目次
1. 洗濯の後でもピシッとのり付けできるアイロンのり

まずはアイロンのりについて基本的な知識を紹介する。アイロンのりの種類や、ほかのアイテムとの違いと併せて説明しよう。
アイロンのりとは?
アイロンのりとは衣服をパリッとさせる仕上げ剤だ。衣服を洗うときに使う洗濯のりと違い、アイロンがけをするときに使用する。スプレータイプタイプが多く、シュッと吹きかけだけでのり付けができるのがメリットだ。
使い方が簡単なので初めての方でも手軽に利用できるだろう。ただし、衣服全体だったり、多数の衣服に使ったりすると、のり剤がすぐになくなる。のり付けしたい衣類が多く、広い範囲に使いたいなら洗濯のりのほうが効率がよい。
使い方が簡単なので初めての方でも手軽に利用できるだろう。ただし、衣服全体だったり、多数の衣服に使ったりすると、のり剤がすぐになくなる。のり付けしたい衣類が多く、広い範囲に使いたいなら洗濯のりのほうが効率がよい。
アイロンのりの種類
アイロンのりを使用するときはまず成分を確認しよう。直接肌に触れる衣類に使うので、安全な成分の商品を使用したい。肌が弱い方なら、でんぷんや天然成分を使ったアイロンのりがおすすめだ。
小さなお子さんの衣服にも安心して使えるだろう。また、エッセンシャルオイルなど、天然の香料を使ったアイロンのりにも注目してほしい。自然な香りを楽しみながらアイロンがけができる。
小さなお子さんの衣服にも安心して使えるだろう。また、エッセンシャルオイルなど、天然の香料を使ったアイロンのりにも注目してほしい。自然な香りを楽しみながらアイロンがけができる。
その他アイテムとの使い分けは?
「シワとり剤」や「シワ取りスプレー」との使い分ければ、衣類を効率よくケアできる。シワ取り剤とはアイロンの滑りをよくして、細かいシワを取るためのアイテムだ。柔らかく仕上げたいときにおすすめで、アイロンのりと併用もできる。
シワ取りスプレーは、アイロンなしでシワを取りたいときに使用する。吹きかけて乾燥を待つだけなので、サッと衣類をケアができるのがメリットだ。バッグに入るコンパクトなタイプは、出張先や旅行先にも持っていきやすい。
シワ取りスプレーは、アイロンなしでシワを取りたいときに使用する。吹きかけて乾燥を待つだけなので、サッと衣類をケアができるのがメリットだ。バッグに入るコンパクトなタイプは、出張先や旅行先にも持っていきやすい。
2. アイロンのりで衣服を思い通りに仕上げるポイント

アイロンのりを使うときのポイントを紹介しよう。衣類をキレイに仕上げるためにぜひ役立ててほしい。
基本の使い方
アイロンのりは20cmほど離してからスプレーする。吹きかけた直後にドライでアイロンがけをすれば、パリッと仕上がるだろう。ただし、水洗いができない衣類や、レーヨンやシルクといった素材には使用できない。あらかじめアイロンのりの説明と、衣服の洗濯表示を確認しておくと安心だ。
部分仕上げにおすすめ
洗濯のりと違って一部分だけに吹きかけられるため、部分仕上げに向いている。襟や袖口などパリッと仕上げたいところへ、重点的に吹きかけるのがポイントだ。ただし、衣服を全体的にパリッとさせたい場合は、洗濯機に入れて使う洗濯のりのほうが使いやすい。
仕上がりを調整する
スプレーするアイロンのりの量で、仕上がりを調節することが可能だ。スプレーの量が少なめなら柔らかく、多いと硬く仕上がる。硬めに仕上げたいときは、スプレーとアイロンを交互に繰り返そう。衣服の状態をチェックしながら、アイロンのりの量を増やしていけば思い通りに仕上がる。
アイロンがけの順番
アイロンがけは、まず細かい部分からはじめて広い部分にかけよう。広い部分が先だとかけ終わった部分にシワがつくので、まずは襟や肩、次に袖口の順番でかけるのがポイントだ。細かい部分をアイロンがけした後、身ごろにアイロンがけすればキレイに仕上がる。
3. アイロンのりは家にある物で簡単に手作りできる?

