目次
1. リビングを掃除しやすい環境にするには?

リビング掃除を面倒だと思う理由のひとつは、雑多に感じるその環境ではないだろうか?まずは、掃除しやすいリビングにするためのポイントを押さえておこう。
床にモノを置きすぎない
リビングの床にモノがたくさん置いてあると、掃除機や雑巾がかけづらい。その結果、面倒に感じてしまうものだ。できるだけ床にモノを置くことはやめよう。
小物類を減らす
オシャレな小物を飾るのは楽しみのひとつである。だが、小物類が多いとリビングが雑多に見えてしまうだけでなく、掃除の際にひとつずつ動かすのが億劫に感じてしまう。もちろん置いても構わないのだが、掃除が面倒に感じない程度に量を調整しよう。
私物を置かない
家族それぞれの私物がリビングにあるのも、掃除をしにくくさせる原因のひとつだ。洗濯物やカバン、ノートやおもちゃなどは各々の部屋に収納しよう。
こまめに整理整頓をする
整理整頓されていないリビングは掃除しにくい。かといって掃除を始める直前に一気に整理整頓しようとすると、それだけで疲れてしまうだろう。日々、気づいたときにこまめに整理整頓する習慣を身につけることが大切だ。家族全員が同じ意識を持てば、掃除しやすいリビングになるはずなのでぜひ話し合ってみよう。
2. リビング掃除に必要な道具と洗剤

リビングの床がフローリングという前提で、必要な道具やあると便利な洗剤を紹介する。ただしご家庭により環境が異なるため、中には不要なものもあるかもしれない。その場合は適宜、判断してほしい。
リビング掃除に必要な道具
・掃除機
・フロアワイパー
・ハンディモップ
・不要な布または雑巾
・食器用中性洗剤
・バケツ
リビングを掃除するなら、少なくともこれくらいはそろえておこう。カーペットや絨毯などがあるご家庭なら、ローラー式粘着クリーナー(いわゆるコロコロ)があるとよい。また布や雑巾の代わりに、マイクロファイバークロスを使うのもおすすめだ。フロアワイパーはドライとウェット、両方あると乾拭きと水拭きができて便利だろう。
・フロアワイパー
・ハンディモップ
・不要な布または雑巾
・食器用中性洗剤
・バケツ
リビングを掃除するなら、少なくともこれくらいはそろえておこう。カーペットや絨毯などがあるご家庭なら、ローラー式粘着クリーナー(いわゆるコロコロ)があるとよい。また布や雑巾の代わりに、マイクロファイバークロスを使うのもおすすめだ。フロアワイパーはドライとウェット、両方あると乾拭きと水拭きができて便利だろう。
重曹やクエン酸があるとさらに便利
リビングの汚れの多くは皮脂など油汚れだろう。これらは酸性の汚れのため、アルカリの性質を持つ重曹が活躍する。空のスプレーボトルを用意し、水100mlにつき小さじ1杯の重曹を混ぜて水溶液を作っておこう。壁のスイッチや床についた皮脂・垢などの汚れ、食べこぼしなどが落ちやすくなる。
一方のクエン酸は、水垢などアルカリ性の汚れに強いためリビング掃除という点ではあまり出番がないかもしれない。だがクエン酸には、消臭効果がある。同じように空のスプレーボトルを用意し、水100mlにつき小さじ1/2杯のクエン酸を混ぜて水溶液を作っておこう。リビングのカーテンやソファなどにシュッとひと吹きすればOKだ。
一方のクエン酸は、水垢などアルカリ性の汚れに強いためリビング掃除という点ではあまり出番がないかもしれない。だがクエン酸には、消臭効果がある。同じように空のスプレーボトルを用意し、水100mlにつき小さじ1/2杯のクエン酸を混ぜて水溶液を作っておこう。リビングのカーテンやソファなどにシュッとひと吹きすればOKだ。
3. リビング掃除は順番が大切!床は最後にしよう

