目次
- 1. 敷布団は洗濯が必要
- 2. 敷布団をコインランドリーで洗濯するメリット
- 3. 敷布団を洗濯する前の注意点
- 4. コインランドリーでの敷布団の洗濯方法
- 5. 自宅での敷布団の洗濯方法
- 6. 洗濯後の敷布団の乾かし方
- 7. 洗濯後の敷布団を清潔に保つコツ
- 敷布団を折りたたむ
- 洗濯機に入れたらコースを設定してスタート
- 終わったら乾燥機に移す
- 10分ほどしたら取り出して裏返す
- 再度乾燥させたら10分くらいで取り出す
- 布団が乾燥するまで4~5の手順を繰り返す
- 浴槽にぬるま湯をためる
- おしゃれ着用の中性洗剤を混ぜる
- 布団を浸したら足で踏んで洗う
- 水を抜いたら踏んで水気を切る
- 泡がでなくなるまでシャワーですすぐ
- 水をためたら柔軟剤を混ぜる
- 栓を抜いたら足で踏んで水気を切りシャワーで軽くすすぐ
- 浴槽のフチに敷布団をかけて水気を切る
1. 敷布団は洗濯が必要

人は就寝中にコップ1杯の汗をかくとされている。敷布団にカバーやシーツをかけていても、すべての汗や汚れを防ぐのは難しい。さらに敷布団が湿気をため込むと、ダニやカビが発生しやすい環境になる。アレルギーなどの原因になるため、洗濯をして清潔に保つことが重要だ。
敷布団を洗濯する頻度は?
天日干しや布団乾燥機で手入れをしても、ダニや汗の蓄積は完全に防げない。半年に1回ほど洗濯するのが清潔に保つポイントだ。冬と夏で敷布団を入れ替える場合は、シーズン後に洗濯するのがおすすめ。清潔な状態で収納することで、雑菌やカビの繁殖を予防できる。
2. 敷布団をコインランドリーで洗濯するメリット

敷布団の洗濯にはコインランドリーが便利だ。3つのメリットを紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。
丸洗いできる
敷布団は厚みと重さがあり、自宅の洗濯機だと容量が足りない可能性がある。コインランドリーは大型の洗濯機が揃っているため、大きな敷布団を丸洗いすることが可能だ。
業者並みの洗浄パワー
コインランドリーの業務用洗濯機は洗浄力が高い。汗や皮脂はもちろん、ダニなどのアレルゲンもスッキリと除去できる。内部に入り込んだ汚れまでキレイになるため、清潔な状態で使用できるだろう。
乾燥能力が高い
家庭用の洗濯乾燥機は、洗濯容量より乾燥容量が少なくなる。大型の洗濯機で洗濯しても、乾燥はできないケースがほとんどだ。敷布団は厚さがあるため、自然乾燥させると乾くまで何日もかかってしまう。
コインランドリーは敷布団に使える大型の乾燥機を備えている。短時間で終わるため手間がかからず、中までしっかりと乾くのが魅力だ。洗濯したその日にフワフワの柔らかい布団で就寝できる。
3. 敷布団を洗濯する前の注意点

敷布団を洗濯するときの注意点を紹介しよう。失敗しないために、「洗濯表示」「素材」「形」を確認しておくことが重要だ。
洗濯表示を確認する
まずは洗濯表示(※1)の「桶のマーク(洗濯処理記号)」を確認する。桶のマークにバツ印がついていれば洗濯は不可だ。桶マークに手がついていたら浴槽などで手洗いしよう。何もついていないなら、自宅の洗濯機やコインランドリーで洗濯ができる。
素材を確認する
洗濯表示とあわせて素材を確認しておくと安心だ。一般的に「ポリエステル」や「羽毛」は洗濯しても問題ない。一方で「ウール」「真綿」は縮む可能性があるので注意。「ウレタン」「キャメル」の洗濯はできない。
また、「シルク」など外側に洗えない素材を使っているケースもある。「エアファイバー」のように、洗濯ができても乾燥が不可なケースもあるので、やはり洗濯表示で確認したほうが安心だ。
形を確認する
キルティング加工がされている敷布団は洗濯に向いている。キルティングとは生地の間に中綿を挟んでミシン縫いをした加工で、中身がズレにくいのが特徴。それ以外の敷布団でもヒモやバンドで縛ることでズレにくくなるが、完全に防ぐのは難しい。
4. コインランドリーでの敷布団の洗濯方法

