1. 卓上扇風機には電池式・USB式・コンセント式の3つの種類がある

卓上扇風機には、電池式・USB式・コンセント式の3つの電源の種類がある。また設置の仕方も置き型やクリップ型などさまざまな種類があるので、使う場所や用途によってぴったりのものをセレクトしよう。
卓上扇風機の電源の種類
電池式
電池式の卓上扇風機は、風量はあまり強くないのだが、コードがなく持ち運びしやすいというメリットがある。部屋を移動するときはもちろん、野外イベントなど外出先で使うことも可能だ。
USB式
USB式の卓上扇風機は、パソコンのUSB差込口にケーブルを差して使う。オフィスのデスクの上などに設置する場合、使えるコンセントがなかったとしても使用できる点で便利だ。電池式よりは風量が強いものが多い。
コンセント式
従来の扇風機と同じように、電源コードをコンセントに差して使う卓上扇風機は、ほかのタイプに比べて風量が強いことが特徴だ。コンセントがある場所でしか使えないので、設置場所は限られるが、しっかりと風を感じたいときにはコンセント式を選ぶとよいだろう。
設置タイプ
置き型
置き型タイプの卓上扇風機は、デスクの上やダイニングテーブルの上、収納棚の上など、平らな場所に置いて使うことができる。
クリップ型
卓上扇風機を置くスペースが確保できない場合は、クリップ式がおすすめだ。机や棚板などに挟んで省スペースで設置することができる。
2. 卓上扇風機をオフィスで使うなら静音タイプがおすすめ

卓上扇風機は、使う場所やシーンによっても選び方が異なる。たとえば扇風機を職場のデスクで使う場合は、静音タイプを選んだほうがよいだろう。床置きタイプの扇風機の場合はそれほど気にならなかったモーター音が、デスクの上に置くとうるさく感じてしまうことがあるからだ。気になって仕事に集中できなくなったり、隣のデスクの人にまで迷惑をかけたりする可能性もあるため、慎重に選びたい。
DCモーター式扇風機は静音性が高い
ここ数年目にする機会が多くなった「DCモーター式」の扇風機は、従来の「ACモーター式」の扇風機に比べて静音性にすぐれているものが多い。風量が細かく調節できるので、書類が飛ばない程度の微風に設定することもでき、デスク上で使う扇風機としては適している。
扇風機本体の価格はACモーター式の扇風機に比べると高価なものが多いのだが、その分消費電力は少ないというメリットがある。
扇風機本体の価格はACモーター式の扇風機に比べると高価なものが多いのだが、その分消費電力は少ないというメリットがある。
デスク上にはクリップ式・USB式がおすすめ
ただでさえスペースが限られているデスクで使う場合、置き型よりもクリップ式のものがよいだろう。オフィスでは使えるコンセントの数が限られていることが多いので、USB式の卓上扇風機が便利だ。中には折りたたんでビジネスバッグに入れられるコンパクトな扇風機などもある。
3. 卓上扇風機は風量調節や首振り機能付きがおすすめ

最後に、風量調節や首振り機能など、卓上扇風機に付いていると嬉しいおすすめの機能について解説する。
風量調節機能
今までの扇風機は「弱」「中」「強」の3段階くらいの風量調節しかできなかったため、「弱でも強すぎる」「中では弱いけれど強では強すぎる」といった悩みもあった。DCモーターの扇風機はかなり細かく風量調節できるようになっているので、自分好みの絶妙な風量に設定することができる。
角度調節機能
デスク上に扇風機を設置する場合、スペースが限られていて思うような角度にできないこともある。風が当たる角度を左右上下で調節できるタイプであれば、より快適に使うことができるだろう。また、上向きに風を送れる扇風機は、洗濯物を乾かしたり、エアコンの空気を循環させたりという使い方もできて便利だ。
自動首振り機能
長時間同じ箇所に風が当たり過ぎると、体調が悪くなってしまうこともある。部屋の空気を循環させるためにも、価格の折り合いがつけば、自動首振り機能付きの卓上扇風機がおすすめだ。
電源の種類を選べるハイブリッドタイプ
電源タイプには3種類あると解説したが、中にはコンセントとUSBの2WAYタイプや、USBと電池の2WAYタイプなども販売されている。使うシーンによって電源を変えられるのはメリットが大きいだろう。
ハンディーと卓上2WAYタイプ
外出先への持ち運びにはハンディータイプの扇風機が人気だ。デスクに立てて卓上扇風機としても使える2WAYタイプは、外回りの仕事が多い人におすすめだ。
結論
今回は卓上扇風機の種類や選び方、おすすめ機能などを解説した。風量が欲しいときはコンセントタイプ、デスクで使いたいときにはUSBタイプなど、用途によって最適な卓上扇風機をセレクトしよう。音や機能性を重視するならDCモーター扇風機もおすすめだ。