目次
- 1. 換気扇の油汚れを放置するとどうなる?
- 2. 換気扇のファンの外し方
- 3. 換気扇の掃除の仕方 | フィルター編
- 4. 換気扇の掃除の仕方 | ファン編
- 5. 換気扇の掃除をプロに依頼するメリット
- 6. 換気扇の掃除頻度を減らすコツ
- まず換気扇の電源を切り、誤作動を防ぐためにプラグも抜いておく。
- レンジフードなどのカバーを取り外す。留め具を外す、横にスライドするなどの動作で外れるものが多い。
- カバーの内側にはフィルターがあるので、ネジを回すなどして外す。
- ここまで外すと、ファンの周囲を覆う円形の「ベルマウス」というパーツが見えるだろう。ベルマウスを止めているネジを手で回して外そう。
- ファンが落ちないように押さえながら中央にあるネジを外したら、内側のファンごと外そう。
- まず換気扇の電源を切り、誤作動を防ぐためにプラグも抜いておく。
- 外側にフィルターがある場合、フィルターを外す。
- ファンを押さえながら中央のキャップを回して外すと、プロペラファンが取れる。
- パネルとパネルの下にある油だまりも外しておく。
- 外した換気扇のフィルターをシンクに置き、汚れた面に掃除用洗剤をしっかり吹きかけ、5~10分ほど放置する。
- フィルターの汚れを水で流しながら、スポンジでこすって洗う。
- 乾燥させ、元の位置につけ直して完了だ。
- 新聞紙などを広げた上に外した換気扇を置き、汚れに重曹を直接かけて3時間ほど放置する。手でなじませ、全体的に重曹を密着させるのがポイントだ。
- ティッシュや布類で汚れをこすり、重曹を落としていく。
- 仕上げにフィルターをすすぎ、残った油汚れはスポンジでこすって落とす。
- 乾燥させ、元の位置につけ直して完了だ。
- スプレーボトルに200mlほどの水と小さじ1ほどのセスキ炭酸ソーダを入れ、よく振って溶かす。
- 外した換気扇のフィルターをシンクに置き、セスキ炭酸ソーダ水を吹きかけ、5~10分ほど放置する。
- フィルターの汚れを水で流しながら、スポンジでこすって洗う。セスキ炭酸ソーダ水を含ませた布類で、換気扇本体を拭き掃除するのもよい。
- 乾燥させ、元の位置につけ直して完了だ。
- 1Lの水に重曹かセスキ炭酸ソーダを大さじ3杯溶かした洗浄液を沸騰させ、10分ほど放置してやや冷ましておく。
- 外したシロッコファンとネジ類をゴミ袋やバケツにまとめ、手順1で作った洗浄液を入れて1~2時間ほど浸け置きする。
- ファンとネジ類を取り出し、スポンジや歯ブラシなどでこすり洗いを行う。
- キレイなお湯ですすぎ、乾燥させて元の位置につけ直したら完了だ。
- ゴミ袋やバケツにお湯を張り、1Lに対して付属のスプーン1杯分のオキシクリーンを溶かす。
- 外したプロペラファンをゴミ袋やバケツに入れ、1~2時間ほど浸け置きする。
- ファンを取り出し、スポンジや歯ブラシなどでこすり洗いを行う。
- キレイなお湯ですすぎ、乾燥させて元の位置につけ直したら完了だ。
1. 換気扇の油汚れを放置するとどうなる?