効率よくリビング掃除をするためには、順番も大切だ。上述した整理整頓まで済ませたら、次のポイントを押さえて掃除を進めていこう。
基本は「高いところから低いところへ」と「奥から手前へ」
ホコリなどの汚れは上から下に落ちてくる。リビングに限ったことではないが、上から下へ向かって掃除をするのが基本なので覚えておこう。同じく奥から手前へ向かって掃除するのもポイントだ。奥行きのある棚や床などは、出入り口から遠いところを初めに掃除しよう。
天井や照明器具から始めて最後に床を掃除する
リビングの高いところといえば天井だ。まずフロアワイパーなどを使って拭き掃除したら、次は天井付近の照明器具、壁、背の高い棚、スイッチ類といった順番に掃除をしていこう。この流れでいけば、床が最後になるはずだ。
床はフロアワイパーをかけてから掃除機がけをする
先に掃除機をかけてしまうと、排気でホコリが舞い上がってしまう。まずはフロアワイパーでホコリを取れるだけ取り除き、最後に掃除機をかけて仕上げよう。
4. 柔軟剤がリビング掃除を楽にするって本当?

リビング掃除をしていると、家電やコンセントまわりにやたらとホコリが溜まっていることに気づきはしないだろうか?
ホコリが溜まる原因は静電気
家電やコンセント付近にホコリが溜まるのは、静電気に吸い寄せられるのが原因だ。電気を使っている以上、静電気を防ぐことは難しい。だが実は、柔軟剤を使って掃除をするとホコリの量を減らせることがある。
柔軟剤が静電気を軽減してくれる
リビング掃除に柔軟剤とは想像がつかないかもしれないが、柔軟剤には静電気の発生を抑える効果がある。柔軟剤を水で薄めたものを雑巾に含ませ、家電やコンセントまわり、テレビ台の上など静電気が発生しやすい場所を水拭きしよう。
ただし家電やコンセントなどはデリケートである。ビショ濡れの雑巾で水拭きするといったことは、製品の故障を招くだけでなく感電など思わぬ事故のおそれもあるため絶対に避けよう。
ただし家電やコンセントなどはデリケートである。ビショ濡れの雑巾で水拭きするといったことは、製品の故障を招くだけでなく感電など思わぬ事故のおそれもあるため絶対に避けよう。
「ホコリ」そのものがなくなるわけではない
柔軟剤を使って水拭きをしても、ホコリの付着を完全に防げるわけではない。あくまでそういった効果が期待できる、といった程度に留めてほしい。
また、家電やコンセントまわりにホコリが溜まりにくくなっただけであり、リビングからホコリが消えるわけではない。家電やコンセントに付着しなかったホコリは、リビングの床や壁、ほかの家具に溜まる可能性があることも覚えておこう。
また、家電やコンセントまわりにホコリが溜まりにくくなっただけであり、リビングからホコリが消えるわけではない。家電やコンセントに付着しなかったホコリは、リビングの床や壁、ほかの家具に溜まる可能性があることも覚えておこう。
5. リビング掃除の手間を減らすちょっとしたコツ

リビングは、家の中でもとくに広い空間だ。一気にすべてを掃除しようとすると疲れ切ってしまうかもしれない。共働きでまとまった時間が取れないというご家庭も多いだろう。リビング掃除の手間を減らすコツを最後にお伝えする。
「毎日」「少しずつ」掃除をする
シンプルなことだが、これがリビング掃除の手間を減らすコツだ。たとえば床は、毎日フロアワイパーをかけるだけでホコリが溜まりにくくなる。加えて、目につくゴミや余計なモノなどを片付けよう。この2つを必須とし、日によって「ソファ」「テレビとその周辺」「棚」などプラスアルファを加える。もちろん余裕があったら、でOKだ。
コツコツ掃除が結果としてリビング掃除を楽にする
リビング掃除は、まとめてやろうとすると大変だ。毎日こまめにコツコツ掃除しておけば、まとまった時間を作って大掃除をする必要はほぼなくなる。結果としてリビング掃除の手間を減らすことにつながるので、ぜひできるところから実践してみてほしい。
結論
リビング掃除の基本は、いかに掃除しやすい環境を整えるかということだ。お伝えしたコツを参考に、まずは掃除しやすいリビングを作ろう。あとは日々コツコツ掃除をして、上から下へ、奥から手前へといった基本を押さえれば大変ではないはずだ。もちろん、無理せずできる範囲からで構わないので、ぜひ今日からでも実践してみよう。