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【風呂のドア】の汚れの掃除方法は?お手入れを楽にするコツも解説

【風呂のドア】の汚れの掃除方法は?お手入れを楽にするコツも解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年5月 6日

風呂の浴槽やタイルなどは、しっかりと掃除をしているという方も、意外と風呂ドアの汚れに気づかないことが多い。汚れが蓄積されてしまうため、かなり手間のかかる作業になってしまうのが風呂ドアの掃除の特徴だ。また、風呂ドアの汚れの種類はいろいろあり、汚れに合わせた掃除方法を選ばないと成果が表れない。風呂ドアの掃除方法と対策をご紹介しよう。

  

1. 風呂のドアには汚れがびっしり!

風呂ドアの汚れは「カビ」「石けんカス」「水垢」「ホコリ」と多種多様だ。それぞれ汚れの性質が異なり、さらにお互いが複合的に絡み合っていたりするので、一筋縄ではいかない。

風呂ドアのカビ

風呂ドアのアクリル板、とくにパッキンによく発生するのが黒カビだ。カビは、湿度やエサがあれば、どこでも発生する。風呂ドアはシャワーがかかったり、石けんが飛んだりして水分と栄養分には事欠かない環境だ。さらに、風呂ドアのパッキンは普段あまり注意深く見る場所ではないため、気が付いたらカビがびっしりということになりかねない。

風呂ドアの石けんカス

石けんカスは、石けんの成分である脂肪酸ナトリウムと水道水に含まれる金属製イオンが反応し、脂肪酸カルシウムや脂肪酸マグネシウムなどの成分になって、風呂ドアの内側に付着したものだ。初期段階では市販の風呂洗剤でも簡単に落とせるが、汚れが蓄積されてガンコになると、物理的にこすり取らなければならないケースもある。

風呂ドアの水垢

水垢は、水道水中にあるカルシウムなどのミネラル成分と人の皮脂汚れ、石けんの脂肪酸が反応してできる。風呂では浴槽のフチや鏡、給水カランなどに多く付着するが、風呂ドアにもウロコ状の水垢が見られる。

風呂ドアのホコリ

風呂ドアには「ガラリ」と呼ばれる排気口がある。目立たないがアクリル板の下や上にあって、風呂の換気の際に空気の流れをよくする役割がある。風呂の換気をするときに洗面所の目に見えないホコリを吸い込んで、いつの間にか通気口がホコリで詰まってしまうこともある。

2. 汚れを一掃!風呂のドアの掃除方法

風呂ドアには、少なくとも4種類の汚れが存在する。それぞれの特性に合わせた掃除方法で挑まないと、苦労した割に満足できる仕上がりにならない。

風呂ドアのパッキンに発生した黒カビの取り方

黒カビはパッキンに発生しやすい。根を張った黒カビは、風呂用洗剤やクレンザーなどではなかなか落とすことができない。ゴシゴシこすってしまうと、かえってカビの胞子を広げてしまう危険性もある。
黒カビには「塩素系漂白剤」が効果がある。ゴムパッキンなどカビが生えている場所に塩素系漂白剤を吹きかける。20分ほど置いて成分をカビ全体に浸透させる必要がある。吹きかけた後キッチンペーパーなどでパックしておくと効果的だ。

風呂ドアの石けんカスの取り方

石けんカスは、風呂ドアのアクリル板やサッシ周りに付着しやすい。石けんカスは、石けんの原料である油に含まれる脂肪成分が水道水のミネラルと反応して風呂ドアに付着したものだ。
油分を溶かすためには、重曹を使うといい。重曹を水に溶かしたものをスプレーして石けんカスを浮かせてからこすれば、取れにくい石けんカスも簡単に落とすことができる。

風呂ドアの水垢の取り方

水垢は、水道水のカルシウムなどが蓄積されてできた炭酸カルシウムの塊だ。炭酸カルシウムは、酸に溶けるという性質を持っているため酸性の洗剤が効果的である。
強い酸性の洗剤もあるが、ここは人にも環境にもやさしい天然成分のクエン酸の力を借りたい。クエン酸水を作って、水垢に塗布する。キッチンペーパーなどでパックして水垢を緩めたところで、メラミンスポンジなどでこすり取る。重度の水垢の場合には、この工程を何度か繰り返すことになる。
酸性のクエン酸と塩素系漂白剤は、混ざると有毒ガスを発生するので、くれぐれも同じ場所で使わないように注意しよう。ゴムパッキンのカビを掃除するため塩素系漂白剤を使った後は、必ず水でキレイに洗い流してから、水垢掃除に移るようにしよう。

風呂ドアのホコリの取り方

通気口にホコリがたまると、換気扇を回しても換気能力が落ちてしまう。通気口のホコリは、掃除機で吸い込むこともできるが、ホコリが水分を吸ってへばりついている場合は、ホースを使う。
ホースで洗面所側から勢いよく水をかけることで、水圧で溜まったホコリを一気に風呂側へと流し出す作戦だ。

3. 風呂のドアのお手入れを楽にするコツ

せっかくキレイにした風呂ドア。できるだけキレイをキープしておきたいものだ。それには、日々のひと手間が大切になる。

こまめに汚れを拭き取る

風呂ドアの汚れは、シャワーの水滴やシャンプー泡の飛び散りなどが原因になる。このような汚れは、すぐに拭き取れば蓄積されずにカビの発生も防ぐことができる。
風呂上がりに体を拭いたタオルを利用して、風呂ドアの水分を拭き取るだけでも汚れを溜め込まない環境づくりができる。

換気をしっかりして乾燥させる

マンションなど、風呂場に窓がない場合には、換気扇を回してしっかりと風呂場を乾燥させることが大切だ。もし、浴室暖房乾乾燥機がついていたら、フル活用しよう。換気だけだと取り切れない浴室全体の水分を確実に乾燥してくれる。

結論

風呂掃除というと、どうしても浴槽やタイルに目がいってしまう。そして、風呂ドアは見逃しがちな場所だ。風呂ドアも浴室内部と同じくらい汚れていることを念頭に入れよう。そして、こまめな掃除と徹底した換気がのちのちの掃除をラクにしてくれる。
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  • 更新日:

    2021年5月 6日

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