目次
- 1. 失敗しないトイレの壁紙の選び方
- 2. トイレの壁紙におすすめの機能
- 3. トイレの壁紙の張り替え費用相場
- 4. トイレの壁紙のDIYアイデア
- 5. トイレの壁紙の掃除方法
- 6. オシャレなトイレは壁紙にこだわっている
1. 失敗しないトイレの壁紙の選び方

トイレの壁紙を選ぶときのポイントを紹介する。失敗しないために、選び方をチェックしておこう。
色を選ぶときのポイント
トイレはほかの部屋と比較して狭いため、派手な色を選ぶと圧迫感を感じやすい。原色を避けて、パステルカラーや淡い色を選ぶと清潔感のある落ち着いた空間になるだろう。床の色との相性も重要なポイントだ。ただし、真っ白な壁紙は汚れが目立つため、気になる人は避けたほうがいい。
柄を選ぶときのポイント
柄が小さい壁紙を選ぶのがポイントだ。大きな柄は空間を狭く見せるので、トイレには適していない。そのうえ継ぎ目で柄が途切れやすく、不格好な印象になる可能性がある。派手な柄の壁紙は雑多な印象になりやすいので、失敗しやすい。
オシャレなトイレにしたいときのポイント
デザインクロス、木目、タイルなど、オシャレなデザインの壁紙を選ぼう。一部だけ違う色の壁紙を貼る「アクセントクロス」を取り入れるのもおすすめだ。周りにシンプルな壁紙を張り、一面だけ濃い色や派手な柄にすればメリハリが生まれる。
2. トイレの壁紙におすすめの機能

トイレを快適に保ちたいなら機能性壁紙がおすすめだ。トイレに適した3つの機能を紹介する。
汚れ防止機能
汚れ防止機能付きの壁紙を選べば、掃除の手間を軽減できる。ラミネート加工のコーティングで水分が浸透しにくくなるため、汚れても水拭きするだけでOKだ。汚れによる変色や黄ばみを防ぐことにもつながる。
消臭・抗菌機能
消臭・抗菌機能がついた壁紙なら、トイレの嫌なにおいを抑えることが可能だ。においの元である尿の成分(アンモニア)を分解・吸収する。通常だと消臭・抗菌機能は5~10年程度でなくなるが、光触媒で消臭するタイプの壁紙なら半永久的だ。
吸放湿・カビ防止機能
トイレには湿気がたまりやすく、結露やカビが発生しやすい。吸放湿機能があれば余分な湿気を吸収して乾燥したときに放出するので、ちょうどよい湿度を保てる。
窓や換気扇がないトイレはとくに湿度が高くなりやすいので、対策として取り入れよう。カビ予防には、カビ防止機能付きの壁紙を活用してほしい。
3. トイレの壁紙の張り替え費用相場

トイレの壁紙を張り替えるときに気になるのが費用だ。リフォーム会社とDIYに分けて相場を解説しよう。
リフォーム会社に依頼したときの費用相場
リフォーム会社に依頼するなら、費用相場は2万5千~4万円になる。輸入壁紙や機能性壁紙は一般的な壁紙と比較して5千円くらい割高。一面だけをアクセントクロスに張り替える場合は、1万円が目安になるだろう。リフォーム会社や条件によって値段は異なるので、複数の見積もりをとるといい。
DIYしたときの費用相場
トイレの壁紙をDIYする場合、5千~1万円が費用相場だ。通常の広さなら5千円、広いトイレは1万円を目安にすればわかりやすい。施工用の道具とDIY用壁紙はホームセンターなどで購入しよう。ちなみに、リフォーム会社に依頼すると半日から1日で終わるが、DIYだと数日ほどかかる。
4. トイレの壁紙のDIYアイデア

自分でトイレの壁紙を張り替える以外にも、手軽にDIYする方法がある。3つのDIYアイデアを紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。
リメイクシートを貼る
100均でも購入できるリメイクシートを使ったDIYアイデアだ。デザインがとても豊富なので、自分の好みにあった空間が作れる。壁とあわせて床にリメイクシートを張り、トータルでコーディネートしてもいい。
タイルを貼る
トイレの壁紙にタイルを貼り付ければオシャレな空間になる。シックな色で統一したり、複数の色のタイルでカラフルに仕上げたりと、さまざまな表現が可能だ。小さくて軽いタイルなら、両面テープで手軽に貼り付けられる。
マスキングテープを貼る
張って剥がせるマスキングテープで、トイレの壁紙をデコレーションしよう。上下に分けるように、横にグルリと貼り付けるとオシャレ。ストライプやチェックなど、マスキングテープで柄を作るのもおすすめだ。
5. トイレの壁紙の掃除方法

トイレの壁紙は汚れやすいので定期的に掃除をしたい。掃除の方法と注意点を解説する。
日々の基本的な掃除方法
尿など汚れを放置すると黄ばみになるので、シートタイプのクリーナーで小まめに拭き取ろう。上から下に向かって掃除するのがポイントだ。床との間はとくに汚れがたまりやすいので、念入りに拭き取ってほしい。
黄ばみやにおいが気になるときの掃除方法
黄ばみやにおいの掃除にはクエン酸スプレーがおすすめだ。まずは水(200ml)とクエン酸(小さじ1)をスプレーボトルに入れて混ぜる。あとは壁紙に吹きかけて、雑巾やトイレットペーパーで拭き取ろう。
トイレの壁紙掃除の注意点
壁紙を傷めないようこすりすぎに注意する。ビニールクロス以外の壁紙は水拭きができないので、素材を確認しておこう。湿気を好むカビが発生している場合も水拭きはNGだ。
酸性洗剤や酢、クエン酸と塩素系漂白剤を混ぜると毒ガスが発生する。複数の洗剤を一緒に使わないようにしよう。カビ掃除に塩素系のカビ取り剤を使うと壁紙が痛むので、非塩素系のカビ取り剤や消毒用アルコールを用意してほしい。
6. オシャレなトイレは壁紙にこだわっている

オシャレなトイレを実現したいなら壁紙にこだわろう。色や柄で空間の印象が大きく変わるので選び方が重要だ。色はパステルカラーや淡い色、柄は小さめにすると圧迫感を感じにくい。派手な色や柄を取り入れたいなら、アクセントクロスがおすすめだ。実際に張り替えたときにどうなるのか、イメージをつかんでから壁紙を決めよう。
結論
1日に何度も使用するトイレは、落ち着ける空間にしたい。壁紙選びで失敗しないために、あらかじめ選び方をチェックしておこう。汚れ防止や消臭・抗菌、吸放湿・カビ防止など機能性も重要だ。より手軽に壁紙をアレンジしたいならDIYに挑戦してもいい。リメイクシートやタイル、マスキングテープなど、手軽に使えるアイテムを上手に活用しよう。