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換気扇に油汚れが付く理由とは?おすすめの洗剤や掃除方法を解説!

換気扇に油汚れが付く理由とは?おすすめの洗剤や掃除方法を解説!

投稿者:ライター 西村七海 (にしむらななみ)

鉛筆アイコン 2021年5月 5日

換気扇の掃除で苦戦するベトベトした油汚れ。なぜ油汚れが付くのか、その理由についてご存知だろうか。ここでは換気扇に油汚れが付く理由や、おすすめの洗剤と掃除方法を紹介していく。換気扇の油汚れ掃除で悩んだときは、ぜひ当記事を参考にしてほしい。

  

1. 換気扇に油汚れが付く理由

換気扇のなかなか落ちない油汚れ。なぜ換気扇に油汚れが付着するのかを解説するとともに、掃除をせずに放置した場合のデメリットを見ていこう。

換気扇に油汚れが付着する理由

換気扇の主な汚れは、油とホコリ。油は料理のときに出る蒸気とともに、換気扇に吸い込まれる。さらに空気中のホコリも換気扇に吸い込まれ、冷えて液体に戻った油と一緒に固まってしまう。こうして油汚れとホコリが換気扇のフィルターに付着し、たまっていくのだ。

嫌なにおいが充満する

換気扇のフィルターが詰まることで、本来の性能が発揮できなくなる。うまく換気ができなくなり、室内に嫌なにおいが充満する原因となってしまう。

結露やカビが発生する

換気扇の効きが悪くなると、湿気の排出もうまくできなくなってしまう。室内にたまった湿気は、結露やカビが発生する原因となる。

電気代が余計にかかる

換気扇の効きが悪くなることで、換気に余計なパワーが必要となる。その結果、電気代が高くなる可能性があるのだ。

換気扇の故障につながる

換気扇のフィルターよりも奥深くに油汚れが付着して内部が腐食すると、故障につながる。

火災の危険性がある

フィルターに付着したまま放置された油は酸化し、引火しやすい状態になっている。最悪のケースとして、火災を引き起こす可能性があり、非常に危険だ。

2. 換気扇の油汚れの掃除におすすめの洗剤

換気扇の油汚れ掃除におすすめの洗剤を紹介していこう。

換気扇の油汚れにはアルカリ性洗剤!

洗剤にはアルカリ性、中性、酸性の3種類があり、落としたい汚れによって使い分けることが重要だ。汚れは反対の性質で中和することで、より効果を発揮する。油汚れは酸性の性質を持つため、アルカリ性洗剤を使うのがおすすめだ。

重曹

ナチュラル系掃除アイテムの定番となった重曹は、弱アルカリ性の性質を持つ。換気扇の油汚れにも効果的だ。比較的リーズナブルな価格で手に入り、環境にもやさしいというメリットがある。

セスキ炭酸ソーダ

セスキ炭酸ソーダ、通称セスキも弱アルカリ性。重曹よりもアルカリ度が高いため、より頑固な油汚れにも効果的だ。ただし油汚れが落ちやすいぶん、肌荒れの可能性もある。肌が弱い方は、ゴム手袋などを着用しよう。

酸素系漂白剤

酸素系漂白剤は、塩素系漂白剤のような強いにおいがないのが特徴だ。弱アルカリ性のため、換気扇の油汚れ落としにも適している。さらに酸素系漂白剤は、換気扇掃除以外にも、色柄物の洗濯などにも使えるため、マルチに活躍してくれるだろう。

塩素系漂白剤

除菌や漂白ができるキッチンハイターなどの塩素系漂白剤は、換気扇掃除にも使える。さらに、キッチンだけでなく浴室の換気扇掃除にも活用可能だ。ただし、塩素系漂白剤はステンレスにサビを生じさせる可能性があるほか、アルミ製品を変色させる恐れがある。使用の際は換気扇の素材を確認しておこう。

3. 換気扇の油汚れの落とし方

換気扇の油汚れの効果的な落とし方を解説していく。

つけ置き洗いで油汚れもスッキリ!

換気扇のフィルターなどについた油汚れには、つけ置き洗いがおすすめ。シンクやゴミ袋などの容器にお湯を張り、アルカリ性の洗剤を入れてフィルターなどをつけ置きしておく。汚れがゆるんでからスポンジや古い歯ブラシでこすると、落ちづらい油汚れも落としやすくなる。

換気扇のフードはセスキスプレーで!

取り外しができない換気扇のフードには、セスキスプレーを使うとよい。セスキスプレーは、500mlの水に、セスキを小さじ1〜2入れて溶かして作る。スプレーをフードに吹き付け、クロスなどで拭き掃除をしよう。

4. 換気扇の油汚れを予防するコツ

換気扇の油汚れは、日頃からこまめに掃除をするのが大切である。しかし、毎回落ちづらい油汚れを掃除するのは大きな負担だ。換気扇の油汚れを予防するコツを取り入れていこう。

外付けフィルターを使う

換気扇に外付けフィルターを付ければ、油やホコリなどの汚れをキャッチしてくれる。汚れたときは外付けフィルターを交換すればよいため、非常に手軽だ。換気扇に直接油汚れが付着するのを防ぎ、掃除の負担も軽減できるだろう。

コーティング剤を使う

コーティング剤は、換気扇に汚れが付着するのを防いでくれる。いつもの掃除に一手間加え、コーティング剤で油汚れを予防しよう。次回の掃除が楽になる。

結論

換気扇のしつこい油汚れは、料理で出る蒸気や空気中のホコリを吸い込んだ際に付着して蓄積されていく。放置するとさまざまなトラブルを引き起こしかねないため、アルカリ性の洗剤を使って定期的に掃除をしよう。さらに、外付けフィルターやコーティング剤で油汚れを予防するのもおすすめだ。
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  • 更新日:

    2021年5月 5日

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