目次
1. 意外と収納に悩む食器棚

食器棚は意外と収納に悩む場所。快適に使えて、さらにオシャレに収納するのは難しいものだ。無計画に収納すると、どこに何が入っているのかわからなくなったり、出し入れに手間取ったり、食器棚の使い勝手が悪くなってしまう。雑然とした食器棚はオシャレとも程遠い。食器棚収納のコツやアイデアを参考にして、オシャレに整理整頓しよう。
2. 食器棚に上手に収納するためのコツ

食器棚に上手に収納するための5つのコツがある。食器棚収納に悩んでいる方は、ぜひ覚えておこう。
まずは食器類を仕分けする
まずは思い切って、食器棚の中身をすべて出してみよう。いらないものは処分し、大皿や茶碗、グラス、マグカップ、カトラリーなど、種類ごとに仕分けしていこう。
使用頻度で収納場所を分ける
毎日使うものやたまに使う、普段使わないものなど、使用頻度ごとに食器の収納場所を分ける。毎日使う食器は、取り出しやすい場所に収納しよう。
収納スペースに合った食器の量に調整する
お気に入りのデザインや、料理に合った食器にこだわっていくと、いつの間にか量が増えてしまうものだ。収納スペースに合った食器の量に調整しよう。
兼用や代用が利くアイテムを用意する
使い勝手のよい白い食器、アイスでもホットでも使える耐熱グラスなど、兼用や代用が利くアイテムを用意しよう。さらに食器の量を減らせるはずだ。
食器の色を統一してオシャレに見せるのもおすすめ
オシャレさを意識するなら、食器の色をそろえるのもひとつの方法だ。統一感が出て、食器棚の中がスッキリとして見える。
3. 食器棚を使いやすくする収納方法

食器棚に使いづらさを感じている方は、次の4つの収納方法を取り入れてみよう。
かごやラックを活用する
食器の種類ごと、または毎日使うワンセットを、かごやラックで収納してみよう。出し入れしやすくなるはずだ。かごやラックを同じデザインでそろえれば、統一感が出てスッキリする。中身の食器がわかりやすいよう、ラベリングするのがおすすめだ。
カトラリーなどは仕切りを活用する
カトラリーなどの小物類は、そのまま食器棚の引き出しに収納すると雑然として使いづらい。仕切りを使って、種類ごとにまとめて収納しよう。一目で何がどこにあるか、その数も把握しやすくなる。
食器と食器の間にスペースを作る
食器棚収納は、食器と食器の間のスペースを意識しよう。手がスムーズに入る程度のスペースを作っておくことで、出し入れしやすくなるだけでなく、通気性もよくなりカビ対策としても効果的だ。
立てる収納と並べる収納を使い分ける
お皿類は重ねてしまうと、下のものを取り出す際に手間取ってしまう。立てる収納と並べる収納を使い分けよう。
4. 食器棚の上中下段をうまく使い分ける収納アイデア

食器棚の上中下段をうまく使い分けるのが、使いやすい収納のポイントだ。上手に使い分ける収納アイデアを紹介しよう。
上の段の使い方
食器棚の上段は、最も目が届きにくい場所だ。来客用の食器や、季節の食器など、使用頻度の低いものを収納しよう。手の届きにくい上段でも出し入れしやすいよう、持ち手のついたケースなどに入れておくのがおすすめだ。
真ん中の段の使い方
食器棚の中段は、最も手が届きやすく出し入れがしやすいゴールデンゾーン。毎日使う茶碗や平皿などの収納に最適だ。食事で必ず使うカトラリー類も、かごにまとめて中段に入れておくとよいだろう。
下の段の使い方
食器棚の下段は、大皿などの重たい食器類を収納しよう。下段は安全性の観点からも、重たいアイテムの収納に最適だ。また、小さな子どもでも手が届きやすい高さのため、子ども用の食器類を収納してもよいだろう。
5. 食器棚の引き出し部分の収納アイデア

