目次
- 1. マニキュアを捨てるタイミングはいつ?
- 2. マニキュアの間違った捨て方
- 3. マニキュアの正しい捨て方
- 4. 中身や蓋が固まったマニキュアの捨て方
- 5. マニキュアを捨てるときの注意点 ガスコンロの汚れがひどいときの対処法
1. マニキュアを捨てるタイミングはいつ?

マニキュアを捨てるタイミングは人それぞれだが、とくに中身が固まるなどで使えなくなったときは捨てるべきだ。一般的に、瓶の中のマニキュアが固まる時間は2~3年といわれている。
また瓶の中でマニキュアが分離した、マニキュアがドロドロしている、変色しているなどの場合も使えないので捨てたほうがよい。さらに、マニキュアのナイロン製の刷毛(はけ)は瓶の底につくと硬化しやすくなるため、底に届かない設計となっている。中身が残り3分の1ほどになり、刷毛がマニキュアに届かないほど減ったときも捨てよう。
2. マニキュアの間違った捨て方
.jpeg)
マニキュアの間違った捨て方として、キャップや瓶を分別せずにそのまま捨てる、中身を排水口やトイレに流すなどの方法が挙げられる。以下でそれぞれの捨て方の何がNGなのか見ていこう。
そのまま捨てる
中身が入っているマニキュアを分別せずそのまま捨てるのは避けよう。多くの自治体でマニキュアは、瓶・キャップ・中身を分けて捨てるルールとなっている。マニキュアに含まれるニトロセルロースやエタノールなどの成分は引火しやすく、燃えるゴミなどにそのまま出すと発火するおそれがあるためだ。
中身を排水口やトイレに流す
マニキュアが液体だからといって、排水口やトイレに流して捨てるのもNGだ。マニキュアは水に溶けにくいため、排水口やトイレにこびりついて取れなくなる可能性もある。
3. マニキュアの正しい捨て方

それでは、マニキュアはどのように捨てればよいのだろうか。正しい捨て方を紹介するので、ルールを守って処分してほしい。
まずは自治体のルールを確認する
ゴミの捨て方は、自治体によってルールが定められている。マニキュアの捨て方も自治体ごとに異なるため、お住まいの地域での分別ルールを必ず確認しておこう。自治体のホームページにはゴミの分別方法の一覧が掲載されているほか、中にはゴミ分別アプリで捨て方をチェックできる自治体もある。
中身が残っている場合は処分する
瓶の中にマニキュアの中身が残っている場合は、中身を取り出してから処分するのが正しい。袋の中に新聞紙やティッシュなどの紙を敷き、瓶を逆さにして中身を空けよう。マニキュアは臭いが強いため、作業は風通しのよい場所で行いたい。
ルールに従って分別する
自治体のルールでは、瓶は燃えないゴミや資源ゴミ、キャップと刷毛(はけ)はプラスチックゴミ、中身は燃えるゴミとするケースが多い。ただし自治体によってはすべて燃えないゴミに分別するところもあるなど、捨て方はさまざまだ。いずれにせよ、お住まいの地域で定められたルールに従って分別しよう。
4. 中身や蓋が固まったマニキュアの捨て方

中身を別にする捨て方を採用している自治体が多いとはいえ、古いマニキュアは中身が固まって出なくなることもある。中身が固まってどうしても取れない、蓋が固まって開かないなどの場合は、どう処分すればよいのだろうか?
中身が固まったマニキュアの捨て方
マニキュアの中身が固まっている場合は、瓶に除光液を多めに入れ、キャップを閉めてよく振ってから一晩置くとよい。それでもまだマニキュアが残る場合は、再び除光液を入れて溶かそう。
また、中身が固まったマニキュアは分別せずに燃えないゴミとして捨ててよいとする自治体もある。お住まいの地域での捨て方を調べてみよう。
蓋が固まったマニキュアの捨て方
マニキュアの蓋が固まってそもそも開けられない場合は、40~50度のお湯にマニキュアの瓶を浸けてみるとよい。内部で固まっていたマニキュアがやわらかくなり、蓋が開きやすくなるだろう。
5. マニキュアを捨てるときの注意点

最後に、マニキュアを捨てるときの注意点を紹介する。あわせて使用しないマニキュアの活用アイデアも解説するので、捨てる前にぜひ試してみてほしい。
再利用できないか確認する
せっかく買ったマニキュアなので、別のものに塗るなどして再利用するのも楽しいだろう。マニキュアはプラスチック・金属・ガラス・紙類などにも着色できるため、ちょっとした小物に色をつけてみてはいかがだろうか。また、ほかのマニキュアと混ぜて新しい色を作るのも面白いだろう。
換気しながら作業する
マニキュアは揮発性の高い成分を含むため、独特の臭いがする。臭いで気分が悪くならないよう、作業時は窓を開ける、換気扇を回すなどの方法でしっかり換気したい。もしくは風通しのよい場所やベランダ・庭などの屋外で作業するのもおすすめだ。
結論
マニキュアの捨て方は自治体ごとに異なるが、一般的には瓶を燃えないゴミや資源ゴミに、キャップをプラスチックゴミに、中身を燃えるゴミとすることが多い。捨てる際は換気した場所で中身を空にしてから分別しよう。固まってしまったマニキュアはそのまま捨てられるケースも多いため、自治体のゴミ捨てルールをチェックしてほしい。