目次
- 1. タイヤの収納は屋外?それとも屋内?
- 2. タイヤの収納に適した場所
- 3. タイヤの収納に便利なアイテム
- 4. タイヤの正しい収納方法 | 置き方編
- 5. タイヤの正しい収納方法 | 保管場所編
- 6. 収納前のタイヤのお手入れ方法
1. タイヤの収納は屋外?それとも屋内?

タイヤの収納は、必ずしも屋内でなければいけないということはなく、屋外でもタイヤが劣化しないように対策すればよい。ただし、タイヤを裸のまま収納すると、表面のヒビ割れやゴム部分の腐食といったトラブルにつながる。収納庫に入れる、またはタイヤカバーを使用するのが望ましい。
2. タイヤの収納に適した場所

タイヤの劣化を防ぐためにも、収納場所は重要なポイントになる。タイヤの収納に適した場所を解説しよう。
直射日光や高温の場所は避ける
直射日光が当たる場所や、高温になる場所にタイヤを収納するのは避けよう。タイヤ表面のヒビ割れや、寿命を縮めてしまうことにつながる。とくにストーブなどの熱が当たるとタイヤのゴム部分が熱分解され、性能の低下を招くため注意してほしい。
雨が当たる場所は避ける
雨が当たる場所にタイヤを保管すると、湿気によりゴム部分が腐食するおそれがある。バーストの原因にもなるため注意が必要だ。
3. タイヤの収納に便利なアイテム
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続いて、タイヤの収納に便利なアイテムを紹介する。保管場所だけでなく、保管状態もタイヤの寿命を左右するためぜひ取り入れてみよう。
タイヤラック
タイヤを横積みすると、下になったタイヤに負荷がかかり、変形するおそれがある。そこで便利なのがタイヤラックだ。2段に縦積みできるタイプや、横積みでも重みによる影響を押さえてくれるタイプなど、さまざまなラックがある。省スペースでもすっきりとタイヤを収納できるのがメリットだ。
タイヤカバー
タイヤを裸のまま収納すると、紫外線や湿気などの影響を受けて劣化するおそれがある。タイヤカバーをかけて、劣化を防ごう。代わりにゴミ袋などをかけている方もいるが、紫外線は防げないため推奨できない。
4. タイヤの正しい収納方法 | 置き方編

続いて、タイヤの収納方法における正しい置き方を解説しよう。
ホイール付きの場合
ホイール付きのタイヤの収納は、横積みが基本だ。縦積みにするとホイールの重みで負荷がかかり、タイヤが変形するおそれがある。ただしタイヤラックを使用する場合は、縦積みにしても重みが1箇所に集中しないため問題はない。
ホイールがない場合
ホイールがないタイヤは、縦積みにしよう。サイドウォールへのダメージを防ぐことができる。縦積みは横積みよりも安定せず場所を取るため、タイヤラックの使用がおすすめだ。
5. タイヤの正しい収納方法 | 保管場所編

タイヤの正しい収納方法において、適した場所があることはすでに解説したとおりだ。そこで、おすすめの保管場所を解説しよう。
ベランダ
物置や庭のようなスペースがないマンションであれば、ベランダがおすすめだ。ただし直置きせず、タイヤラックなどを使って保管するのがよいだろう。また、紫外線によるダメージを防ぐために、タイヤカバーも使用するとよい。
収納庫をDIY
タイヤ収納ができる物置がないときは、収納庫をDIYする方法もある。ホームセンターで販売されているイレクターパイプや角材などを使って、ご家庭に合ったタイヤの収納庫を作ってみよう。
タイヤ保管サービス
タイヤ保管サービスを利用するのもよいだろう。タイヤ保管サービスは、カー用品店やタイヤショップなどが行っているサービス。適切な環境でタイヤを保管してもらえるため、自宅に収納場所がないときにおすすめだ。
トランクルーム
トランクルームをレンタルしてタイヤを保管してもよいだろう。料金はかかるが、自宅にタイヤを収納するスペースがなくても問題なく保管できる。
6. 収納前のタイヤのお手入れ方法

タイヤの収納について解説してきた。なお、タイヤを収納する前にはやっておきたいお手入れがある。ここでは、収納前のタイヤのお手入れ方法を見ていこう。
洗浄して乾燥させる
タイヤにはさまざまな汚れが付着している。汚れの中には化学物質が含まれていることもあり、付着したまま放置するとタイヤが劣化してしまう。収納する前に洗浄して、乾燥させておこう。
溝に挟まっているものを除去する
タイヤの溝には、小石やガラスなどが挟まっている。収納する前に、挟まっているものを除去しておこう。
空気圧を減らす
忘れがちなのが、空気圧の調整だ。タイヤの空気圧が高い状態で収納してしまうと、ゴムを劣化させる。収納前に、タイヤの空気圧を減らしておこう。
結論
タイヤは大きいため、交換後の収納に悩まされることも多い。屋内で正しく保管できればよいが、難しい場合は屋外で劣化させないよう注意して収納しておこう。置き方や場所にもポイントがあるため、タイヤの収納前にぜひ当記事で確認しておいてほしい。