食器棚の引き出し部分におすすめの収納アイデアを紹介する。
小物整理トレーでカトラリーを分類してスッキリ収納
箸にスプーン、フォーク、ナイフなど、種類も形状もさまざまなカトラリー。そのまま引き出しに入れると、何がどこにあるのか把握しづらくなってしまう。食器棚の引き出しに小物整理トレーなどを複数使って、種類ごとに分類して収納しよう。
食器の種類ごとに重ねてスッキリ収納
引き出しは、収納したものを上から一目で把握できるのがメリットだ。小皿などを種類ごとに重ねておけば、使いたいものをすぐに取り出せる。スッキリとして使いやすい食器棚になるだろう。
6. ニトリやIKEAの商品を使った食器棚の収納アイデア

続いて、ニトリやIKEAの商品を使った具体的な食器棚の収納アイデアを紹介しよう。
ニトリの伸縮整理棚で水筒を寝かせて収納
水筒を立てて収納すると、ふとしたときに倒れてしまうことがある。寝かせても転がってしまうため、収納に悩むアイテムだ。そこで、ニトリの伸縮整理棚を食器棚に合わせて設置し、足の間や棚の上に水筒を寝かせて収納してみよう。棚板部分には溝があるため、水筒が転がっていくこともなく快適に出し入れできるはずだ。
IKEAのヴァリエラボックスに食器をまとめて収納
出し入れしにくい食器棚の上段に、IKEAのヴァリエラボックスを使った収納がおすすめだ。種類ごとに分類した食器をヴァリエラボックスに入れておこう。いくつか同じものでそろえれば、スッキリとした統一感が出る。収納できる食器の数も増え、出し入れもしやすくなる。
7. 100均アイテムを使った食器棚の収納アイデア

100均には、食器棚の収納に便利なアイテムが多数販売されている。100均アイテムを使った食器棚の収納アイデアを見ていこう。
ダイソーのブックスタンドで平皿を立てる収納
ダイソーのブックスタンドは、平皿などの食器を立てて収納するのに便利なアイテム。そのまま食器棚に入れて、立てる収納に活用してみよう。
ダイソーの引き出し整理バスケットでコップ類を収納
重ねにくいため、並べて収納することが多いマグカップやグラスなどのコップ類。食器棚の奥にあるものは、出し入れに手間取ってしまう。そこでダイソーの引き出し整理バスケットを活用してみよう。並べて食器棚に入れれば、サッと引き出すだけで奥にあるコップも簡単に取り出せる。
セリアのハンカチスタンドで大皿を立てる収納
重ねると出し入れしづらい大皿。そこで活躍するのが、セリアのハンカチスタンドだ。大皿を立てて収納できるため、使いたい1枚をスムーズに出し入れできるだろう。
8. ロータイプの食器棚の収納アイデア

カウンターにもなるロータイプの食器棚。オシャレで機能的な、ロータイプ食器棚の収納アイデアを紹介しよう。
100均の突っ張り棒で収納力アップ
食器棚の収納で、高さがある空間はデッドスペースになりやすい。100均の突っ張り棒を2本渡し、食器棚シートをかけて棚を増やしてみよう。収納力が格段にアップする。
ファイルケースでスッキリまとめる
ファイルケースは、食器棚の収納に便利なアイテムだ。大皿なども、立てた状態でまとめてコンパクトに収納できる。
9. 食器棚に収納しきれない食器があるときは?

食器の数を減らしても、どうしても食器棚に収納しきれないケースもあるだろう。食器棚に入り切らない食器の収納について見ていこう。
食器棚とは別に収納スペースを確保する
食器棚に入らないときは、別の収納スペースを確保する。かごやプラスチックケースなどにまとめたり、キッチンのウォールシェルフに見せる収納にしたり、一工夫してみよう。
10. 食器の上手な収納は食器棚を選ぶところから始まる

食器の上手な収納は、食器棚を選ぶところから始まっている。インテリアとなじむオシャレさはもちろんだが、収納容量や使いやすさも重要だ。一口に食器棚といっても、さまざまな種類がある。背の高いハイタイプや、家電も置けるタイプ、カウンターにもなるロータイプなど、自宅のキッチンと収納アイテムに合わせて食器棚を選んでみよう。
結論
いつの間にか増えてゆき、雑然としてしまいがちな食器棚。収納の際は計画的に、そしてコツを押さえる必要がある。まずは不要なものがないかチェックして仕分けしよう。使用頻度の高いものを取り出しやすい場所に収納し、かごやケースなどにまとめるといった工夫も取り入れていくのがおすすめだ。食器棚収納に悩んだときは、ぜひ当記事を参考にしてほしい。