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おしゃれ着洗いとは?普通の洗濯との違いや正しい洗濯方法を解説

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2022年1月 9日

デリケートな衣服は「おしゃれ着洗い」で洗濯しよう。通常の洗濯よりも優しく洗うことで、素材が傷みにくくなる。この記事ではおしゃれ着洗いのやり方を、洗濯機と手洗いに分けて解説する。通常の洗濯との違いや洗濯表示の見方、干し方のコツと併せてまとめた。

  

1. おしゃれ着洗いとは?

洗濯
おしゃれ着洗いの「おしゃれ着」とは、デリケートな生地を使った衣服を指す。おしゃれ着は通常の方法で洗濯すると、傷んだり縮んだりする可能性がある。つまりおしゃれ着洗いとは、傷みやすい衣服を優しく洗う洗濯方法だ。
たとえば、シルクやレーヨン、カシミヤなどの素材を使った衣服がおしゃれ着に該当する。トラブルを避けるためにも、おしゃれ着洗いで洗濯してほしい。おしゃれ着洗いが必要かどうかは洗濯表示で確認できる。

2. おしゃれ着洗いと普通の洗濯の違い

洗濯洗剤
おしゃれ着洗いと普通の洗濯の、具体的な違いを紹介しよう。使用する洗剤や洗濯機のコースについて解説する。

洗剤の違い

普段の洗濯で使用する洗剤のほとんどが「弱アルカリ性」だ。洗浄力が強く、皮脂や油など酸性の汚れに効果がある。一方でおしゃれ着洗い用の洗剤は「中性」だ。洗浄力は通常の洗剤より劣るが、デリケートな素材を傷めにくい。洗う衣服の素材に合わせて上手に使い分けよう。

洗濯機のコースの違い

洗濯機には優しく洗えるおしゃれ着洗い用のコースが用意されている。「おしゃれ着コース」「ドライコース」「手洗いコース」「おうちクリーニングコース」など、メーカーによって呼び名はさまざまだ。通常の洗濯で利用する標準コースよりも洗濯槽の動きが少なく、弱い流水で洗える。脱水も短時間なので傷んだり型崩れしたりしにくい。

3. おしゃれ着洗いマークの見方

洗濯タグ
おしゃれ着洗いが必要かどうかは、洗濯表示のマークで確認する。平成28年12月1日以降の新表示(※1)なら、桶のマーク(洗濯処理記号)をチェックしよう。バツ印がついていると水洗いができないので、自宅での洗濯は諦めてほしい。
桶マークの下にある横線は洗濯の強さを表す。横線がなかったり、1本だったりすれば通常の方法で洗濯が可能だ。一方で横線が2本あると「非常に弱い洗濯処理ができる」という意味になる。中性洗剤を使用して、おしゃれ着洗い用のコース設定してから洗濯しよう。
また、桶のマークに手がついていれば、「手洗いによる洗濯処理ができる」という意味だ。手洗いが推奨されるが、素材によっては洗濯機のおしゃれ着洗い用コースで洗える。説明書などで確認してから洗濯してほしい。

4. おしゃれ着洗いの正しいやり方

洗濯洗剤
おしゃれ着洗いのやり方を、洗濯機と手洗いに分けて説明しよう。キレイに洗濯するために、正しい方法を学んでおくことが重要だ。

洗濯機の場合

  • 汚れた部分を表にして洗濯ネットに入れる
  • 洗剤投入口におしゃれ着洗い用の中性洗剤を入れる
  • おしゃれ着洗い用のコースに設定する
  • 脱水を30秒以内に設定してスタートボタンを押す
  • 洗濯が終わったらすぐに取り出して干す
洗濯ネットは1枚の衣服につき1枚使用する。柔らかく仕上げたい場合は、柔軟剤投入口に柔軟剤を入れよう。また、おしゃれ着洗い向きの衣服は熱に弱いものが多い。桶マークについている数字は使用できる液温度の上限なので、確認してから洗濯しよう。

手洗いの場合

  • ぬるま湯をためた洗面器におしゃれ着用中性洗剤を入れる
  • 衣服を浸して浮かせたり沈めたりしながら優しく洗う
  • たたんで洗濯ネットに入れたら洗濯機で30秒ほど脱水する
  • キレイな水をためた洗面器に入れて優しく押し洗いする
  • 泡がなくなるまですすいだら洗濯機で30秒ほど脱水する
  • 終わったら洗濯機から取り出して干す
中性洗剤の分量はパッケージの説明で確認しておく。柔軟剤を使いたい場合、最後のすすぎのときに投入して2~3分ほど浸せばOKだ。洗濯機で洗うときと同様に、水の温度には気をつけよう。なお、最後の脱水は大きめのタオルを用意して挟んでもいい。

5. おしゃれ着洗いするときの注意点

シルク
おしゃれ着洗いをするときの注意点を説明する。2つのポイントをチェックすることが、トラブルを防ぐことにつながるだろう。

傷みや色落ちを完全には防げない

おしゃれ着洗いで洗濯しても、傷みや色落ち、縮みは完全に防げない。素材によっては着用できなくなるケースもあるだろう。大事だったり高価だったりする衣服は、クリーニングに出したほうが安心だ。

頑固な汚れは事前に取っておく

優しく洗える中性洗剤やおしゃれ着洗い用コースでは、頑固な汚れが落ちないことがある。予洗いして、落としやすくしておくことが重要だ。シミや汚れに中性洗剤を直接塗布して、軽く叩いてから洗濯しよう。

6. おしゃれ着洗い後の干し方のコツ

ハンガー
生地が傷みやすいおしゃれ着には乾燥機が使えない。おしゃれ着洗いのあとは、自然乾燥でしっかりと乾かそう。濡れたまま放置するとシワになるので、脱水したあとはすぐに取り出して干す。
おしゃれ着洗い後の干し方は、基本的に「日陰でのつり干し乾燥」でいいだろう。詳しい方法は洗濯表示の「自然乾燥処理の記号」で確認できる(※1)。おしゃれ着洗いをしたあと、窓を開けて風通しをよくした室内で干すのがおすすめだ。
ただし、ニットなど伸びやすい衣服の場合、吊り干しにすると型崩れしやすい。こういった衣服には平な状態で干す「平干し」が適している。ピンチハンガーの上に乗せたり、2本のハンガーにかけたりして乾燥させよう。

結論

デリケートな素材の衣服はおしゃれ着洗いで洗濯する。まずは洗濯表示で適した洗濯方法をチェック。桶のマークの下に線が2本あったり、手のマークがあったりすれば、おしゃれ着洗いで洗濯してほしい。中性洗剤を使用する、優しく洗えるコースを洗濯するなど、基本的な方法を確認しておこう。注意点や干し方のコツも紹介したので、毎日の洗濯にぜひ役立ててほしい。
(参考文献)
※1:消費者庁「洗濯表示(平成 28年12月1日以降)」
  • 更新日:

    2022年1月 9日

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