キッチンの換気扇には、料理中に跳ねた油や、水分・塩分を含む汚れなどが付着しやすい。そして換気扇の油汚れを掃除せずに放置すると、ファンが汚れて空気が循環しにくくなり、換気の効率が落ちやすくなる。また、汚れをエサとしてカビや雑菌が繁殖する、電気代が上がるなどのデメリットもある。
換気扇の掃除の頻度
キッチンの換気扇は、半年から1年に1回の頻度を目安に掃除するのが望ましい。汚れがたまる前に手入れすることで掃除自体が楽になり、キレイな状態を保ちやすくなる。湿気がたまりやすい梅雨明けに1回、年末の大掃除のタイミングで1回というように、掃除の時期を決めると取り組みやすくなるだろう。
2. 換気扇のファンの外し方

換気扇のファンは「シロッコファン」と「プロペラファン」の2種類に分けられる。ファンの種類によって外し方が異なるため、それぞれ以下の手順を参考に外してほしい。
シロッコファンの外し方
レンジフードやフィルターを外すと奥に見える筒状のファンが、シロッコファンと呼ばれるものだ。シロッコファンの外し方は以下の通りだ。
プロペラファンの外し方
プロペラファンはカバーがついておらず、ファンの部分がむき出しになっているタイプを指す。プロペラファンの外し方はシロッコファンに比べて簡単だ。
3. 換気扇の掃除の仕方 | フィルター編
.jpeg)
ここからは、換気扇のフィルター掃除の仕方を見ていこう。洗剤や重曹、セスキ炭酸ソーダを使った掃除方法を紹介するので、ご家庭にある道具でトライしてほしい。
洗剤を使った掃除方法
キッチンの掃除用洗剤を使った方法はとくに簡単なので、換気扇掃除に慣れていない方でも挑戦しやすいだろう。
重曹を使った掃除方法
ご家庭に粉末の重曹があるなら、重曹を活用する方法もよい。重曹は油を分解する性質があるため、油汚れが付着した換気扇のフィルターに効果的だ。
セスキ炭酸ソーダを使った掃除方法
セスキ炭酸ソーダを水に溶かしてスプレーにする方法もおすすめだ。重曹と同じくアルカリ性のセスキ炭酸ソーダは、油汚れに効果が期待できる。
4. 換気扇の掃除の仕方 | ファン編

換気扇のメインパーツであるファンもしっかり掃除しよう。掃除の仕方は、ファンの種類に応じて以下の手順を参考にしてほしい。
シロッコファンの掃除方法
シロッコファンの掃除は、重曹かセスキ炭酸ソーダ、ゴミ袋やバケツ、スポンジやいらない歯ブラシなどを使った方法で行おう。
プロペラファンの掃除方法
プロペラファンの掃除は、酸素系漂白剤のオキシクリーンを使った方法がおすすめだ。オキシクリーンのほか、ゴミ袋やバケツ、スポンジやいらない歯ブラシなどを用意しよう。
5. 換気扇の掃除をプロに依頼するメリット

換気扇の汚れがひどくて手に負えない、自分で掃除する時間がないなどの場合は、プロの掃除業者に依頼するのも1つの手だ。素人ではフィルターやファンしか掃除できないが、プロであれば換気扇の奥までしっかり洗浄してくれる。換気扇の油汚れやホコリがすっきりキレイに落ちるため、換気能力も向上するだろう。
業者に依頼した場合の料金相場
換気扇の掃除を業者に依頼した場合の料金は、レンジフードなどがついているシロッコファンで11,000~15,000円前後、プロペラファンで7,000~10,000円前後が目安だ。
6. 換気扇の掃除頻度を減らすコツ

キッチンの換気扇がひどく汚れると、掃除に手間がかかり大変だ。掃除の頻度を減らすためには、換気扇ができるだけ汚れないよう使い方を工夫するとよい。
換気扇の汚れを減らすコツは、レンジフード用のフィルターを使うことだ。換気扇の手前にフィルターをつけることで、汚れがフィルターにキャッチされて換気扇に付着しにくくなる。レンジフード用のフィルターは100均でも売っているので、気軽に取り付けやすいだろう。
結論
換気扇の掃除は、半年か1年に1回ほどの頻度で行うのがベストだ。汚れをためると換気能力が下がるなどさまざまなデメリットがあるため、しっかり掃除して換気扇をキレイに保とう。掃除の手間を減らすためにも、日頃からレンジフード用のフィルターを活用するのがおすすめだ。