓄積される汚れとあわせて解説する。
パジャマは思いのほか汚れが溜まる
パジャマには、睡眠中にかいた汗が染み込んだり、代謝で剥がれ落ちた皮膚片などが付着したりする。フケや髪の毛、ホコリや皮脂汚れなどが付着することもあるだろう。キレイなパジャマで心地よく眠りにつくには洗濯が欠かせないわけだが、果たしてどれくらいのペースで洗濯すればよいのだろうか?
パジャマの洗濯は週2〜3回が目安
においが発生していたり湿っていたり、あるいは明らかに汚れていたりすれば判断しやすいが、そうでないパジャマはいつ洗濯すべきか迷うこともあるだろう。だが、パジャマは着るたびに汚れが蓄積されていく。毎日あるいは1日おきなど頻繁に洗濯するのが理想だ。
とはいえ、毎日洗濯できるご家庭ばかりではないだろう。少なくとも週2〜3回の洗濯を心がけ、できる範囲で頻度を増やすとよい。ただし夏場に着るパジャマや、汗をかきやすい子どもあるいは汗っかきの方が着たパジャマは、毎日などできる限りこまめな洗濯をおすすめする。
とはいえ、毎日洗濯できるご家庭ばかりではないだろう。少なくとも週2〜3回の洗濯を心がけ、できる範囲で頻度を増やすとよい。ただし夏場に着るパジャマや、汗をかきやすい子どもあるいは汗っかきの方が着たパジャマは、毎日などできる限りこまめな洗濯をおすすめする。
2. パジャマの洗濯を怠ることのリスク

パジャマの洗濯を怠った場合、どういった影響が考えられるのだろうか?
不衛生による皮膚トラブルを招くことも
日々パジャマに蓄積した汚れを放置すれば、雑菌が繁殖したりにおいが発生したりする。それでも洗濯しないでいると、汚れをエサにダニやカビが発生し、背中ニキビなど皮膚トラブルを招く要因にもなりかねない。健康のためにもパジャマの洗濯は重要だ。
こまめに洗濯できないときは
共働きのご家庭など、決して怠っているわけではないがなかなかパジャマを洗濯する時間が取れないこともあるだろう。そのときは、スペアパジャマを用意して2日着たら交換するなど着回すのはいかがだろうか?気持ちの面でも衛生面でも、洗濯していない同じパジャマを着続けるよりはよいはずだ。
3. パジャマの洗濯方法と事前のチェックポイント

パジャマの洗濯方法を確認しておこう。事前にチェックすべきポイントや、ネットに入れるべきか洗剤は何がよいかといった基本的なところも解説する。
1.洗濯表示をチェック
まずは、パジャマの洗濯表示を確認し、それに従いコースを選択しよう。洗濯表示には、標準コースで洗えるのか、手洗いもしくは弱水流コースで洗うのか、そもそも洗濯できないパジャマなのかといった情報が書かれているはずだ。乾燥機の使用や干し方について指定しているパジャマもあるので、忘れずに確認しておこう。
2.洗剤の選び方
洗濯表示に、洗剤について書かれていればそれに従おう。書かれていないときは、手洗いまたは弱水流コースで洗濯するパジャマにはオシャレ着用洗剤、標準コースで洗濯するパジャマには中性洗剤を選ぼう。なお、生成り(きなり=手を加えていない、素材そのものの色)や淡色系のパジャマは、蛍光剤が配合されていない洗剤がおすすめだ。
3.ネットの有無
デリケートな素材のパジャマ、伸縮性のあるパジャマ、モコモコ系のパジャマなどはネットに入れよう。その際、汚れた部分が外側にくるようにたたむのがポイントだ。
4.漂白剤や柔軟剤
漂白剤を使う際は、洗濯表示でNGとされていないか先に確認しておこう。使用できるパジャマなら、酸素系漂白剤を使って洗濯できる。柔軟剤は、水洗いが可能なパジャマであれば基本的に使用できるが、柔軟剤に含まれる成分によっては吸水性が低下することがある。モコモコ系のパジャマをフワフワに仕上げたいときや、毛玉を防ぎたいときに使うとよいだろう。
5.洗濯方法
コースや洗剤が決まり、ネットの有無や漂白剤、柔軟剤を使うかどうか決まったら、あとは洗濯機に投入してコースを選び、スタートするだけでよい。洗濯が終わったらすぐに取り出し、軽く振りさばいて大きなシワを伸ばそう。次に、軽く折りたたんで手でパンパン叩いて小さなシワを伸ばし、風通しのよい場所で吊り干しをしよう。ズボンはピンチハンガーなどを使って筒干しすると乾きやすい。ただし、洗濯表示で干し方について指定されているときは、それに従ってほしい。
結論
パジャマは着るたびに汚れが溜まっていく。においや雑菌の繁殖を防ぐためにも、洗濯は週2〜3回をベースに、可能であれば頻度を増やすことをおすすめする。パジャマの洗濯方法自体は難しくはないが、洗濯表示だけは忘れずにチェックしておこう。