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漂白剤の使い方と注意点を解説!塩素系や酸素系の違いや選び方とは?

漂白剤の使い方と注意点を解説!塩素系や酸素系の違いや選び方とは?

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2021年11月26日

洗濯や除菌に役立つ漂白剤だが、使い方を間違えるとトラブルの原因になる。塩素系漂白剤と酸素系漂白剤で適した用途が違うため、それぞれの特徴を確認しておこう。この記事では漂白剤の種類と使い方を解説する。使用する前に覚えておきたい注意点や、還元系漂白剤の使い方とあわせてまとめたので参考にしてほしい。

  

1. 洗剤と漂白剤の作用の違いとは?

洗剤と漂白剤
洗剤と漂白剤は作用が異なるので、違いを確認しておきたい。漂白剤の使い方とあわせて、それぞれの特徴と作用を解説しよう。

汚れそのものを取り除くのが洗剤

洗剤に含まれる界面活性剤が、汚れそのものを剥がして取り除く。一派的な汚れであれば、洗剤だけでもキレイに落とせる。一方で頑固なシミや黄ばみだと残ってしまうケースも多い。

色素に働きかけるのが漂白剤

漂白剤は、色素に働きかけて化学反応で分解することで、シミや汚れを白く変化(漂白)させる作用がある。洗剤で落とすのが難しい、繊維に染み付いたシミや汚れに効果的だ。

2. 漂白剤の種類と選び方

漂白剤
漂白剤の種類は「塩素系漂白剤」と「酸素系漂白剤」に分かれる。それぞれの特徴と選び方を紹介するので、基礎知識として覚えてほしい。

塩素系漂白剤

非常に強い漂白力がある漂白剤だ。そのため、タオルやワイシャツなど白物衣類専用。真っ白に仕上げることができ、除菌や消臭効果もある。ウールやシルク、ナイロン、ポリウレタンなど一部の素材に使用できないので、使い方には注意しよう。

酸素系漂白剤

塩素系漂白剤と比較して漂白力が穏やかなので、色柄物にも使用できる。幅広い素材に使えるため、日常の洗濯に取り入れやすい。シミやくすみ、においの除去に効果的だ。

酸素系にはさらに液体・粉・スプレーなどがある

粉タイプの酸素系漂白剤は漂白力が強いが、ウールやシルクには使用できない。液体タイプはやや漂白力が穏やかなのでウールやシルクに使用でき、汚れに直接塗布できる。
毎日の洗濯には液体タイプ、頑固な汚れやシミには粉タイプというように使い分けるのがおすすめだ。ほかにも部分汚れ専用のスプレータイプがあり、汚れにシュッと吹き付けて使用できる。

3. 漂白剤の正しい使い方

洗濯機
漂白剤の使い方を、手軽な「洗濯機」と頑固な汚れに効果的な「つけおき」に分けて紹介しよう。酵素系漂白剤を例にあげて、使い方の手順とポイントを解説する。

洗濯機で使用する場合

  • 衣服を洗濯機に入れたらスタートボタンを押す
  • 洗剤と酸素系漂白剤を投入口に入れる
  • 通常通りに洗濯したら取り出して干す
シミやくすみなど部分的な汚れがある場合、液体タイプの酸素系漂白剤を塗布してから洗濯機で回そう。なお、塩素系漂白剤を使用する場合でも、基本的な使い方は同じだ。

つけおきで使用する場合

  • 洗い桶にぬるま湯(40度)を入れて酸素系漂白剤を混ぜる
  • 衣類を浸して30分~2時間つけおきする
  • 水ですすぐか洗濯機でいつも通りに回す
分量や詳しい使い方は商品によって違うので、説明書で確認してほしい。塩素系漂白剤の場合は、規定量を水に混ぜてから30分~2時間つけおきしてキレイにすすぐ。衣類が傷むのでどちらも2時間以上のつけおきは避けよう。

