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焦げ落としの方法は?鍋やフライパン、コンロなどアイテム別に紹介!

焦げ落としの方法は?鍋やフライパン、コンロなどアイテム別に紹介!

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2021年11月 8日

焦げ落としの方法は調理器具の素材によって異なる。頑固な焦げを効率よく落とすために、適した洗剤とやり方をチェックしておこう。この記事では、ステンレス鍋やテフロン加工鍋、ホーロー鍋、アルミ鍋、鉄製鍋の焦げ落としを紹介する。フライパンやコンロの焦げ落としとあわせてまとめた。

  

1. ステンレス鍋の焦げ落としは「重曹」がおすすめ

重曹
ステンレスは焦げがつきやすい材質だ。重曹を使った焦げ落としの方法を紹介する。

用意するもの

  • 重曹(水200mlに大さじ1)
  • ゴムベラやスポンジ

焦げ落としの手順

  • ステンレス鍋に焦げが浸るくらいの水を入れる
  • 重曹を入れたら火にかけて沸騰させる
  • 沸騰してから15分ほど待ったら火を止めて半日ほど放置する
  • スポンジやゴムベラで擦って焦げ落としをする

2. テフロン加工鍋の焦げ落としは「水のみ」でOK

鍋でお湯を沸かす
テフロン(フッ素樹脂)加工の鍋は焦げ付きにくいため、水だけで焦げ落としができる。用意するものと手順を紹介しよう。

用意するもの

  • ゴムベラ

焦げ落としの手順

  • テフロン加工鍋に焦げが浸るくらいの水を入れる
  • 火にかけて沸騰させたら10分ほど放置する
  • 火を止めて半日ほど待つ
  • ゴムベラで擦って焦げ落としをする

3. ホーロー鍋の焦げ落としにも「重曹」がおすすめ

ホーロー鍋でお湯を沸かす
デリケートなホーロー鍋は、傷つけないように丁寧に扱おう。重曹を使った焦げ落としの方法を紹介する。

用意するもの

  • 重曹(200mlに対して大さじ1)
  • 柔らかいスポンジ

焦げ落としの手順

  • ホーロー鍋に焦げが浸るくらいの水を入れる
  • 重曹を入れたら弱火で沸騰させる
  • 沸騰してから10分ほど待ったら火を止めて半日ほど放置する
  • 柔らかいスポンジで焦げ落としをする

4. アルミ鍋の焦げ落としは「クエン酸」か「お酢」で

焦げ付いたアルミ鍋
アルミ鍋に重曹を使うと黒く変色してしまうので、焦げ落としにはクエン酸やお酢を使用する。お酢は加熱すると強いにおいがするので、苦手ならクエン酸のほうが使いやすい。

用意するもの

  • 酢もしくはクエン酸(200mlに対して大さじ1)
  • スポンジ
  • ゴム手袋

焦げ落としの手順

  • アルミ鍋に焦げが浸るくらいの水を入れる
  • 酢もしくはクエン酸を入れたら弱火で沸騰させる
  • 沸騰してから10分ほど待ったらお湯を捨てる
  • 火傷をしないようにゴム手袋をしてスポンジで焦げ落としをする

5. 鉄製鍋の焦げ落としは「空焚き」が効果的

鉄製鍋
鉄製鍋は水を使わない空焚きで焦げ落としをしよう。耐久性が高いため、強く擦っても大丈夫だ。

用意するもの

  • 鉄製鍋が入るサイズの洗い桶(シンクに水を溜めてもOK)
  • 金属製のヘラやたわし

焦げ落としの手順

  • 鉄製鍋に火をかけて煙が出るまで空焚きする
  • 水をはった洗い桶に鉄製鍋を入れて冷却する
  • 十分に冷えたのを確認してヘラやたわしで焦げ落としをする

6. フライパンの焦げ落としは?

フライパン
フライパンの焦げ落としをする方法を紹介する。「テフロン加工やステンレス製」「アルミ製」「鉄製」に分けて解説しよう。

テフロン加工やステンレス製のフライパンは「重曹」で

  • 焦げが浸るくらいの水を入れる
  • 重曹を入れたら火をかけて沸騰させる
  • 沸騰してから10分ほど待ったら火を止める
  • お湯が冷めたらスポンジで焦げ落としをする
用意するのは重曹(大さじ1~2)とスポンジだ。テフロン加工やステンレス製のほかには、チタン製のフライパンの焦げ落としができる。

アルミ製のフライパンは「水のみ」で

  • 焦げが浸るくらいの水を入れる
  • 火をかけて沸騰させる
  • 半日ほど放置したらスポンジでこすり洗いをする
水だけで焦げ落としをするため、スポンジだけ用意すればいい。もし落ちなかったら、タワシやクリームクレンザーで擦って落とそう。フライパンを傷つけないように、焦げの部分だけを擦るのがポイントだ。

鉄製のフライパンは「空焚き」で

  • 火にかけて20分ほど空焚きする
  • 洗い桶に水をはったら鉄製フライパンを入れて冷却する
  • 金属ヘラや金属製のたわしで焦げ落としをする
フライパンが入るサイズの洗い桶を用意するか、シンクに水を張っておく。金属ヘラや金属製のタワシを使おう。頑固な焦げには、少量のクリームクレンザーを塗布して擦るのがおすすめだ。

7. コンロの焦げ落としは?

コンロの焦げ落とし
調理に使用するコンロは焦げ付きやすい。五徳と天板の焦げ落としの方法を紹介する。

五徳の焦げ落としのやり方

  • 鍋に五徳が浸かるくらいの水を入れる
  • 重曹を入れて混ぜる
  • 五徳を入れたら沸騰させる
  • 火を止めて数時間ほど放置する
  • 五徳を取り出したら古い歯ブラシでこすり洗いをする
  • キレイにすすいで乾燥させる
鍋と重曹(大さじ3)、こすり洗い用の歯ブラシを用意する。アルミ製の鍋だと重曹で黒ずむ可能性があるので、それ以外の鍋を使おう。

天板の焦げ落としのやり方

  • 中性洗剤とぬるま湯を混ぜる
  • スポンジに含ませて天板全体に広げる
  • 雑巾を使って汚れと洗剤を拭き取る
  • 残った洗剤を水拭きで拭き取る
キッチン用の中性洗剤とスポンジ、雑巾が必要だ。焦げが落ちないときは、重曹をふりかけて擦り洗いをしてほしい。

8. 焦げ落としの方法は鍋やフライパンの「素材」で変わる

鍋やフライパン
焦げ落としをするときは、まず鍋やフライパンの素材をチェックしよう。ステンレスやホーローには重曹、アルミには酢やクエン酸、鉄には空焚きというように、適した焦げ落としの方法がそれぞれ異なる。間違った方法で焦げ落としをすると、変色したり傷ついたりする恐れがあるので注意。それぞれに必要なものと手順を確認しておくことが重要だ。

結論

正しい方法なら頑固な鍋の焦げ付きがスッキリと落とせる。ステンレスやテフロン加工、ホーロー、アルミ、鉄などそれぞれの素材に適した焦げ落としをチェックしておこう。フライパンやコンロの焦げ落としも紹介したので、ぜひ参考にしてほしい。
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  • 更新日:

    2021年11月 8日

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