アイロンがけのときに使用するアイロンのりは、手作りできない。シワを伸ばしながらキレイに仕上げたいときは、市販のアイロンのりを活用してほしい。しかし、吹きかけてのり付けをするアイテムなら自作することが可能だ。
材料は市販の洗濯のりを使用する。分量は水400mlに対して洗濯のりが50mlだ。材料をスプレーボトルに入れたら、よく混ぜるだけで完成する。作り置きすると分離や劣化の可能性があるので、使うたびに作ってほしい。
ただし、アイロンのりと違って、アイロンがけに使うと焦げ付いたりアイロン台がベタベタしたりする。洗濯後は屋外で吹きかけて乾燥させよう。衣類以外にかからないように、段ボールなどを敷いてから使うのもおすすめだ。軽くシワを伸ばしてから乾燥させれば、ある程度はシワが取れる。
乾燥したのを確認してから、アイロンがけをすればパリッと仕上がる。細かい部分から先にして、後から広い部分をアイロンがけするのは市販のアイロンのりと同じだ。
材料は市販の洗濯のりを使用する。分量は水400mlに対して洗濯のりが50mlだ。材料をスプレーボトルに入れたら、よく混ぜるだけで完成する。作り置きすると分離や劣化の可能性があるので、使うたびに作ってほしい。
ただし、アイロンのりと違って、アイロンがけに使うと焦げ付いたりアイロン台がベタベタしたりする。洗濯後は屋外で吹きかけて乾燥させよう。衣類以外にかからないように、段ボールなどを敷いてから使うのもおすすめだ。軽くシワを伸ばしてから乾燥させれば、ある程度はシワが取れる。
乾燥したのを確認してから、アイロンがけをすればパリッと仕上がる。細かい部分から先にして、後から広い部分をアイロンがけするのは市販のアイロンのりと同じだ。
4. 正しいアイロンのりの使い方とトラブル解消Q&A

アイロンのりの使い方についてよくある疑問と答えをまとめた。トラブルが発生したときのために、チェックしておこう。
スチームは使える?
アイロンのりでは、衣服を湿らせた後、アイロンの熱で水分を飛ばしてパリッと仕上げる。スチームを使うと水分が残るので、ドライでアイロンがけをしてほしい。しかし、商品によってはスチームが使えるケースもあるため、説明を読んでおこう。
焦げ付くことはある?
「耐熱ポリマー」や「シリコン」を配合しているアイロンのりは熱に強い。正しい使い方を守っていれば、焦げ付く心配はないだろう。ただし、衣服の素材によって適した設定温度は違うため、傷めないように洗濯表示を確認してからアイロンがけしてほしい。
色落ちはする?
衣服にアイロンのりを使用するときは色落ちや変色が心配だ。デリケート素材に使うなら、目立たない場所で試しておこう。
アイロンは汚れる?
アイロンのりを繰り返し使用するとベース面にのりが付着する。放置すればスチームアイロンの目詰まりにつながるので、小まめな手入れが必要だ。使用した後は、アイロンが冷えたのを確認してキレイに水拭きをしよう。
のりが飛び散るときは?
アイロンのりを使用すると、のり剤が飛び散ることがあるだろう。アイロン台や壁、床を汚したくないなら、ベランダや屋外でスプレーするのがおすすめだ。飛沫が飛び散ってしまった場合は、乾く前に水で濡らした布で拭き取ってほしい。
アイロンのりの捨て方は?
アイロンのりの中身は、新聞紙や布に吸い込ませて燃えるゴミとして捨てるのが一般的だ。容器がプラスチックならよく洗い、スプレー缶なら中身を出し切ってからルールに従って処分する。ただし、分別方法や捨て方は自治体によって違うので、問い合わせやホームページで確認しておこう。
結論
アイロンのりは、襟や袖口などの部分仕上げにおすすめだ。20cmほど離して吹きかける、量を調整するなど、使い方のポイントを実践すればキレイに仕上がる。トラブルを解決する方法と併せて紹介したので参考にしよう。また、洗濯のりと水を混ぜてスプレーボトルに入れれば、吹きかけるだけでのり付けできる。簡単に手作りできるのでぜひ試してみてほしい。