4. 漂白剤を使うときの注意点

洗濯表示
漂白剤を使うときの注意点をまとめた。トラブルを避けるため、使い方とあわせてチェックしておくと安心だ。

洗濯表示を確認する

漂白剤を使用する前に「三角形のマーク(漂白処理記号)」を確認する。なにもついていなければ、塩素系および酸素系漂白剤の使用が可能だ。斜め線が入っていれば酸素系漂白剤のみ使用でき、バツ印がついていれば漂白剤は使えない。旧表示の場合はエンソサラシのマークをチェックしよう(※1)(※2)。

塩素系と酸性のアイテムは絶対に混ぜない

塩素系漂白剤と酸性のアイテムを混ぜると毒ガスが発生するので、一緒に使ってはいけない。酸性洗剤やクエン酸、酢が酸性のアイテムにあたるため、遠ざけておくことが重要だ。

液性の異なる漂白剤同士を混ぜて使わない

塩素系と酸素系など違うタイプの漂白剤を混ぜると、漂白効果が落ちる可能性がある。また、同じ酸素系漂白剤でも、液体タイプと粉タイプが混ざると酸素が発生する。吸い込んでも人体に影響はないが、混ぜた状態で密封容器に保管すると破裂する可能性があるのでやめておこう。

塩素系漂白剤を色柄物に使用しない

塩素系漂白剤を色柄物に使うと、染料まで漂白してしまう。色落ちの可能性があるので、白物以外への使用は避けてほしい。なお、衣服に付着しても脱色するので、使う際には駄目になってもよい衣服を着用するなどの対策が必要だ。

キッチン用と衣料用など用途で正しく使い分ける

漂白剤は「キッチン用」と「衣服用」に分かれる。同じ漂白剤でも配合されている成分が異なるので、違う用途に使うと効果が発揮できない可能性があるだろう。専用の漂白剤をそれぞれ用意して、上手に使い分けてほしい。

5. 還元系漂白剤の特徴や使い方も知っておこう

漂白剤とタオル
塩素系と酸素系のほかに「還元系漂白剤」というタイプの漂白剤がある。落とせる汚れが違うので、特徴と使い方を学んでおこう。

還元系漂白剤とは?

漂白剤は「酸化型漂白剤」や「還元型漂白剤」に分類が可能だ。上記で紹介した塩素系漂白剤と酸素系漂白剤は酸化型漂白剤、還元系漂白剤は還元型漂白剤にあたる。酸化型は酸素と結びつけて色素を除去するのに対して、還元型は酸素を奪い取って色素を除去する仕組みだ。
漂白の方法が異なるため、塩素系や酸素系で落ちない黄ばみや汚れに効果を発揮。主に鉄サビや赤土、塩素系漂白剤による変色に使用する。なお、還元系漂白剤は白物衣類専用で、色柄物には使用できないので注意しよう。

還元系漂白剤の使い方

  • 洗い桶にぬるま湯(40度)を入れて還元系漂白剤を混ぜる
  • 衣類を浸して30分~2時間つけおきする
  • キレイな水で入念にすすいだら陰干しする

6. 漂白剤を使いこなして洗濯スキルに磨きをかけよう

洗濯物
漂白剤は、洗剤で落ちない汚れやシミに効果的だ。上手に使いこなせば洗濯スキルアップにつながる。まずは塩素系漂白剤と酸素系漂白剤の違いをチェックしよう。
白物の頑固な汚れには塩素系漂白剤、色柄物には酸素系漂白剤というように、上手に使い分けることが重要だ。「洗濯機」や「つけおき」といった2つの使い方ができるので、汚れの状態にあわせて適した方法を選んでほしい。

結論

漂白剤は、塩素系漂白剤と酸素系漂白剤に分かれる。それぞれの特徴と使い方をチェックしておこう。洗濯表示を確認する、漂白剤同士を混ぜないなどの注意点も確認してほしい。また、塩素系や酸素系で落ちない鉄サビや赤土には、還元系漂白剤が有効だ。こちらの特徴や使い方も紹介したのであわせて覚えておこう。
(参考文献)
※1出典:消費者庁「洗濯表示(平成28年11月30日まで)」
※2出典:消費者庁「洗濯表示(平成28年12月1日以降)」
  • 更新日:

    2021年11月26日

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