詳しい方法は店舗によって違うので、あらかじめ説明を確認しておこう。キルティング加工がされていない敷布団には、保護ネットやバンドを使用してほしい。
洗濯にかかる費用の相場
コインランドリーで敷布団を洗濯したときの費用相場は、500~1,000円ほどだ。乾燥も同様に500~1,000円が相場なので、トータルだと1,000~2,000円くらいになる。ちなみに、かかる時間は洗濯が1時間、乾燥に1時間くらいを想定しておこう。
5. 自宅での敷布団の洗濯方法
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敷布団は自宅で洗濯できるのだろうか。洗濯機と手洗いに分けて解説する。
敷布団は洗濯機で洗える?
敷布団は大きくて厚みもあるので、自宅の洗濯機だと容量が足りないケースがほとんどだ。無理やり詰め込んでも、洗剤が行き渡らず汚れが落ちない可能性がある。敷布団が無理なく洗える大型の洗濯機がない場合は、手洗いするかコインランドリーを利用しよう。
自宅で敷布団を洗う方法
6. 洗濯後の敷布団の乾かし方

敷布団が湿ったままだと傷んだりにおいが発生したりするので、早めに乾燥させることが重要だ。天気がいい日に敷布団を2日ほど天日干しをする。天気予報をチェックして、晴れの日が続くときに洗濯するのがおすすめだ。
物干し竿2本にまたがせてM字になるように干せば、真ん中に風が通るので乾きやすい。裏返したり移動させたりして、全体に日が当たるようにするのがポイントだ。乾いたあとの最後の仕上げに、扇風機や布団乾燥機を使って乾燥させてもいい。
また、浴室暖房乾燥機を使って敷布団を乾かす方法もある。湿った重い布団を移動させる必要がなく、悪天候の日でも乾かせるのが魅力だ。あまり動かさなくていいので、生地を傷めたり型崩れしたりしにくいだろう。
7. 洗濯後の敷布団を清潔に保つコツ

洗濯したあとの敷布団はなるべく清潔に保ちたい。効果的な3つのコツを紹介する。
シーツやカバーをかける
敷布団にシーツやカバーをつけて、汚れの付着を防ぐ方法だ。こまめに洗濯するのが清潔に保つためのポイント。夏場は1週間に1回、冬は2週間に1回の洗濯を目安にしよう。
敷きパッドを使う
厚みがある敷きパッドを、シーツやカバーとあわせて使用する。シーツやカバーの上から取り付けよう。冷感や発熱など素材はさまざまなので、季節に適したアイテムを選んで活用してほしい。
掃除機をかける
敷布団に掃除機をかければ、ダニやホコリを減らすことが可能だ。ゆっくりと往復させてしっかり吸い取ろう。布団掃除専用のノズルがあるならぜひ活用してほしい。布団専用クリーナーを使えばより効果的だ。
結論
敷布団は洗濯できるものと、できないものに分かれる。まずは洗濯表示や素材、形をチェックしてみよう。自宅の洗濯機は容量が足りない可能性が高いので、コインランドリーを利用するのがおすすめだ。自宅で手洗いするなら浴槽で、足で踏んで洗う。その後は2日間ほどかけて天日干しでしっかりと乾燥させてほしい。洗濯後に清潔に保つコツも紹介したので、こちらもあわせてチェックしよう。
(参考文献)
※1:消費者庁「洗濯表示(平成 28年12月1日以降)」