目次
1. ダイニング収納は「見直す」ことから始めよう

ダイニングは食事を摂るところだが、本稿ではリビング・ダイニングも含めてダイニングとして解説させていただく。まずは、ダイニングが散らかってしまう原因と、スッキリ収納するためのポイントから見ていこう。
ダイニングで何をしている?
食事はもちろんだが、そのほかにもテレビを見たり読書をしたり、お酒を飲んだり家族で団らんしたり、いろいろな時間を過ごすのがダイニングだ。その中でも、どんな時間を過ごすことが多いか思い返してみよう。そうすることで、必要なモノと不要なモノを仕分けしやすくなる。このようにダイニング収納の第一歩は、まず「見直す」ことだ。
ダイニングの収納には何が入っている?
ダイニングに収納されているモノを一度すべて出してみよう。何がどのくらいあるのかを把握するためだ。別の場所に収納したほうが使い勝手がよいモノや、そもそも不要というモノが見つかる可能性もある。
何がどれくらいあるのかを把握し、要・不要の仕分けができたら収納場所を決めていこう。ダイニングに収納するモノと定位置が決まったら、そこに合わせて収納アイテムをそろえていく。
何がどれくらいあるのかを把握し、要・不要の仕分けができたら収納場所を決めていこう。ダイニングに収納するモノと定位置が決まったら、そこに合わせて収納アイテムをそろえていく。
2. ダイニングテーブル下や周辺スペースを収納に生かす方法

ダイニングテーブル下はデッドスペースだが、アイデア次第でいくらでも収納に生かせる。いくつか例を紹介しよう。
持ち手付きのカゴを置く
雑誌や新聞紙などは、できればすぐに手が届くところに置いておきたい。とはいえダイニングテーブルの上に置きっぱなしにすると散らかってしまう。そんなときは、持ち手付きのカゴをテーブル下やチェアのすぐ横などに置いておこう。持ち手付きなので邪魔ならすぐに動かせるし、雑誌や新聞をスッキリ収納できる。
テーブル横にカゴをかける
ダイニングテーブルの側面などにフックを取り付け、カゴの持ち手部分をかけてしまう方法もある。すぐに動かせるだけでなく、モノを置かないので床もスッキリするだろう。
テーブルの脚部分にマガジンラックをDIYする
DIYが得意なら、ダイニングテーブルの脚部分に簡易的なマガジンラックを作って、雑誌や新聞を収納してしまうのはいかがだろうか?わずかなスペースだが、見た目もオシャレだし効率のよい空間の使い方ができる。
3. ダイニングの収納不足をカウンター下のスペースで補う方法

ダイニングにキッチンカウンターがあるご家庭なら、そのカウンター下も収納スペースとして活用できる可能性がある。
キャスター付きのカラーボックスを並べる
カラーボックスを、簡易的な棚や引き出しの代わりとして使う方法がある。この場合、キャスター付きなどで動かしやすいカラーボックスがおすすめだ。もちろんサイズは購入する前にしっかり測っておこう。
木製のシェルフを設置する
市販の木製シェルフや棚などを購入して、ダイニングのカウンター下に設置するのも手軽な方法だ。雑誌やレシピ本などを並べたりオシャレな食器を収納したり、ダイニングで使用頻度の高い小物を並べたりもできる。
扉付きの収納ボックスを設置する
ダイニングをスッキリ見せたいのであれば、扉付きの収納ボックスなどもおすすめだ。白いカウンターならボックスも白にするなど、色合いを合わせるとシンプルかつオシャレに見せることができる。
4. ダイニングの収納にワゴンやベンチを使うアイデアもある

どうしてもダイニングが散らかって見えてしまう、どうも使い勝手がよくないなどという場合は、収納アイテムにワゴンやベンチを選んでみてはいかがだろうか?
キャスター付きのワゴンを置く
使用頻度が高いモノは、引き出しや扉付きの収納アイテムにしまうと出し入れが面倒だ。とはいえテーブル上に置いておくと散らかって見えてしまう。そんなときはキャスター付きのワゴンに収納しよう。使いたいときにすぐに取れるし移動もできる。ダイニングと色のテイストを合わせれば、オシャレさもアップする。
収納スペース付きのベンチを置く
できるだけシンプルに見せたい、大きな収納アイテムは設置したくないという場合は、収納スペース付きのベンチを置いてしまう手もある。出し入れにやや手間がかかることはあるが、普段は隠しておけるためダイニングがスッキリ見えるし、木製のオシャレなベンチなどはインテリアのよいアクセントになるだろう。
5. ダイニングの収納におすすめのアイテムを紹介

最後に、ダイニングの収納で重宝する便利なおすすめアイテムを紹介しよう。大型の収納アイテムに関しては好みがあるためお任せするが、ダイニングの小物は次のようなアイテムを使うとスッキリまとめられる。
ニトリ「収納ケース Nインボックス」
幅38.9×奥行26.6×高さ23.6cmのインボックス。シリーズでいろいろなサイズがあり、組み合わせて使うこともできる。重ねてワゴンのように使ってもOKだ。
無印良品「ポリプロピレンファイルボックス」
幅約15×奥行約32×高さ約24cmのファイルボックス。本来は書類用だがダイニングの小物収納にも便利だ。斜めにカットされているタイプもあるなど、ラインナップが多い。
IKEA「VARIERA(ヴァリエラ)ボックス」
幅24×奥行17×高さ10.5cmのオシャレなボックス。持ち手(または持ち手穴)があるので持ち運びも容易にできる。高さがないので中身が確認しやすいのも特徴だ。
結論
ダイニングの収納はまず見直すところから始めよう。本当に必要なモノや量を把握できれば、そこから逆算的に収納スペースを決めて収納アイテムを選んでいける。テーブル下やカウンター下など、デッドスペースもうまく使ってぜひスッキリ&オシャレなダイニング作りを目指してほしい。