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キッチンハイターはキッチン以外でも使える?各所のカビ撃退法を紹介

キッチンハイターはキッチン以外でも使える?各所のカビ撃退法を紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年5月21日

カビ掃除をしようと思ったら、家に洗剤がキッチンハイターしかないというケースがあるかもしれない。しかし「キッチン」と名前が付いているため、台所以外の場所に使用できるのか迷うところだ。実はキッチンハイターはカビを落とす性質を持っているため、いろいろな場所のカビ掃除にも有効なのだ。そこで今回は、キッチンハイターで台所以外のカビを撃退する方法を紹介する。

  

1. キッチンハイターで窓の黒カビを落とそう

窓に付着する黒いカビの中でも、とくにゴムパッキンが黒ずんでいる場合は、カビがしっかりと根を張っている証拠だ。

窓にカビが生える主な原因として、結露が挙げられる。特に冬場などの寒い季節には、屋内外の気温差により結露が発生しやすい。ただ、結露のみでカビが発生するわけではなく、空気中に漂っているカビの胞子が窓に付着し、そこにカビにとって繁殖しやすく居心地のよい条件がそろったために、黒カビとして増えてしまうのである。

それでは実際にキッチンハイターを使って窓のカビを撃退しよう。

用意するもの

  • キッチンハイター
  • 片栗粉
  • ゴム手袋
  • 雑巾
最初にゴム手袋を装着し、深めの容器にキッチンハイターと片栗粉を1:1の割合で入れる。混ぜたときにカビをしっかり覆える量になるよう調整しよう。ペースト状になるまで混ぜたらカビに乗せる。さらに上からラップをかけて密着させると、より効果が高まる。5分経過したら濡らした雑巾で、きれいに拭き取ろう。

注意点

  • 換気をしながら行う。
  • キッチンハイターは濃度が高いため、スプレー容器に入れて吹き付けると液が飛散し危険である。取り扱いには十分注意する。
  • ペーストを長時間乗せたままにしておくと、ゴムパッキンが傷んでしまう。5分経過し汚れが落ちていれば、すみやかに落とす。

2. 壁や天井のカビもキッチンハイターで撃退!

壁や天井の隅などに黒ずんでいる場所はないだろうか。これはほとんどの場合カビであり、窓と同様に結露が原因であることが多い。壁に発生したカビは放っておくと、広がってしまう早目に対処しよう。壁紙の表面だけではなく、奥の断熱材やボードにまで進行してしまうと修理をしなければならない。

壁のカビはタンスなど家具の上にも付着する。そこでエアコンを使用すると、カビの胞子が空気中を移動し、呼吸とともに体内に入る危険性がある。体内に侵入したカビはアレルギーや喘息の原因になる可能性があるため、カビを見つけたら早めにキッチンハイターで除去したい。

用意するもの

  • キッチンハイター
  • スプレーボトル
  • ゴム手袋
  • キッチンペーパー
  • ラップ
  • 雑巾
  • マスクとゴーグル
  • 脚立
スプレーボトルにキッチンハイターと水を1:2の割合で入れる。ゴム手袋、マスクとゴーグルを装着し、カビにスプレーする。液だれ対策として、雑巾でカビの下辺りを押さえる。スプレーした場所にキッチンペーパーをあて、ラップで密着させて、30分〜1時間そのままにしておく。キッチンペーパーをはがしたら、雑巾でしっかりと水拭きをする。

注意点

  • 必ず換気をしながら行う。
  • 素材によっては、壁紙を傷めてしまう可能性がある。ビニールクロス製であれば、今回の方法はおすすめできるが、紙クロスや木材の場合はキッチンハイターによるカビ取りは控えること。
  • 床に新聞を敷き、汚れてもかまわない服に着替える。
  • スプレーした際の飛散には十分注意する。

3. 風呂の排水溝もキッチンハイターでカビ取りしよう

換気と拭き取りでカビ予防

風呂場はほぼ毎日、水やお湯を使用するため湿気の多い場所で、カビが好む環境といえる。カビの発生を抑えるために、毎日のちょっとした作業を取り入れよう。
  • 風呂場の換気扇は24時間回しておき、窓があれば開けておく。
  • 1日の最後にタオルで水気を拭き取る。
換気扇の力だけで浴室を乾かすことも可能だ。窓がない風呂場は、扉を少しだけ開けておくことで、換気扇へ空気が流れ込みやすくなる。最後にタオルで水気を拭き取れば完璧だが、面倒な場合は入浴後の使用したタオルで目立つ水気を吸い取るだけでも効果はある。

壁とゴムパッキンのカビ撃退方法

(用意するもの)
  • キッチンハイター
  • 片栗粉
  • ゴム手袋
手順は窓のカビ取りと同じなので参照してほしい。

排水溝のカビ撃退方法

(用意するもの)
  • キッチンハイター
  • ゴム手袋
風呂場の排水溝は、垢や髪の毛などカビが好むたんぱく質が付着するためカビやすく、ぬめりも発生しやすい。ゴム手袋をしてキッチンハイターを直接カビにかけよう。5分ほど経過したら水でよく洗い流す。

注意点

  • 換気をしながら行う。風呂場は狭いため特に注意が必要だ。
  • 水はねに気を付けよう。マスクをしながら行うとよい。
  • 流すときはお湯ではなく冷水を使う。

結論

家の中のカビはキッチンハイターで対処できる。注意点は、キッチンハイターは濃度が高いため換気を十分にすることだ。液の飛散にも気を付けたい。また、小さな子どもがいる家庭では、作業中は近付かないよう配慮すること。キッチンハイターは、酸性タイプのものやほかの洗剤と混ぜると有毒なガスが発生するため、その点も注意が必要だ。キッチンハイターを上手に使い、カビのない気持ちのよい空間になるよう参考にしてほしい。
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  • 更新日:

    2021年5月21日

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