- 1. 電気ケトルの中は意外と汚れている
- 2. 電気ケトルのカルキ掃除にはクエン酸が効果的
- 3. 電気ケトルの外側の掃除には重曹が効果的
- 4. 電気ケトルの掃除を楽にする普段からのお手入れ方法
- 5. 電気ケトルを掃除する頻度は?
- 6. 電気ケトルはクエン酸や重曹で簡単に掃除できる
- クエン酸
- 水
- 満水の目盛りまで水を入れる
- クエン酸(15g)を入れてかき混ぜる
- フタを閉めて沸騰させたら1時間ほど放置する
- お湯を捨てたあと水ですすぐ
- 重曹
- ぬるま湯
- 布
- ぬるま湯(500ml)に重曹(大さじ1弱)を入れてよく混ぜる
- 布に重曹水を含ませて電気ケトルの外側や台座、コードを拭く
- 重曹が残らないようにキレイな水を含ませた布で拭く
- 電気ケトルの外側を柔らかい布で拭く
- フィルターを外して水洗いする
- 電気ケトルの内部を水ですすいだら布で拭く
- フィルターを乾燥させたら元に戻す
1. 電気ケトルの中は意外と汚れている
水を沸かすだけの電気ケトルは、あまり汚れていないように思えるだろう。掃除を怠るとどうなるのか、基本的な知識として確認しておきたい。
白い斑点はカビではなくカルキ
電気ケトルを使用していると、内部に白い斑点がつくことがある。これは「カルキ」と呼ばれており、水道水やミネラルウォーターに含まれるミネラルが固まったものだ。原因は電気ケトルで必ず使用する水なので、完全に防ぐのは難しい。
掃除をしないとどうなる?
カルキはカビと違って人体に害はないが、放置すると少しずつ蓄積してしまう。掃除を怠ると落とすのが難しくなるのはもちろん、お湯にカルキのにおいがつく可能性がある。
また、キッチンや食卓で使用する電気ケトルには、料理の油はねが付着しやすい。手垢によって黒ずむこともあるので、清潔に保つため内部と外側の両方を掃除しよう。クエン酸や重曹を上手に活用するのがポイントだ。
2. 電気ケトルのカルキ掃除にはクエン酸が効果的
電気ケトルのカルキを落としたいなら、クエン酸を使用するのが効果的だ。用意するものや掃除方法を解説するので、ぜひ役立ててほしい。
用意するもの
クエン酸を使って電気ケトルを掃除する方法
1回の掃除でカルキが落ちないなら、上記の方法を繰り返す。目盛りより上に付着した汚れは、柔らかいスポンジで軽く擦って落とそう。
電気ケトルのにおいが気になるときもクエン酸が有効
水道水に含まれる塩素の量が多いと、カルキ臭が発生することがある。クエン酸を使って掃除をすれば、嫌なにおいを落とすことが可能だ。なお、使い始めや長期間使っていなかった場合、樹脂のにおいがすることがあるが、使用するうちになくなるのであまり心配はない。
クエン酸がないときは「酢」で代用しよう
クエン酸がない場合は、同じ酸性の性質がある「酢」で代用しよう。酢の分量はコップ1杯(200ml)を目安にする。基本的な掃除方法はクエン酸と同じだ。ただし、酢を使用するとツンとしたにおいが残ることがある。すすぎの回数を増やして念入りに洗い流そう。
3. 電気ケトルの外側の掃除には重曹が効果的
電気ケトルの外側に付着する汚れの掃除には、重曹がおすすめだ。油汚れや手垢などの汚れをスッキリと落とせる。
用意するもの
重曹を使って電気ケトルの外側を掃除する方法
必ずコンセントからプラグを抜いてから掃除をする。布でコードを拭くときは、強く引っ張らないように注意しよう。
4. 電気ケトルの掃除を楽にする普段からのお手入れ方法
台座や本体の外側に水が付着しないよう、気をつけながら作業しよう。メーカーによって手入れの方法が違うことがあるので、説明書を確認しておくと安心だ。
5. 電気ケトルを掃除する頻度は?
クエン酸で定期的に掃除することで、電気ケトルを清潔に保てる。適切な頻度をチェックしておこう。
クエン酸を使った掃除は月1回が理想
使用頻度によっても違うが、月に1回ほどクエン酸を使って掃除するのが理想だ。あまり使用しない場合でも、最低で3カ月に1回は掃除をしたい。内側を洗浄するついでに外側も掃除すれば、キレイな状態を保てるだろう。蓄積して頑固な汚れになる前に、掃除をすることが重要になる。
6. 電気ケトルはクエン酸や重曹で簡単に掃除できる
電気ケトルにつくカルキはクエン酸で掃除しよう。適量のクエン酸と水を入れてお湯を沸かして放置。あとは水ですすげばキレイに落ちる。
一方で油や手垢など外側に付着する汚れには重曹が有効だ。重曹水を含ませた布でキレイに拭き取ろう。このようにクエン酸や重曹を上手に使って、電気ケトルを清潔に保ってほしい。
結論
電気ケトルの掃除にはクエン酸や重曹が活躍する。カルキや手垢が蓄積する前に、キレイにすることが重要だ。クエン酸を使った掃除の頻度は月に1回を目安にしよう。布で拭いたり内部を水ですすいだり、日頃からのお手入れで掃除の手間が軽減できるので、こちらも併せて実践してほしい。