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お風呂の排水口

お風呂の排水口の掃除方法!ヌメリやにおい、つまりを防ぐ方法も紹介

投稿者:ライター 西村七海 (にしむらななみ)

鉛筆アイコン 2021年12月12日

お風呂の中でも、排水口はとくに汚れが溜まりやすい場所だ。放置していると、ヌメリや嫌なにおい、つまりなどのトラブルにつながるおそれがある。そこで今回は、排水口の汚れの原因や効果的な掃除方法、予防について解説していく。

  

1. お風呂の排水口が汚れる原因とは?

お風呂の排水口
お風呂の排水口を掃除するには、まず汚れの原因を知ることが重要だ。ここでは、排水口の汚れの原因について詳しく解説する。

お風呂の排水口に溜まる汚れ

お風呂の排水口の汚れは、髪の毛や皮脂汚れ、石けんカス、カビが主な原因だ。抜けた髪の毛が排水口に溜まると流れが悪くなるうえ、そのほかの汚れもつまっている髪の毛に付着しやすくなってしまう。排水口にヌメヌメとした汚れが溜まっていれば、それは人の身体から出る皮脂や垢である。
白色で細かい汚れは、石けんカスの汚れだ。最初は細かい石けんカス汚れでも、放置していると徐々に大きな塊となり、排水口のつまりの原因となる。さらに、石けんカスが皮脂汚れと混ざることによって、よりヌメリを進行させることになってしまう。また、カビは高温多湿を好む。お風呂に栄養分となる汚れが溜まっていると、カビが生息するには絶好の環境となるのだ。

2. お風呂の排水口の基本的な掃除方法

お風呂の排水口
お風呂の排水口の汚れの原因がわかったところで、まずは洗剤を使用した排水口の基本的な掃除方法を解説しよう。

用意するもの

  • ゴム手袋
  • 歯ブラシ
  • スポンジ
  • お風呂用中性洗剤
お風呂用中性洗剤だけの掃除では落ちない頑固な汚れには、カビキラーなどの塩素系漂白剤を使用するとより効果的だろう。塩素系漂白剤を使用する場合は、上記のアイテムに加え、マスクも用意しておくと安心だ。

掃除方法

  • 排水口の蓋を外し、目皿や受け皿などの周囲の部品を取り外す
  • 排水口内部や、取り外した部品に付着した髪の毛などのゴミを歯ブラシで取り除く
  • 歯ブラシやスポンジに洗剤をつけて部品と排水口内部の汚れをこすり落とす
  • 洗い流す
  • 部品を元に戻して完了
安全のため、ゴム手袋を着用してから作業を行おう。上記の方法では落ちない頑固な汚れには、塩素系漂白剤を使った掃除が効果的だ。取り外した部品に塩素系漂白剤を吹きかけて2~3分おく。洗い流してから部品を元に戻せば完了だ。換気をしながら作業をしよう。

3. お風呂の排水口の奥まで掃除する方法

クエン酸と重曹
お風呂の排水口掃除をしてもにおいやつまりが取れない場合は、排水口の奥まで掃除する必要がある。

重曹とクエン酸を使う

  • 蓋付きのボトルにクエン酸小さじ1/2と水100mlを入れてよく振り混ぜ、クエン酸水を作る
  • お風呂の排水口に重曹大さじ8をふりかけ、上から「1」のクエン酸水を流し入れる
  • 発泡して汚れが浮き出てくるまで30分ほど放置する
  • 水を流して完了

パイプクリーナーを使う

  • お風呂の排水口の蓋や部品を取り外す
  • 排水口に規定の量のパイプクリーナーを流し入れる
  • 15~30分ほど放置する
  • 洗面器などにためた水で勢いよく洗い流して完了
パイプクリーナーを使った掃除方法は、お風呂の浴槽の排水口にも効果的だ。浴槽の排水口も、洗い場の排水口と同様に汚れが溜まり、つまることがある。上記の方法で掃除をしてみよう。また、パイプクリーナーは塩素系の洗剤であるため、熱湯を使うと有害なガスが発生するおそれがある。使用する場合は裏のラベルをよく読み、取り扱いには十分注意して掃除しよう。

排水トラップの掃除方法は?

排水トラップとは、お風呂の排水口の蓋の下に設置されているパーツだ。排水トラップに常に一定の水を溜めることで、お風呂の排水口から下水の悪臭が上がってくるのを防ぐ役割がある。排水トラップの水はけが悪いと、水があふれだしてしまう可能性もあるため、定期的な掃除が大切だ。
まずはお風呂の排水口の蓋や部品を外し、排水口内部に付着した髪の毛などのゴミを取り除こう。それから歯ブラシやブラシで汚れをこすり落とすことで、掃除ができる。絡まった髪の毛には、ピンセットを使うと取り除きやすい。

4. お風呂の排水口の「におい」や「つまり」を防ぐ方法

お風呂の排水口
においやつまりとは無縁の清潔なお風呂を保つためには、日々の予防が重要となってくる。ここでは、予防に効果的な2つのアイテムについて解説しよう。

排水口用のネットを取り付ける

お風呂の排水口に排水口用のネットを取り付ければ、抜け毛や汚れをキャッチしてくれる。こまめに交換すれば、においやつまり防止に効果的だ。また、抜け毛などのゴミや汚れに直接触れたくない場合にも、ネットごと簡単に捨てられるため衛生的である。

ヘアキャッチャーを取り付ける

水流を利用して抜け毛をまとめてくれるヘアキャッチャーを使用し、においやつまりを予防する方法もある。シールタイプやプラスチックタイプなどの種類があるため、自宅のお風呂の排水口に合った、使いやすいヘアキャッチャーを探してみよう。

5. お風呂の排水口を掃除する頻度は?

お風呂の排水口
お風呂の排水口の理想的な掃除頻度は、抜け毛やネットを捨てるだけなどの簡単なものであれば毎日行うのがベストだ。毎日が難しい場合は、2~3日に1回行うことで、お風呂の排水口のにおいやつまりの原因となる汚れを予防できる。
排水口の部品を外して徹底的にお風呂掃除をする場合は、半月に1回が目安だ。ただし月に1回程度でよいなど、プロの中でも意見が分かれる。そのため、時間や汚れの許容範囲を考え、自分に合った頻度で行おう。

6. お風呂の排水口は日々のこまめな掃除がポイント

お風呂の排水口
お風呂の排水口は、排水口ネットやヘアキャッチャーなどのアイテムをうまく活用して、こまめに効率よく掃除しよう。日々の生活でこまめに掃除をしていれば、頑固な汚れにならず、お風呂の気になるにおいやつまりも防ぐことができる。そして定期的にしっかりとした排水口掃除を行えば、常に清潔なお風呂を保つことができるだろう。

結論

放置していると、蓋を開けることさえためらってしまうお風呂の排水口。まずは汚れの原因を知り、適切な掃除と予防を行っていこう。こまめに掃除をすれば、いつでも気持ちよく入浴ができるはずだ。お風呂の排水口の掃除について知りたいときは、ぜひ当記事を参考にしてほしい。
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  • 更新日:

    2021年12月12日

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